マイ フェイバリト ミュージック 1
想像つくとおもうが、haru♭がこれを書き出すと当然ながらきりがない。
haru♭のフェイバリトは、種類でいえば クラブジャズである。
日本でいえば須永辰緒のような、ジャズ、ボサ、ブラジリアンを中心としてあるときは
エレクトロなオシャレな音楽が一番すきだ。最近よくでている、ちょっと軽めのカフェサウンドは
BGMとしてはいいが体の中まで突き刺さることは少ない。
須永辰緒は、渋谷のレコード盤長とよばれるセンスあふれるDJだ。
こんだけ口うるさいharu♭が、「この人のプロデュースなら絶対信頼できる」
と勝手ながら太鼓判を押す数少ない人だ。(ちなみに、あとは イタリアのDJ ニコラコンテ
この人も超おすすめ!ハズレはほとんどないはずだ!)
haru♭の最も好きな分野のクラブジャズに関して語りたいのはやまやまなのだが、
いま、ジャズピアノもう特訓中(?)なので、スタンダードっぽい曲 クラブジャズよりかは
王道系のジャズに嫌でも耳を傾けなければならない(嫌ではないが(笑))
ジャズの演奏の上達のためには、「ひたすら聴く」努力が欠かせない。
haru♭のすきなジャズを示すために、まずはわかりやすく、
「もしharu♭が居酒屋バー経営をしていて店でかけるジャズをCD化しておくと仮定して
心の中で作った仮想アルバム」(長っ!(笑))のジャケットの裏表紙をつくってみたのでここに
載せてみる(初心者の方にharu♭がすすめる いろいろエッセンスをとりいれた
比較的明るめのソング集だ)
ううん(- -;)ばかでかくしないと曲目が読めないので 改めて曲目を下に記そう
1 . You meant for me (Kei Kobayashi)
2 . Desafinado (Ella Fitzgerald)
3 . On a slowboat to China (Kirsten Cambell)
4 . Candy (Lee morgan)
5 . C jam blues (Red Garland)
6 . Summer time (Michel Petrucciani)
7 . Cleopatre's Dream (Masahiro Sayama)
8 . Speed ball (Lee Morgan)
9 . Deep night (Sonny Clark)
10.Mellow dream (Ryou Fukui)
11.To Maya with love (Harold Mabern)
12.Yesterday (Lee Moagan)
ざっと、「セレクテッド バイ haru♭ 居酒屋バーで聴きたいジャズ」だ(笑)
ちなみにジャケット表紙↓
おいおい またそのインチキっぽい部屋かよ(笑)(haru♭のボロアパートを素晴らしい
フォトテクニック(?)でかっこよさそうに撮影したもの(笑))
いやぁ まだあんまデジカメにまともなというか、CDジャケットやデザインを目的
とした画像をおさめていないものでね(- -;)
表紙はどうでもよいが、結構 じゃけっとの裏面の感じは気に入っている。
本当はharu♭の大好きなイタリアのクラブジャズレーベル「SCHEMA」のような
センスあふれる作品を作りたいものだが。。。ちなみに↑のSCHEMAのジャケット見れる
ページ ぜひ見ていただきたい。haru♭はデザイン というものにも強い関心をもっているが、
あまりに洗練されたこのレーベルのデザインにはいつも度肝をぬかれる。
一流の音楽センスをもつこのレーベルは、刺激的で洗練されたジャケットデザインで
視覚をも存分に楽しましてくれる。
ちなみにこのharu♭の仮想アルバムだが、もちろんharu♭の好きなジャズを並べた。
ただ、念頭に置いたことは
・マニアックではなくあくまでジャズ初心者でもなじみやすい曲調
・居酒屋バーということで暗すぎないこと
・「ジャズは古いもの」との偏見を振り払うため、あまり古臭い印象を受けないこと
こんなことである。
あと、一応DJ(エセ)でもあるharu♭としては、曲順もそこそこ考えたつもりだ。
夕方 POPな感じで始まって 9、10曲目でミッドナイトを迎える
そして、周囲が明るくなって、眠いけれど新しい1日がんばるぞ!ということで
11曲目の希望に満ち溢れたピアノトリオを聴いて12曲目で昨日を振り返る(笑)
ちなみに、haru♭はこんな感じで、自己満足用によくCDを作る。最近お気に入りは
フランスのWAGRAMのや日本のCOOLなクラブジャズを集めたCDだ。
夜のおしゃれなラウンジミュージックとしてはかなり良い出来だと勝手に満足している。
そうそう!haru♭のマイフェイバリトミュージック というタイトルだった!
他のページで書いたように、音楽に最初に感動したのは小学校2年の頃聴いた
Beatlesだった。From me to you や I feel fine , Let it be そのあたりを聴いて
Beatlesにぞっこんになった。そもそも母親が元々Beatlesの大ファンでよくかけていた
のをそのころ意識的に聴くようになったのだった。
そして、母親がラジオから録ったテープを良く聴いた。
ビーチボーイズ シュプリームスカーペンターズ、また「宇宙のファンタジー」等単発で、
など、幸運にもメロディアスな音楽に恵まれた。
haru♭の母は4年前に他界してしまったが、彼女は生まれも育ちも東京で、
洋服屋の娘であったためか流行に敏感な人だった。
ファッションはもちろん、音楽も、まだ周囲の人が着始めたり、聴き始める前から
フェイバリトとしてしまうことが多かった。当然Beatlesもいち早くファンになった。
マッシュルームカットを、まだだれも怖くて(?)マネもしてないころにいち早くして、
学校の先生に、「なんだその頭は!」と言われたというほどだ(笑)
とにかく、haru♭が音楽好きになった理由、また習うことは許されなかったものの(笑)
ピアノ好きになった理由はおそらくこの、これまた音楽狂の母親あって であろうから
いまだに感謝してやまない。(生きている頃は喧嘩ばかりだったが(笑))
そんなわけで、Beatlesをひたすら聴きまくったあと、高校になってやっと他の音楽も
少し好きになった。それまで、偉そうにも「Beatles以外haru♭にとって音楽じゃないから
聴きたくもない」などといっていたが、当然大人になり、少しずつ、他の人がいい!と
いう音楽もきかねば!と思うようになり、CDを買ったり借りたりするようになった。
ただ、やはり期待はずれなことが多かった。社会人一年目には、まったく正確の合わない
上司というか先輩が、どうやら音楽好きということがわかり、あるとき音楽の話をしたら、
「BeatlesがすきならXTCを聴くといいよ」などとアドバイスくれたので借りてみたら
ちっとも良くなかった(笑)やはり「合わない人」とはどこまでいっても合わないものだ(笑)
大学時代はいい音楽にたくさん出合った。
すきなミュージシャンのコンテンツで書くことにしたいが、Ben Folds Five などいい例だ
これは比較的親しい友人に薦められたものだ。最近正直いってあまり心に突き刺さる
作品がないのが残念だが、2年ほど前はレインボーホールにライブにも行ってかなり
感動した。ベンのピアノはジャズではないが、haru♭は大きく影響をうけた。
力強くノリのあるピアノ、決して型にはまらないスタイル、刺激的で官能的だ。
まぁ、当の本人 Ben は気さくそうな、髪のうすい白人のアンちゃんって感じだが(笑)
実は、格闘技にあけくれていた大学のころ、haru♭はピアノを人前で弾くことは当然なければ
ジャズにはまったく興味がなかったのだ。
あるとき、サックスをやる友人が
(今ならsaxやるだけでかなりそいつの株UPにつながるのだがそのころは正直 ジャズなど
オタクのやるもの という偏見があったのでなんとも思わなかった)
「haru♭のように音楽好きなら、きっとジャズははまると思うよ。ぜひこれ聴いてみなよ」
といってジョンコルトレーンを渡された。
家に帰って早速聴いてみるものの
「かったり〜〜〜!」(笑)(笑)
としか思わなかった(- -;)
やはり、音楽 TPOとかいうけど それはマクロでもミクロでもいえることのようだ。
「人生の中でいつ聴くか」 も重要なのだろう。
そして皮肉にも(?)25のころ、仕事の営業先から会社に帰る車の中でかかった
コルトレーンの「My Favorite Thing」によってジャズに目覚めてしまうのだから、
わからないものだ(^^;)(ちなみに最近はコルトレーンは好きでなくなってしまったが)
そこから、あるコルトレーンのアルバムをかってきたら 「Softly」がとても
かっこよく、そのピアノを調べたらマッコイタイナーで マッコイのアルバムを買ってきたら
意外と他は分かりにくいピアノだったりして、・・・・・・なんて感じでジャズ核爆発というか
バスガス爆発 というか していったわけだ。
ううん またもタイトルとずれてしまった。。。(- -;)
だれが「haru♭がジャズがすきになった理由」
をかけといったものか!?(笑)まぁ いいか それ サブタイトル(笑)
ちなみに、その後まもなく、夜のラジオ放送で
偶然流れていた ドナルドバードの 「LITTLE ROCK GETAWAY」
という曲を耳にして、なぜか涙を流した。これはジャズで泣いた最初の経験だった。
なんて、切なくさと明るさと交錯したきれいなメロディなんだ!と思った。
haru♭はリーモーガンのキャンディ とならんでこの曲が好きだ。(なぜかどっちも
ラッパのワンホーンだなぁ(^^;))
ちなみにこのラジオ番組は、寺島靖国氏と 故安原顕氏のラジオ番組 (ブルーアンド
センチメンタル)ジャズ喫茶という番組だった。
そのころ浜松市に住んでいたharu♭は、途中からこの放送が浜松のラジオ局FMハローで
うちきりになったのに強い怒りを覚えた。なにが音楽の街だ!?と思った。
あんな、ウイット ユーモア あふれる面白いジャズオヤジのトーク番組を削るなんて。。。
まぁそれだけ、その地域のニーズがないということなのだろうが。。情けない。
メディアがそういう文化を創れよって思うんだけど、だめなんだろうなぁ。。。
ちなみにharu♭はこの番組、またこの2人の大ファンだった。
二人の裏表のない話しっぷりがとても好きだった。かなり度を過ぎた毒舌も
大好きだった。また、この2人の凸凹の関係がたまらなく好きだった。
当然、ジャズにも詳しくなるし、他にもいろんなウンチクが身につく(^^;)
また、2人とも頭が切れる。とても60歳を超えた二人のトークとは思えなかった。
不真面目な話も実に面白くするし、それでいてなぜか最低限の品はある。
数年前、残念ながら安原顕さんが亡くなったのをきき、本当に悲しかった。
好き、嫌いがとにかくはっきりしていて、嫌いな人のことはケチョンケチョンにいう。
考えていることがすぐ口にでてしまい、なかなかうそがつけない(^^;)
浅く広い人間関係は無理そうだが好かれる人からはやたら好かれるようなとこや、
その独得の江戸弁のようなしゃべりが妙にうちの母親と重なって愛着をおぼえて
いた。そういうタイプの人間が意外と早死にしてしまうものなのだろうか・・・・。
さぁ 完全にタイトルから脱線しきってしまったとこで、ひとまずこの章は締めくくろう(笑)
とても戻れる自信がないので・・・・