20公演目:君津市民文化ホール
1999.1.13
〜初めて、君津にやってきた!〜
〈曲目〉
M1:月の輝く夜に,M2:Joy To The Future,M3:今夜だけきっと,M4:屋根にノボって,M5:Going
Back to 1981〜1981年メドレー(シュガーはお年頃,銀座ネオンパラダイス)〜Going Back to 1981,M6:IN MY LIFE(ビートルズ),M7:追憶,M8:ワイン恋物語,M9:木蘭の涙,M10:君に贈るHolly
night,M11:君のために・・・,M12:Sweet Harmony,M13:プラトンの嘆き(ミュージカル「我が退屈な人生」より) ,M14:THANK
YOU,M15:と・つ・ぜ・ん Fall in love,M16:GET CRAZY,EC1:ビキニスタイルのお嬢さん
EC2:Sweet Snow Magic,EC3:Good Times & Bad
Times,EC4:どうして
1月13日、君津市民文化ホールで、本ツアーの20公演目を行った。千葉県では、通常、千葉県文化会館で行うのみであるが、今回は君津市でも行われ、スタレビとしては初めての君津でのコンサートとなった。千葉県文化会館での異常な盛り上がりを知っているため、今回、君津ではどのような感じに仕上がるのか、千葉県文化会館と同じようにお客さんは、盛り上がるのかなどと、思いながら、今回の公演に足を運んだ。
1981年メドレーを演奏する前に、「1981年にはやった曲です。」と根本氏は言い、「セーラー服と機関銃」の冒頭を歌った。私が今まで足を運んだ公演では、ここまでしっかりとした紹介を行っていなかったので、やはり、常に少しづつ形が変わっているようである。また、光田氏のスタレビ内における、キャラクター路線も少しづつ現れつつあるようである。「初めてのコンサート」という話題の中で、光田氏は“五木ひろし”のコンサートと回答するが、今までは、キーボードの前に座ったままであまりおおっぴらに、物まねを披露していなかったが、今回はマイクを片手にステージ前方に出てきて、五木ひろしの物まねを披露した。このまま光田氏は、お笑い系のキャラで進んで行くのだろうか。
「ワイン恋物語」では、トラブルが発生した。ベースの音が出なかったのだ。メンバーも、ベースの柿沼氏をちらちら見つつ、柿沼氏は音が出ないものの、ベースを弾きつづけるという、事態が発生したのだ。その後は、音が出たが、珍しい光景を見た。
アンコールでは、相変わらず、光田氏のくねくね振付けが、会場を笑いの渦にいざなっていた。本人も、そういうことに気づいているのかどうかは分からないが、毎回微妙に、感じが違うので、どうしても光田氏の動きには笑ってしまう。ラストナンバー「どうして」を演奏する前に、初めて君津にやってきたということを、根本氏は改めて言った。そして、「会場には9時には終わります。って言ったんだけど。もうこんな時間だ。時間もないですが、最後に、この曲を聴いて下さい。」と言い、「どうして」が演奏された。実はこの時すでに、9時15分位だったのだ。結局のところ、3時間コース突入となってしまった。ツアーの初めは、2時間30分で終わっていたものも、だんだん3時間コースになっていく。曲数が増えるわけではないが、なぜか不思議と延びていくのだ。友人の話によると、年明けてからはどこも3時間コースになっていたよということだった。
今回初めて行われた君津でのお客さんのノリは、少しばかり不思議な感じがした。千葉県文化会館に足を運んだ人も多いとは思うが、千葉県文化のような盛り上がりはなかった。前方の席でも、両サイドの座席は、ずっと座っている人も多く、「どうしたらいいのかわからない」的なお客さんも多かったと思う。盛り上がってはいるのだけど(とくにアンコールのハワイアンの時)、なんだか不思議な感じだった。
さて、次回は2月に行われる、茨城公演である。茨城は、私がはじめて行く公演なので楽しみである。