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Report File No.10
2012.10.31 (水)  @ 名古屋・藤が丘 MUSIC FARM

● DATE / 2012.10.31(水)
● MUSIC FARM 2マン強化月間 ガチンコ 2 マンシリーズ ファイナル
ヒスパニックユニットのガチンコHOLLOR NIGHT ~集え!モンスター共!
- FARMユニット VS ヒステリックパニック症候群 -

【 ACT 】FARMユニット / ヒステリックパニック症候群


この日はハロウィン。
日本では平日だが、こんな日は、いつもとはちょっと違う面白いことが似合うはず。

藤が丘にあるライヴハウス、ミュージック・ファームへ出かけてみた。

2012 年 10 月のミュージック・ファームは、2 マン強化月間を敢行していた。

10 月 末日、だから、ファイナル。だから、2 マンと仮装と鍋。鍋?


その日のミュージック・ファームでは、ドアをくぐると、中から暖かい家庭の匂いがした。

待ち受けていたのは、美味しそうなお鍋。



そして、お鍋を取り囲む仮装した人々。



アットホームで、内輪の人ばかりかと思ったが、
一般の方も複数いらしたそうで、安心した。

美味しいお鍋をひとしきり楽しんだ頃。


20時になったら、前座の人が躍り出てきた。



人を喜ばせるため、ユーロビートにあわせてひとり、
一心不乱に激しく踊る姿は、胸をうつものがあった。


FARMユニット



バンドマンを兼ねる MUSIC FARM のスタッフが、あえて別の楽器パートに挑み、不定期にステージに上がっては、あっという間にステージを終えるという、幻のバンドである。

見る人は何度か見ているに違いない。
が、機会をつかめない人も多い。

店長・榊原氏の華やかな経歴は、以前「サカキバラ祭り」のライヴレポ―トの中でお伝えしたが、現在、榊原氏をステージ上で見ようとすると、この FARM ユニットが頼みの綱だ。

幻のバンド、FARMユニットの初見が 2 マンとは、思いがけない僥倖だった。

ヴォーカルは店長・榊原氏。
2 分とかからない短い曲を、ファンキーでラウドに展開する。

曲がはじまれば全員本気で、さすがに上手い。曲数も多く、圧倒された。

ライヴの途中、突然の余興タイム。

まずは、漫才ユニット「高須クリニック」の登場。



女性は、物まねが上手で、しかもバリエーションが豊富。

男性は、THE CLUTCH のメンバーで、煽りのテンポもよく、
ゲストが大勢やってきたような錯覚におちた。

続いて、大喜利。



ヒステリックパニック症候群のメンバーが答える人で、お題を出すのが榊原店長。

大喜利が終了すると、ライヴの時間に戻った。

モンスターの被り物をとると、楽器隊は、LAST 3 MONTH や Mr.MORNING GO 。



錚々たるメンバーが、榊原店長を鼓舞し、盛り立てながら曲を続けて、ロングセットを完走した。

普段のライヴハウスとは少し違う光景が新鮮だ。


ヒステリックパニック症候群



エモーショナルなギターポップユニットである。
1 曲済んだところで幕引き。

と思ったら、しばらくすると幕があいて、ここからが本番だった。



2 分とかからない短い曲を、ファンキーでラウドに展開する。

当然、ヒステリックパニック症候群は本職パートなので(ただしこの日、ドラムだけはサポート)、パート入れ替え制の FARM ユニットより、断然整っている!!

圧倒された。


面白いことが似合う日は忙しい。

ミュージック・ファームを出たあとは、第 2 ラウンド、栄のタイト・ロープへ向かう。

● DATE / 2012.10.31(水)
● 出張BAR  SUB-EFFECT @ 名古屋・栄 TIGHT ROPE


この日、栄のライヴハウス、タイト・ロープでは、
「 出張BAR SUB-EFFECT 」という仮設店舗が開店していた。

タイト・ロープには、大型スクリーンと複数のモニターが備え付けられているが、
SUB-EFFECT 秘蔵の動画を、複数のモニターとライヴ映えのする音響で、
座って、お酒を飲んだりお話しながら、みんなでまったり鑑賞できる、という場所だ。

オフ会のような、普段のライヴハウスとは少し違う光景が新鮮だ。

2012 年のハロウィンの夜は、濃かった。

平日のライヴハウスもあなどれない。


少々強引だが、平日のライヴハウスがあなどれないつながりで、もうひとつ、レポートを追記しておく。

● DATE / 2012.11.02 (金) @ 名古屋・栄 TIGHT ROPE
● NO-REMORSE Presents 【 DEEP CONNECT vol.85 】

【 ACT 】SPIDER GOAT CANYON(AUS)/ HOTEL WRECKING CITY TRADERS(AUS)/
TERATOVA(香川)/ AMBER VIAL / サクラショック! / DECORATIVE ANIMALS /
濁点 / CROWBOAR / DOMINATION OF TORTURE /



ハロウィンの翌々日、名古屋のベテランイベント「 DEEP CONNECT 」のレア企画、花金オールナイトのフロアライヴが開催された。

「 DEEP CONNECT 」は、上前津にあるメタル基地、エクストリーム・メタル・T シャツ・ショップである「 No - Remorse 」のオーナー、三浦ミッフィー氏が企画する。

三浦氏は、イベントもライヴも、色々な手法を駆使してみんなを楽しませる。

この日はオーストラリアからの来日バンドを 2 バンドも従えた、香川の TERATOVA がやってきた。
この 3 バンドは、1 週間を超える全国ツアー中だった。

オーストラリアから来たバンドは、爆音好きで、歪んだ音マニアのようだった。

出迎える名古屋勢は、スタイリッシュな若手バンドがメイン。

観客も、センスのいい男女が多かった。

セット転換中も本番中も、フロアのすぐそこに演奏する人がいる。

演奏を邪魔をしてはいけないという、緊張感が自然発生的に芽生えたのかもしれない。

ライヴ感がぐっと迫る。なんだか荘厳な雰囲気。

三浦氏が 「 深夜のあの空気はその場にいないとわからない 」 と言っていたが、まさしくその通り。

普段のライヴハウスとは少し違う光景が新鮮だ。



土日でも平日でも、気になったらまず行ってみることが大事だ。

チャンスの神様は、前髪しかない(らしい)。

前髪をつかんで重爆音に浸って、満足したら帰ればいい。


面白い機会はすぐそこに。
続きはWEBで!その続きはライヴ会場で!!

【 LINK 】

■ ヒステリックパニック症候群
http://www.myspace.com/1005018117

■ MUSIC FARM 
http://www.musicfarm.co.jp/


■ SUB-EFFECT
http://sound.jp/sub-effect/

■ TIGHT ROPE
http://www.tight-rope.info/


■ NO-REMORSE
http://www.no-remorse.info


■ SPIDER GOAT CANYON(AUS)
http://www.spidergoatcanyon.com/

■ HOTEL WRECKING CITY TRADERS(AUS)
http://www.myspace.com/hotelwreckingcitytraders

■ TERATOVA(香川)
http://www.facebook.com/Teratova

■ AMBER VIAL
http://www.myspace.com/ambervialjp

■ サクラショック!
http://sakurashock.jimdo.com/

■ 濁点
http://www.youtube.com/watch?v=7VlU9xggAL0

■ CROWBOAR
http://crowboar.bandcamp.com/


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