コンサートツアー 2000〜2001
「STARS」 59公演目
at 結城市民文化センター on 2000.11.23
〜リハビリスペシャル〜
<セットリスト> |
M0:Overture“Stars”
M1:Northern Lights〜輝く君に〜
M2:夢伝説
M3:今夜だけきっと
M4:木蘭の涙
M5:夜更けのリフ
M6:会えないよ
M7:IN MY LIFE
M8:マシュ・ケ・ナダ
M9:ジャスミン
M10:Stay My Blue〜君が恋しくて〜
M11:トワイライト・アヴェニュー
M12:追憶
M13:季節を越えて
M14:1%の物語
M15:What Is Love?(新曲)
M16:WHAT A WANDERFUL NIGHT
M17:NO! NO! Lucky Lady
M18:ブラックペッパーのたっぷりきいた私の作ったオニオンスライス
M19:ふたり
EC1:クレイジー・ラブ
EC2:銀座カンカン娘
EC3:東京ブギウギ
EC4:Stars
|
※ M7・M9・M18:日替り楽曲、M13・M14:栄光のスタッフリクエスト楽曲 |
◆ はじめに
茨城県結城市に、初登場のスタレビ。勿論、私も初めて行く地。茨城県は、住まいの隣県であるが、電車で行くには遠回り。東京・埼玉・栃木と、経由しての結城入り。一緒に行った友人達は、住まいが近いので、同じ境遇で向かう。上野駅で合流し、出発。小山に向かう列車内で、精算を行うと、車掌さんが、聞いてもいないのに、小山からの、水戸線発車時間と乗り場番線を、教えてくれた。親切な車掌さんで、非常にありがたい。電車に揺られている間に、気温も下がり、日も落ちる。おおよそ、17:00に、結城駅着(3時間ほどの長旅)。すっかり日は落ち、冷え込んでいる中、会場に向かう。帰りの電車での食事を、途中のコンビニで調達。駅から会場までは、そう遠くない。開場時間前に、会場着。車で来た友人達と、会う。開演まで時間もあるので、のんびりムード。
今回の席は、7列目。端の方であるものの、まあ、割と見易い。本会場は、1階席しかない。後ろでも、結構見やすそうな作り。「Stars」の文字の入った、緞帳が下がっている。通常パターンに戻っている様だ。
◆ 本編前半(M1〜M10)
18:00に、開演のお知らせアナウンス。通常は、5分遅れ位で、始まる事が多いが、10分経っても始まらない。18:15、ようやく開演。「Overture“Stars”」のメロディーが流れ、緞帳が上がり、メンバー登場。要さんのギプスも取れ、にこやかな表情で、ステージにいる、要さん。勿論、メンバー全員が既に、楽しそうな表情。いつもの様に、「今夜だけきっと」の後には、軽快なMC。「ようこそいらっしゃいました〜〜!」と、声高らかな、要さん。ギプスは取れても、完治していないとか。「完治してないのに、普通に歩いて良いのか?」と、思ってしまうほどの、動きっぷりで、見ている方がちょっと心配になってしまう。まだ、「ひび」が、入っているらしい。
バラード3部作の後は、メンバー紹介を絡めたトーク。前回足を運んだ、山梨公演では、メンバー紹介が割愛されていたので、このままこの後は、やらないのかな?と思っていた為、ちょっと嬉しい。今回のテーマは、「私の兄弟」。昨日の11月22日は、「良い夫婦の日」で、今日は11月23日で、「良い兄さん」(要さんが勝手に命名)。そこから派生して、「私の兄弟」ということらしい。
まずは、「さっ、兄弟のいない、光田さんから」と、とびっきりの笑顔で健ちゃんに振る、要さん。返答に、期待をしている様。「僕は一人っ子なんで、ちなみに鍵っ子だったんですけど。野球盤なんかも1人でやってましたよ」と、健ちゃん。「それってさ、どっちが勝ったら嬉しいの?」と、要さんの質問が飛び出す。「どっちなんですかね(笑)。兄弟はいないですけど、今は、ここの4人の方々が、僕にとっての、良い兄さん」と、上手くまとめる健ちゃん。「上手くまとめたねぇ」と、柿沼さん。続いては、「弟の話が聞きたい」という、要さんのご指名で、寺田さん。「弟はですね、僕と正反対で良く喋るんですよ」と、寺田さん。「自分が無口だって、気付いていたの?」と、要さん。「それは、ある人に会ってからですかね」と、寺田さん。メンバー一同、笑う。「人間には2タイプいると思う」と、要さん。真面目な話かな?と思っていると、「歯磨きする時に、洗面所にずっといる人と、うろちょろする人。柿沼は歩いてるよな。俺はダメ。歯磨き粉が、ダーッとなるから」等と、話す。あともう1つ例えていたけど、なんだったか忘れた(喋る人と、喋らない人とかそんな話題だった様な?)。3番手は、VOHさん。「兄が、2人いて、歳が離れているんですけど、その兄の影響を受けて、今ここにいるという状況」と、VOHさん。「じゃあ、影響受けなければいなかったんだ。受けなければ良かったのに…」と、またもやいじめる、要さん。4番手は、柿沼さん。「末っ子なんですけど。やはり、兄の影響を受けて、音楽を始めました。ちなみに、兄はデビューしていて…」と、柿沼さん。要さんは、「兄弟皆、同じ顔なんだよね」と。「顔だけじゃなくて、声もそっくりでさぁ」と、VOHさん(柿沼さんが言ったかも?)。「そうなんだよね。前に家が燃えた事があって(火事)、小さい頃の写真とかあまり無いんだけど、兄弟揃って写っている写真でさ、本人同志で、どれが自分だか、わかんないの。『これは俺だよ〜』とか言って。それくらい似てるんだ」と、要さん。そんなにそっくりならば、一度是非見てみたい…。
「IN MY LIFE」は、無理やり、私の兄弟に引っ掛けて、私の人生を歌った曲というような紹介で始まった。確か柿沼さんが、「そう来ますか」と言っていたかと思う。「マシュ・ケ・ナダ」では、コーラス合図のポーズを考える要さんに、相変わらずの笑いが発生。最初に見せてくれたポーズは、思わず、ミッチーの様で、笑ってしまった(かざした指先と、体の決め方が、結構決まっていて、ミッチーを彷彿させる雰囲気だった。衣装も似ているけどさぁ)。歌が始まってすぐの頃、健ちゃんは、普通のマイクを、ポロっと落として、要さんのそばまで、転がったマイクを拾いに行く始末。その後、顔を真っ赤にしながら歌う、健ちゃん。笑いたいのに笑えないような表情で、なかなか、復活できなかった健ちゃん。申し訳無いが、笑わせてもらった。その後、得意げに、「もうマイク落とさないもんねぇ」と言わんがばかりに、マイクを持っている手を、開いたり閉じたりしながら歌う彼。「そんなことしてると、また落とすぞ〜」と、思ってしまった私。まあ、動揺から抜け出せない健ちゃんも、なかなか見られないので、美味しい一面。
◆ 本編後半(M11〜M19)
「栄光のスタッフリクエストコーナー」で選ばれたアルバムは、「LOVE SONGS」。9月23日(ちょうど2ヶ月前だ!)に行われた、東京厚生年金会館と同じ。「なんだ〜同じか〜」と、正直思ってしまった。ただし、選曲が違うということに、このレポートを書いている今、気付く。9月の東京厚生年金会館の時は、「Be My Lady」と「季節を越えて」(今回は、「季節を越えて」と「1%の物語」)。「1%の物語」は、このアルバムでは選ばれていなかった。ただし、このコーナーで聴いた事があるので、過去のレポートを、探ってみると、5月20日の、宇都宮文化会館公演で選曲されていた。この時のアルバムは、「VOICE」。「こういう事もあるのかぁ」と、これを書きながら思っている。ちょっと、新たな発見で、個人的に嬉しい(別に意味は無いけど)。歌詞カードは、「1%の物語」を、朗読していた。「って、こんな詞作っちゃったわけですよ」と、要さん。歌詞カードを足元に丁寧に置き、演奏開始。ピアノと声だけの「季節を越えて」、そして、「1%の物語」が、流れる様につながる。
リクエストコーナーの後、「What Is Love?」の、お披露目。山梨公演で聞いた様に、「〜ござ候」という語尾で、説明する、要さん。「どこの誰だよ〜」と、突っ込みたくなる。
GO!GO!TIMEの日替りは、「ブラックペッパーのたっぷりきいた私の作ったオニオンスライス」。そういえば今回も、「もうちょっとだけなんか足りない」が、無いような(これまた、山梨に引き続き自身が無いんだけど)。新曲を追加した事により、減らしたメニューになるんだろうか。要さんは、見ている方が、「そんなに動いて平気なのか?完治してないのに動き回ると、後で後悔しちゃうかもだよ?」と、思ってしまうほど、動いているし。まあ、勿論、本領発揮での動きではないが。
◆ アンコール
アンコールも、盛り上がりは衰えない。「クレイジー・ラブ」では、ちょっといつもよりエロティックモードに入らなかった私。「東京ブギウギ」では、さすがに要さんも激しく動かない。柿沼さんが、要さんの変わり。端の方の席だったので、花道にメンバーが来ると、顔がよく見えた。満面の笑みで、演奏する柿沼さんの表情が、印象的。お客さんの拍手は、凄く盛大で、要さんは、とびきりの笑顔で応える。思わず土下座もしてしまう。「お前らばっかじゃないの?そんなに盛り上がっちゃって…」と、笑顔の要さん。最後は、「Stars」。拍手に見送られて、ステージを去るメンバー。21:15頃終了。
◆ チョット感想
要さんのギプスも取れ、普通に動く、要さん。正直、「もうあんなに動いて良いの?」と思う程。「リハビリスペシャル」、「勤労感謝の日スペシャル」と、銘打った、本公演。お客さんは、927名と、1000人いないが(後ろの席は空いていた)、盛り上がった結城。そばのカップルの動きが、どぎまぎしていて見ていて面白かった。どうも初参加の模様。「え?え?」という表情で、周りに合わせて、一緒に踊る2人。彼女の方が、積極的な動きだっただろうか。
終演後は、21:32の電車に乗るべく、急いで会場を後にする。駅から割と近い会場なので、良かった。電車組の若干1名が、時間を気にしていない模様で、後から来る。彼女1人、遅れて駅に登場。「全然、時間気にしていなかった」との言葉が、のんきさを物語っているかも(爆)。でも間に合ったし、それだけ、コンサートに集中していたという事にしておこう。この後、しばらく本ツアーに出向く予定を入れていないので、お預け状態だな。