●鍵盤との出会い
haru♭が初めて鍵盤に触れたのはおそらく小学校2年 か 3年くらいのときだった。
母親がはじめるということで家に大きなエレクトーンが送られてきた。
母親はそれから3年か4年エレクトーンを習うのだが、なぜか息子に内緒にしていた(-
-;)
それを知ったのは中学に行ってからだった。いまだ、なぜあそこまで秘密を守ったのか
よくわからない。。。ただ、haru♭はエレクトーンを教えてもらうことはなかった。
先生にも、母親にも・・・。ただ、すでに小学2年生のときからBEATLESにはまりだし、
音楽が大好きだったharu♭はその、音のでる鍵盤にやたら興味があった。
母親が演奏しているのを後ろからみたり、ただひたすら自分でいじってみたり
しているうちに徐々に弾けるようになってきた。
楽譜は読めなかったが(結局未だに読めないが。。(笑))4つくらいの左手の
コードをおぼえた。Cなら ソ ド ミ といった感じだ。
たしか両手で最初に弾いた曲は、なんとかの子守唄・・・ バードランドの
ではない(- -;) 松田の子守唄だったか?それはサザンの曲だよなぁ(笑)
たしか 竹田の子守唄だったか・・・?とにかくそんな感じのやつ。
中学に入っても幸い鍵盤は好きだった。徐々に古くなってきたエレクトーンを
ポロポロ弾いていた。するといつのまにか、新しい楽しみ方を身につけた。
ドラゴンクエストのゲーム音楽を、ゲームをやりながらよく聴いているうちに
なんとなくエレクトーンで弾こうと思ったら弾けたのだ!しかも簡単なコードつきで!
これがharu♭にとって初めての「ミミコピ」であった!
haru♭は柔道は強制的に習わされたが(小学2年から5年間 かかさず毎週通った。
やせている割にかなり強く、地方の大会では個人選で優勝やら準優勝をしたものだ)
音楽は習わせてもらっていない。そのためか、やはり絶対音感はない。
(絶対音感とは ド の音を聞いて すぐ ド であることがわかる能力
優れた人になると日常のすべての音の音階がわかるらしい。そんなん
とても疲れてしまう能力だと思うけど・・・(笑))
よく、絶対音感は3歳までに身に付けなかったらその後身に身に付けることは
無理。などと聞くが本当なのだろうか?
ただ、幸いにもジャズにはあまり絶対音感は必要ないようだ。
事実有名なジャズミュージシャン達、 本場の多くのジャズメンが絶対音感を
持っていないのだという。
身近で絶対音感をもっているひとを思い浮かべてほしいが、まず、クラシック10年
20年、子供のときからやってきたような女の子、といったパターンが多いのではないか。
絶対音感がある人は、ある曲を C(ハ長調?)で覚えていて、それをたとえば
音階の違うB♭(?長調)できくと、どうもむずがゆいような感覚になるみたいだ。
音階が違うので、違う曲になってしまう ようなものだろう。
ちなみに、小学2年から音楽に目覚め(といっても偏りまくっているが・・・)
それ以降家にいようが車にいようが、NO MUSIC NO LIFE 無音状態がいやで
たまらないような音狂のharu♭でも未だ絶対音感はないのだ(^^;)
ちなみにジャズで重要なのは、絶対音感ではなく相対音感 だということもある。
ドがド に聞こえる必要はないが次のような能力。
たとえば、ソ を聞いてそれを ド だとみなし、
その音に対する 5度 の音(ド に対し ソ)が レ であることがわかる といった能力。
ちょっとわかりにくいが、ようするに、音程は変わってしまうが、聴いた曲が
弾ける ミミコピできる といった能力 というべきだろうか。
もっと違う言い方をすると、標高何mかはわからないが、高低差はわかる能力(笑)
登山マニアみたいでいいでしょ(笑)
ただ、不思議と、あまりによく聴いてきた曲や、インパクトのあるいい曲
よくピアノで弾いてきた曲だったりすると
絶対音感はないと胸をはるHARUでも違うのがわかったりすることもある。
おそらく LET IT BE が G のkeyで流れたら違和感をもつだろう。
とかいいながら、わかんなかったりして・・・・(笑)
とにかく、今後とも絶対音感はいらないが、より鋭い相対音感を磨いて
いきたいと思う。