シェイキング・ブレイシング構造って・・・何?

弦をブレイシングに巻き付けて、弦の振動エネルギーをダイレクトに
表板(響板)に伝える構造です。
写真では、裏側で弦がむき出しになってますが、実際はハカランダ製
のガイド(弦が通る溝)を付けて、表から弦を通してブレイシングに
巻き付けてセット出来る様になっています。

シェイキング・ブレイシング構造の効能は・・・?

製作しての結果ですが。
1・驚異的なロング・サスティーンを出力します。
2・弦が長持ちします。(古くなっても、それなりに鳴ります。)
3・ブリッジ近辺のアクシデントが起きにくい。
  (現在、リベラルは10年間弦を張りっぱなしですが問題無しです。)
4・サドル部分で色々な事が出来ます。
  (たぶん、構造自体がサドル的な役割を果たすのかな?と思われます。)

シェイキング・ブレイシング構造の発想の切っ掛けは?

「表板(響板)の剛性を高めて、良い音を出力する方法。」とは?
と言うテーマを長年、色々実験した結果、「通し竿(スルー・ネック)の
ギターは、どうかな?」と言う事で試したら、まずまずの結果でした。
それを、ナイロン弦のギターでやるとしたら、どうしましょ?と言う事
で突然!思い付いたのが、ブレイシングに弦を巻き付けて、響板の中心に
補強材を配置する(センター・ブレイシング構造)でした。
ほとんど、《ヒラメキ》の産物です。
「理論とは、巧く行った事に関しての説明である!」が私の持論です。