コンサートツアー 2000〜2001

「STARS」 90公演目

t 会津風雅堂 on 2001.3.31

 

 

〜あ〜会津磐梯山は宝の山よ〜♪〜

 

 

<セットリスト>

M0:Overture“Stars”

M1:Northern Lights〜輝く君に〜

M2:夢伝説

M3:今夜だけきっと

M4:木蘭の涙

M5:夜更けのリフ

M6:会えないよ

M7:Sweet Memories

M8:マシュ・ケ・ナダ

M9:上を向いて歩こう

10:Stay My Blue〜君が恋しくて〜

11:トワイライト・アヴェニュー

12:追憶

13:涙のエピローグ

14:THANK YOU

15:What Is Love?(新曲)

16:WHAT A WANDERFUL NIGHT

17:NO! NO! Lucky Lady

18:ブラックペッパーのたっぷりきいた私の作ったオニオンスライス

19:ふたり

EC1:クレイジー・ラブ

EC2:銀座カンカン娘

EC3:東京ブギウギ

EC4:Stars

      M7・M9・M18:日替り楽曲

    13・M14:栄光のスタッフリクエスト楽曲

 

 

 

 

◆ はじめに

 

久し振りに、地方へ遠出。温泉目的も兼ねて、会津行きを決めた。会場に近い、東山温泉の宿を、素泊まりで押さえ、新幹線で、郡山へ。郡山からは、レンタカーで目的地へ向かう。まずは、宿へ(宿へ向かう途中、会場位置も確認)。小原庄助(なんの人か忘れてしまった)氏ゆかりの宿。案内された部屋は、とても広く、「おお〜!!」と思うほど。眼下には、川が流れている。対岸には、この宿の、能楽堂がある(毎晩能を、見ることが出来るらしい)。家から車でやってきた夫妻と、宿で合流し、会場に向かう。

雪が少しちらつく中、お城風の会場前には、お客さんの列があった。我々も、その列に加わり、会場内へ。出入り口すぐの所では、グッズや、CD・ビデオの販売コーナーがあった。「3000円以上、お買い上げの方には、ピックプレゼント」の声につられ、CD・ビデオ販売コーナーを思わず覗く。たまたま、持っていないビデオの販売があったので、購入(遠方まで来て荷物を増やす、私^^;)。何度も、今回のツアーに足を運んでいるが、そういえば、今までCDコーナーを覗いていなかったような気がする。このピックプレゼントは、どの会場でもやっていたことなのだろうか?と、ささやかな疑問が生じる。開演時間も迫ってきたので、席につく。前方の真ん中で、なかなか宜しい席。

 

 

◆ 本編

 

緞帳は上がったまま。久し振りに、緞帳が下りていないバージョン。18:06、何故か、明るいままスタートする。要さん以外が、まず登場し、定位置へ。要さんは登場すると、ステージで足を蹴り上げたりと、軽くウォーミングアップ。メンバーが全員揃うと、客席が一斉に立ち上がる。これからの盛り上がりが期待できる、空気を感じる。良く見ると、セットも簡易。健ちゃんは、台に乗っていない。柿沼さんと寺田さんの台は、組みたて式。通常の、ストライプ状に電気がつくような、しっかりした台ではない。こういうセットもやはり、会場のステージに合わせているようだ。そういえば、要さんの髪の毛が、肩くらいの長さになっていた。健ちゃんの髪の毛は、空気感のある、ふわふわヘア。まあ、爆発っぽい。

3曲演奏後の最初のMC。要さんのトークも、テンポ良く進む。「初めてやってきました〜〜!!風雅堂ってどんなお菓子?って思った」と要さん。「初めて見る方もいらっしゃると思いますが、スタレビのコンサートの特徴は、時間が長いってことです。どれくらい長いかと言うと、終わる頃には私の髭が生えてくるくらいですかねぇ」と、初めて聞いた説明も。

 

毎度爆笑に包まれる、メンバー紹介。今回のお題は、「私の宝物」。「あ〜会津磐梯山は宝の山よ〜♪」と、声高らかに歌う要さん。まあ、この歌にちなんでの、お題。何度か、歌ってくれた要さん。でも、この部分しか知らないんだとか(笑)。トークネタに、小原庄助氏の名前が出たり(まさに、泊まっている宿に関連あり)、郡山からの道中で、磐梯山横目に、これを歌ったりした私達。歌った要さんの行動に、これらのこともプラスされ、余計に笑いがこみ上げる。

 

注目の、各人の回答。トップは、柿沼さん。いつの間にやら、「ナポレオンズ」の言葉が定着してしまった柿沼さん。要さんの紹介を受けると、にこやかに、花を袖から出す柿沼さん。まあ、いわゆるマジック(笑)。この行動に、驚く要さんと、ステージのメンバー。そして、笑いの起きる客席。つかみはオッケーの、柿沼さん。「たぶん、皆一緒だと思うんですけど。三波春夫さんって、『お客様は神様です』って言ってたでしょ?昔は、『何言ってんだ?』と思っていたんだけど。やっぱりですねぇ、お客さんの拍手と声援は嬉しいですよね」と、柿沼さん。

 

続いて、健ちゃん。「同じ事(柿沼さんと)言おうと思ってたんですけどねぇ〜。言われちゃいましたね。最近は、マスクとサングラスですか。花粉症の僕にとっては…。もうついこの間までは、南国にいたのに今日は、雪降ってるし。寒い所でしょ?温泉良いですよねぇ」と、にこやかに話す。

 

3番手は誰にしようかなと、しばらく悩んだ要さんは、寺田さんに決める。が、寺田さんの話す間もなく、要さんが喋り捲る。「寺田さんの宝物、知ってますよ。最近、親友できたんですよねぇ。メル友。しかも芸能人!サムエルの伊藤くん。今迄の寺田の親友は、サボテンの吉田くん(なんで吉田くんなんだろう?(笑))。あ、いててて(サボテンに触れて、とげが刺さったそぶりをする要さん。やけに可笑しい)」と、とにかく要さんの一人舞台。寺田さんの時間はどこに?というほど、寺田さんは喋っていないと思う。寺田さんが話したのは、「伊藤くんと2人で、ドライブに行った」ということくらい。

 

最後は、VOHさん。「宝物は、髪の毛でしょ、それと、楽器」と、回答。そして、またもや要さんにいじめられる(笑)。

 

ア・カペラコーナーでは、「Sweet Memories」の後に、998名への、爆笑コーラス指導。要さんの壊れ具合は、歌う行動を妨げる(笑)。「マシュ・ケ・ナダ」で見せる健ちゃんの動きには、笑わずにはいられないし。

 

世にも奇妙な恋物語では、ローソンではなく、ファミリーマートだった。この地域には、ローソンはないのだろうか?(郡山市内では見かけたけど)

 

栄光のスタッフリクエストで、選ばれたのは、「THANK YOU」。理由は、「アイヅの歌」が、あるからだとか。このアルバムから選ばれたのは、「涙のエピローグ」と、「THANK YOU」。手紙の中には、「「THANK YOU」は、アイズの歌。歌詞を読んでみてください」と記載されていた。要さんが、この曲の歌詞を読む。「(前略)…合図はちょっと気取って、3回指鳴らすのさ…」の部分を、力強く、何度も口にする(笑)。「合図は…」が、「会津」の歌って事ね…。おまけに、「3回指鳴らすのさ〜♪」の部分で、練習(勿論皆で指鳴らす)。この引っ掛けに、要さんが、他に何かないかなぁと、考え出す。「う〜ん…。あ、分かった〜〜〜」と、得意げな笑み。「教えないよ。お前ら歌詞カード見て探せよ〜」と、言い放つ。客席からは、「え〜〜〜〜!」と発生。思わず、「教えて〜」と口走ってしまう私(多分あの席だと聞こえている)。教えないと言いつつも、結局は答えてくれた要さん。「Lonely Eyes 今は〜♪」と、歌っての回答。そう、「ロンリーアイズ」ということらしい。思わず、「あ〜」と、頷く客席(正解は、「君のすべてが悲しい」)。そんなやり取りを交えつつ、ようやく演奏へ。

 

GO!GO!TIMEでの日替りは、「ブラペ」(長いので略)。本編ラストの、「ふたり」では、2フレーズ目で、健ちゃんが伴奏を間違えたような?「あれ?」と思っていると、要さんがそれに合わせて、ちょっと変えて歌っていた。多分あれは珍しく、人に分かる間違えフレーズだと思う。でも、そういうのも、嬉しいけど。

 

 

アンコール

 

「Stars」の前での、拍手の大きさ。こぼれんばかりの、メンバーの笑顔。2F席を見ると、広々とした空間で、異常に盛り上がっている人達が(前方の座席に、数えられる程度のお客さん。彼らはステージに向かって飛び跳ねたり大きく手を振ったりして、本当に楽しそう)。そんな姿を見ていた、要さんの笑顔が、極上だった様な気がする。「最後に、もう1曲聴いて下さい」と、伝えた時の大歓声と拍手は、大きかった。21:15頃終了。

 

 

◆ チョット感想

 

盛りあがりを見せた、会津公演。そして、私達は、お宿に帰る。心配なのは、翌日発売の、本ツアーラスト公演のチケット。必要枚数分揃っていない為、とにかく会津から、明日は、チケット取り。宿に戻ってから、お食事処にて、会津ラーメンを食し、温泉入浴。露天風呂にも入る。コンサート後の温泉は、また格別だ〜。温泉万歳!!

 

翌日は、車の中で、チケット獲得大会。が、電話はつながらず。およそ10分後につながった時には、終了…。あと残されたのは、余りを探すのみ…。

 

チケット獲得がはかなく泡と消えた後、友人お勧めの田楽屋の、満田屋に予約を入れて、向かう。田楽とは、串刺しにして味噌をつけたものの総称で、こんにゃくだけではない。ブランチといった感じになるだろうか。皆で、田楽を食す。お勧めなだけあって、芸能人の色紙も沢山。とても美味しいお店だったな。

 

その後は、家から車で来た夫妻とは、別行動。夫婦は、喜多方にラーメンを食べに、新幹線組の私達は、お城を観光し、お抹茶を頂く(ちょうどお茶会があった)。強風の中でのお茶会は、ちょっと寒い。しかも、ひしゃくは風で飛んじゃうし(笑)。レンタカーの返却時間も考え、郡山に車を向ける。そして、新幹線に乗り、各自帰宅。

 

なかなか、楽しい旅だった。まあ、温泉にコンサートが組み込まれたという状況に近いのかもしれないかなぁ(笑)。温泉があるから行ったというのも、間違えじゃないし。思った以上に、会場と東山温泉が近くて、本当に便利だった。また会津で公演があるときは、今回泊まったお宿だなぁ。安くてなかなかいいもの。ラーメンは美味しかった。

 

この項、全然コンサートの感想になってないなぁ。まあ、いいか…。

 

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