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kulara

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東京のちょっと怪しい音のHCバンド。まさに一筋縄では行かないそのサウンドは、時に激しく、かと思えばダンサブルに、また時にはアンビエントなまでにユッタリ繰り広げられる変幻自在な音なんです。
って言うかこれをハードコアと言って良いのかどーかもよく判らない・・・も原点はハードコアであっても、いまここに完成された音はKulara自身から溢れ出した彼等による完全なるオリジナリティーの塊であって、世間一般に言われるハードコアとは完全に異質。とにかく変な音楽に興味がある人には是非聴いていただきたい。
2004年1月現在は主な目立った活動はしていないようで、ライブをしているとの話しは聞かない。しかしメンバーの一部はThere is a light that never gose outのメンバーと一緒にプロジェクト的なバンドをしているらしいです。(
as meias

ONeux…KULARA のメンバー数名?とTIALTNGOのネモジュンさん(sax )でこっそり活動してる模様。デモCD-Rもリリースしているらしい。

追記:2005年5月28日。下北沢ERAでKULARAからhununhumに名前を変えて再活動を始めました。


極たまにKularaの貴重な近況報告があります。
http://www.dotlinecircle.com/
Kulara好きな人にオススメバンド
There is a light that never gose out - Mr,bungle - TOOL - とにかく変な音全般



5 pieces songs
NEVER SHOWN FACE

前作のデモテープもあったせいか、発売前から一部のマニアックな人達には待ちに待ってのリーリースとなった微妙にミニなミニアルバム5 pieces songs。内容の方はすこぶる濃いい。
これ・・・本当にHCバンドなんだろうか?デモテープは持ってないんだけど話によればenvy臭いHCをやってたらしい・・・が、もはやその影は薄く、なんて表現したら良いのかボキャブラリーの乏しい俺には表現しがたい・・・。すまん。しかし確実に言えるのは複雑に絡み合う音が聴く者を圧倒する事は間違いないっす。
気が狂ったかのように叫ぶ日本語の歌詞は聞き取ることはできないが言葉以上のエモーショナルを届けてくれる。
しっかしドラムの複雑さと言い、ギターの重ね具合と言い・・・本当に計算して作ってるんだろうけど・・・すごいね。あんたら天才。ハーモにかとかプファーンと鳴らしちゃったりさ。変過ぎて素晴らしいよ。あやしすぎる。
普段普通に生活しててこんなリフ思いつかないよ普通。そんななかでもすこぶる名曲FATE。歌詞も最高です。「笑いながら狂う?それも悪くない。」なんかこれこそがKulara事態をあらわす最高の言葉のような気がするんですよね。彼等の音は何処まで行ってしまうんだろう。楽しみでもあり、恐くもある。



a naked landscape



いきなりこのCDケースは何だよと問いたい。カッコイイ。勢いあまって4枚も買っちゃいました。CD屋さんで見かけるとつい買っちゃうんだもん…音自体は次ぎのフランスからのCDでも聞けるんですけどね。
って事で音なんですけどまた一段と素晴らしく変に進化しております。神です。踊れるHC誕生。反則ですこんなカッコイイ音。
今回収められている曲はBrown KnifeとThe Belt Of Sleep Freezeの2曲。トータル27分。Brown Knifeでは初っ端からギターに合わせてピアノが美しい旋律で炸裂。びびります。前作よりもゆったりした曲調が目立つ中、飛ばす所は白目ひん剥いて飛ばし、また落ちる・・・どこまでも。もはやHCなんて言葉ではこの音は収まらない。むしろHCと呼んでしまっては申し訳ないぐらいのそれとはかけ離れた作品。まるで強いお酒で酔い、気持ち良くなったような感じに「シラフ」の状態で体感させてくれるような音なんです。ボーカルスタイルも前作よりシャウトは鳴りを潜め、まさに「笑いながら狂った」かの如くクラクラした歌いっぷリ。
そしてまた怪しいギターと美しいピアノから始まるBrown KnifeとThe Belt Of Sleep Freeze・・・!いっつも前奏を聞いてて想像してしまうのが「暗い湖に一滴、また一滴とどこからか水滴がこぼれてて、その波紋がどんどん大きくなり、波になり襲い掛かってくる」かのような前奏。ほんと好きなんですよこの曲。もしTOOLのAEnimaの最後の曲"Third Eye"が好きならほぼ100%嵌ります。
前作のクレジットではドラムはkimuraさんがプレイしてるようだが、今作でのクレジットはTsukamotoさんと明記されている。メンバー変わったのかな?



fragmental rememblance a switch of resurrection and my hearing vanished /
断片的な記憶と
再生のスイッチ、
そして壊れた
僕の耳

MOLAIRE INDUSTRIES

どのような経緯でかは謎なんですけどフランスのMOLAIRE INDUSTRIESからのリリースになるディスコグラフィー的作品。そりゃ海外でも見とめられますよ兄貴。音楽に国境や言葉は関係無い。内容は上2つの作品が全部入ってる全7曲。ナイス!
そしてこの芸術的なジャケ。開いてみないとわからないんだけどこの山みたいな絵の上に、透かし紙みたいのが一枚のかっててそこに日本語タイトルが書いてあるんです。もはやベスト盤みたいな、お買い得!って次元での作品ではありませんよ。両方持ってても買うべきです。彼等のひとつの作品です。





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