6 第5日目 9月21日(火)〜朝からついていた1日。感動のミニライブで、楽しい日々の終止符〜
<本日のスケジュール>
午前中 フリー(朝食でラッキーな出来事。柿沼さんの卓球観戦。スーパーへ買いだし)
12:15 フェアウェルパーティー集合
12:30 フェアウェルパーティースタート
16:00 フェアウェルパーティー終了(結局時間が押して、終了したのは16:30)
18:00 チェックアウト
19:00 メンバーと最後のひととき
21:00 ホテル出発
24:25 デンパサール空港発
◆ 午前中の出来事
最終荷物整理のことも考え、早めに起床。身支度と、荷物のまとめを行う。部屋の中は、荷物が点在。スーツケースは、空けっぱなしなので、「起こさないでください」のカードをドアノブに掛け、朝食へ出向いた。健ちゃんは通って来るかな?と思いつつ、早めに出たので、3人で記念写真を撮る。ホテル敷地内で、あまり撮っていないので、Y嬢のリモコン付きカメラで、記念撮影。昨日健ちゃんが言っていた、8:30になり、ひとまず会場へ向かう。レストランのテラスで食事をしたかったので、「外が良い」とリクエスト。レストラン内を通って、海が見えるテラスに案内された。すると、驚くべき出来事が!レストランを通り過ぎると、目に入ったのが要さん。そして、ウエイトレスさんが案内してくれた席は、なんとその席の隣!Y嬢はレストラン内で、友人と話をしていたので、先に席に着いたK嬢と私が、非常に驚き、内心ラッキーと思ったのは言うまでもないでしょう。要さん達に、朝の挨拶をし、席に着いた私達。朝食券をウェイトレスさんに手渡す時、K嬢は、ドリンク券を差し出した。本人その時にはじめて、それが朝食券ではなかったことに気づく。「間違えたよ〜もうこれが朝食券だと信じきってた。取って来る」と告げ、部屋に戻った彼女。さて、席に残された私。隣の席には、料理を手に持って、健ちゃんがやってきて、要さんの隣に座った。1人で、要さんやスタッフ目の前にして、時間をつぶせないので(何をしたらいいかわからない)、とりあえず、朝食を取りに、レストラン内へ(Y嬢はなかなか登場しなかった)。料理を選んでいると、柿沼さん発見。声を掛けると、笑われた(柿沼さんには、何でだかわからないが、笑われる)。料理を選んでいる最中、Y嬢もメニューを選び出していた。そして、朝食券を取りに行ったK嬢も、再登場。一足先に、席に着き、ごはんを食べ出した私。2名が戻ってくるまで、正直、なんだか食べづらいなぁ(私の目には、要さんと健ちゃんが入ってくる)と、思いつつ、早くテーブルに戻ってきてよ〜と思っていた。ようやく他2名が、テーブルに落ちつき、またしても爆笑朝食タイム。時折視界に入ってくる要さんは、こちらの状況をうかがっている眼差しをしながら、語らっていた。本日も朝から、大笑い。一体この笑い。隣の席にいる、要さん達はどう思ったのでしょう。隣の席の状況は、要さん、健ちゃん、柿沼さん、スタッフ2名(のぶさんと誰だったかな?)。時折隣の席からも、笑い声が聞こえ、柿沼さんは、卓球大会もあるので、黙々と食べる。健ちゃんは、何度も席を立ち、料理をもってきては食べる(そんな健ちゃんにスタッフは、「よく食うなぁ」と言っていた)。どうもたまに、隣の席に目を向けると(目を向けなくても真正面に要さんと健ちゃんがいるため、視界に入る)、こちらを気にしている視線もちらほら。
隣の席の食事も済み、柿沼さんは、卓球会場へ向かった。そして残ったメンバーは、しばし煙草を吸いながら歓談中。健ちゃんがこちらを向きながら、煙草を吸うので、とりあえず手を振ってみると、それに応じてくれた。食後は、コーヒーを飲みながら、だらだらしていた私達。柿沼さんが去ってしばらくした後、要さん達も動き始めた。スタッフのトランシーバーに、「卓球大会。かなり盛りあがっております」という声が入っていた。健ちゃん達は、「卓球どこでやってるんだ?」と、遠くを見渡し、「あ、あの取り巻きのところだねぇ」と一言。行って見るか!という行動に出たものの、テーブルを離れると、すぐにファンに取り囲まれた要さんと健ちゃん。健ちゃんは、オプショナルツアーに行っていたこともあり、あっという間に写真とサインの長蛇の列。「列が引けた頃に行こうかねぇ」と、お茶を飲みつつ、見守っていた私達の考えは甘く、そんな状況ではないようだ。しばらくすると、けんだま大会のこともあるのか?健ちゃんは、プール方面に移動し出した(長蛇の列も一緒に移動)。「では我々も動きますか」ということで、卓球をする柿沼さんを見に、卓球会場へ。観戦人数は、思ったより少なく(10数名程度)、その中で柿沼さん、汗をたっぷり掻きながら卓球(シャツが全体的に汗でびっしょり。シャツのまま水に浸かったか?という感じ)。10ポイント制で、順次対戦(昨日のナイトミーティングで、経験者ね(対戦相手)と言っていたので、おそらく対戦者は、経験者ばかりでしょう)。卓球をする柿沼さんなんて、めったに見られない光景。結構白熱。そばにいたホテル従業員に、「He is teacher?(柿沼さんのことを指して)」と聞かれたりした(その時、「Yes」と答えた私達)。何人と対戦していたのだろう?その辺は途中から見たのでよく分からないが、結構機敏な柿沼さんだった。対戦の合間に、サインをもらい、ようやく全メンバーのサインが埋まった。その際に握手してもらったが、柿沼さんの手には、ものすごい汗。握手と同時に、汗が伝わり、「柿沼さんの汗だぁ!」と思いつつ、ちょっと嬉しかったりして(実際には、「汗すごいですねぇ」と言ったら、「ごめんねぇ」と謝られたりしていたんだけど)。
卓球のほうも、時間になり終了。私達は、部屋に戻り、スーパーに向かう準備。とにかく11:00には戻って来なければならないので、10:00頃ホテルを出ることに。ツアーデスクで、ギャラリア(スーパーのあるところ)行きの無料バスがいつ出るか確認。聞くところによると、だいぶ待ちそうなので、歩くことにしたが、一般の循環バスが、ホテル前を通ったので、それに乗った。このバス、料金は2000ルピア。トラックの荷台に乗るような状態。風を感じつつ、ギャラリアへ向かう。記念に写真も撮りつつ、またしても、バリ満喫体験。数分で、目的地到着。ドライバーが、「何時にここを出たいか?」と聞いてきたので(勿論英語で)、「10:45」と答えたら、「その頃また来るから待ってて」と言ってくれた(勿論全て英語でやり取り)。「いや〜なんて親切なんだ!」と思いつつ、スーパーに入り、各自買い物。Y嬢が時間ギリギリで、買い物を済ませたので、荷物を持ち、約束の場所へ、走った。ところがまだ、バスは来ていない。しばらく待つと、到着(先ほどと違って、お客さん複数乗車)。先に乗っているお客さんの関係上、来る時より遠回りで、ホテルに戻った。急いで部屋に戻り、再び荷物整理。同時に、シャワーを順に浴び、フェアウェルパーティーの準備も行う。結構、時間に追われつつ、何とか、落ちつく。パーティー会場は、部屋から一直線上の為、割りと近い。集合時間少し前に、会場へ移動し、開場を待った。
◆ フェアウェルパーティー
<内容>
お食事(記念写真撮影タイム)・大抽選大会・カラオケ大会・ミニライブ
<食事メニュー>
マグロのマリネサラダ・北京ダックのコンソメスープ・ビーフタンドリー・トロピカルティラミス
<カラオケ大会楽曲>
ひだまりの詩(要さん)・あいのうた(寺田さん)・セロリ(VOHさん)
<ミニライブ演奏曲目>
M1:夢伝説 M2:私がおばさんになっても M3:流星物語 M4:季節を越えて M5:ふるさと M6:元気を出して M7:もう一度ハーバーライト M8:トワイライト・アヴェニュー M9:シュガーはお年頃 M10:今夜だけきっと
開場を待っていると、スタッフに先導され、急ぎ足で要さんが会場に入っていった。その後しばらくして、会場の扉が開き、参加者入場。列が進んでいくと、扉付近にて、フラッシュの光が発生。それを見て、急いでカメラの準備をした。扉の中には、待合室のような所があり、もう一つの扉を開けると、バンケットルーム。バンケットルームに続く扉の所に、メンバー5人がそろい、お出迎え。メンバー全員は、にこやかな表情だ。健ちゃんは、私たちを見ると、にこやかというより、笑っていた(何故だろう?)。思わず、K嬢、Y嬢、私の3人はそろって、「何で笑うの〜!」と言ってしまった(そして更に笑われる…メンバーにも…)。扉の向こうに進むと、丸テーブルが場内に多数配置(結婚式の披露宴のような感じ)。私たちの、1番テーブルは、入り口からずっと奥の方。ステージ向かって左側の最前列。最前列の1番奥は、11番テーブルだった。1番テーブルにたどり着くと、同テーブルメンバーが既に着席。必然的に、空いている席に座ることとなった。テーブルの目の前は、PA席。そしてすぐ目の前に、のぶさんがビデオカメラを持って立っていた。そのそばで、ビデオカメラのセッティングをするK嬢。セットが完了すると、すかさずのぶさん、「このカメラの一直線上をずっと移動しようかなぁ(笑)」と一言。その後しばらく、のぶさんとやりとり。
場内に、参加者が全員そろい、メンバーがステージに登場。後に行われる、抽選会の商品説明をメンバー各自が行い(メンバー賞の商品。この後、記入用紙に希望賞を記入の上、スタッフの方が、かごを持ち、各テーブルを巡回するので、該当するメンバーのかごに用紙を入れる)軽い挨拶の後、すでにテーブルに置かれていた、パイナップジュース(パイナップルを切り抜いた中に、ジュースが入っている)で乾杯。そしてお料理の、1品目がテーブルに並びだした。のぶさん、ビデオカメラ片手にK嬢に急接近。カメラでK嬢の目元をアップ。そして、カメラが、Y嬢と私の方へ向けられ、私たち2人はそろって、マグロをフォークで取り、カメラに差し出した(同じ発想だったので,笑ってまった)。このお食事時間の間は、メンバーが各テーブルをまわり、スタッフの方に各自カメラを預け、記念撮影。私たちのテーブルは、5人・3人・2人グループの集まったところだったので、5人づつ体勢での記念ショット(グループ毎の撮影ではないらしい)。メンバーは各テーブルをまわり、参加者はお料理を食べながらの歓談。
お料理が全て出そろい、写真撮影が完了し、いよいよイベント開始。最初のイベントは、抽選大会。まず、最初の商品は、メンバーからの提出商品。メンバーはそれぞれ、自分のかごを抱え、順に抽選。各メンバーとも2個づつの商品。次々に抽選が行われ、当選者は大喜び。その後、続々と抽選が行われた。私が手に入れた商品は、テーブル賞(該当テーブル全員に)のTシャツ。声優さんのグッズらしい。当選が、「1番」と聞いたとき、思わず「いらないよ〜」と声を発してしまった私たち3人…(着られないようなものだったら困るし、その声優さん知らないし…)。他、テーブルメンバーも苦笑い。商品が席に届き、袋を開けると、名前も大きく入っていなく(全然分からない)、とりあえず安心。とまあ、抽選商品は、スタレビ関連含め、その他色々。一番目玉と言えば、JTB賞の温泉旅行ペアで\50,000分。これは、どきどきしたな。当選者の番号が、なんと2番違い。十の桁読んでいる時に、私達3人は「どきどきモード」。でも、外れ。残念。当選者は、当たった賞品に一喜一憂。豪華賞品も含め多数の賞品が、振舞われ、喜びと驚き(?)の声が入り混じった抽選会終了。
続いて、カラオケタイム。今まで、このカラオケは、抽選によって選ばれた参加者と、スタレビメンバーが一緒に歌うというものだったらしいが、今回は違う(抽選で人を選ぶことは、一緒だけど)。抽選によって選ばれた、あなたのために歌いましょう!というもの。カラオケ楽曲が用意されており、当選者は好きな曲目(全てスタレビ以外の曲)を選び、その曲をメンバーの誰かが歌うというもの。その際に、当選者はステージ上に用意された椅子に座り、メンバーはその人に向けて歌う。なんとも恥ずかしいながらの、おいしい企画。要さんと、VOHさんにより、どのような状況で歌われるのかということを再現した後、企画スタート。1曲目に選ばれたのは、「ひだまりの詩」。イントロがかかり、誰が歌うのだ?とステージに注目。マイクを握ったのは、要さん。なんと原キーのままで歌う。要さんは本当に声が高いと思った。2曲目に選ばれたのが、「あいのうた」。歌うは、寺田さん。が、歌い出しに譜面(歌詞カード?)が間に合わず、歌いながら(歌詞うる覚え)必死に歌詞を探す寺田さん。慌て振りが結構見ものだった。3曲目は、「セロリ」。イントロ長めのこの曲。メンバーが代わる代わるステージに登場(この間、先ほどのこともあり、スタッフの方が、譜面準備)。健ちゃん登場時は、何気に参加者の歓声が大きかった様な気がしたが、気のせいだろうか?そして、最後に登場したのは、VOHさん。マイクを握り締め、歌いあげる。3人の中で最も、「あなたのために歌います」という感じがした。途中で客席から、「ヒュー」という声も挙がり(当選者は照れまくり)、さすが!VOHさんという感じ。この企画、以上の3曲で終了。メンバーはそれぞれ、2曲づつ用意していたらしい。ちなみに、用意していた曲とは、VOHさん:「夜空ノムコウ」、寺田さん:「フラワー」、柿沼さん:「接吻」と「夏のクラクション」、健ちゃん:「みちのく一人旅」じゃなくて、「私鉄沿線」と「真冬の帰り道」、要さん:「大都会」(「俺に大都会歌われたくなかったぁ?」と言っていた)。もし私が選ばれていたら、「大都会」か「私鉄沿線」を選んだんだろうなぁ。
ミニライブは、「いきなりミニライブです」という要さんの声で、先程のカラオケ大会の流れから急につながった。要さんの、「はじまり〜はじまり〜」の声の後に、ピアノイントロがかかり、スタート。3曲目まで一気に突き進む。2曲目の「私がおばさんんになっても」は、私にとって嬉しい限り。途中歌詞を、「あなたがおばさんになっても、スタレビは歌うのよ〜♪」と替え、客席から拍手と歓声が発生。「おばさん、フォーエバー♪」という、コーラスが面白いなぁと感じた。3曲目の演奏後、MC。「ライブは以上の3曲で終わりです」と、要さん。場内から、「え〜!」という声が発生。その後もMCは続き、「私がおばさんになっても」は予定外の曲で、つい先程ドアのところで急遽演奏することに決めたと、要さんは言っていた。なんでも、パシフィックヘブンクラブバンドを見られなかった人のためにということで、決めたらしい(スタッフの方に「突然決めてごめんなさい」と言っていた。私自身、見ていなかったので、生で見られて嬉しかった)。MCの後、ピアノ伴奏とコーラスで繰り広げられた、「季節を越えて」。ホテルスタッフの方も、ステージに注目。演奏に聴き入っているという感じがした(これは、演奏が始まってすぐに見られた光景。そばにいたホテルマンは、「流星物語」で、ノリノリだった)。続いて、ポンキッキーズでも披露したと曲紹介の後、ア・カペラ楽曲の「ふるさと」。その後のMCでは、ボイスオーケストレーションアルバムの話。タイトルを寺田さんに発表してもらおうと思った要さんだが、「正式に決定していないよね?」という寺田さんの言葉により、「じゃあ、再度練り直しましょうか?」ということに。まあ、一応は決まっているようで、捧げるという意味の、「Devotion」と、要さんは紹介(きっと、このタイトルが有力候補で、正式には決定していなかっただけなのだろう。でも、要さんの頭の中には、これで決定!とあったんだろうな)。そして、アルバムにも入れたという、「元気を出して」、ピアノとコーラスで繰り広げられた、「もう一度ハーバーライト」、「トワイライト・アヴェニュー」と続いて行った。
「トワイライト・アヴェニュー」の後、「こういう鋭角的なギターに合わないなぁ。あれ?指とどかないよ。どうしよう…」と、独り言の様につぶやく要さん。しばらく楽器調整が行われ(この間は、健ちゃんが、「どうして」をピアノで奏でていた)、「さあ、皆さん参加の時間です」ということで、「シュガーはお年頃」のア・カペラ大会が始まった。今回のパート分けは、誕生月。1〜3月生まれが、寺田さんパート。4〜6月生まれが、柿沼さんパート。7〜9月生まれが、VOHさんパート。10〜12月生まれが、健ちゃんパート。このパート順に、練習開始。人数的に、寺田さんパートは、若干少なめ。要さんが、「歌うぞ〜!!」と掛けた声に対して、「Oh!」がちょっと小さめ。これに対して要さんは、「寺田、ダメみたい…」とつぶやき、再度掛け声(この掛け声は、寺田さんパートでしかやっていない)。こうして、各パートの練習が順に行われて行った。柿沼さんは、お手本を示した後、「よろしくね」と声を発し(なんだかこの言い方が、妙にかわいかった)、途中客席に降り、テーブル間を縫う様に移動し、状況把握(この行動、なんだか面白い動きで笑えた)。VOHさんの時は、お手本を示している最中に、トラブル(?)発生。最後のフレーズが、1オクターブ急に下がった。何が起こったのだ?と思っていると、「くも…くもがいました」とVOHさん。「こえ〜」と、一言。健ちゃんはすかさず、恐怖の効果音をピアノで奏で、場内は笑いの渦。気を取り直して歌い直そうと、カウントを取ると、その声もひっくり返っている状態。「唇に乗ったんです。くも…」と、VOHさん。そこでまた、効果音を奏でる健ちゃん。なんとか気を落ちつかせ、VOHさんパート練習に突入。健ちゃんパートでは、「大変長くお待たせいたしました。自動的に、たれぱんだチームです」との声で、練習開始。健ちゃんパート練習後、全パートでの練習。何回か行った後、本番突入。おなじみの、「今晩は」、「スターダストレビューです」のやり取りで、演奏スタート。客席参加の部分は、ピアノソロ後。コーラス部分は、客席のみの参加。ピアノソロが始まり、いよいよ、本番。皆の気持ちがひとつになり、コーラスも成功。演奏後は、ステージから拍手が発生。「いつも皆とこうして歌えたらなぁと思っていて。せっかくだから、もう1曲一緒に歌いたいと思います」という、要さんの言葉。
最後は、今年の夏のイベントでも行った「今夜だけきっと」。夏のイベントと同様に、血液型でのパート分け。A・AB型が、高音パート。B・O型チームが、低音パート。各パート練習の後、客席コーラスに、「今夜だけきっと〜♪」と要さんの声が乗ってきた形で、スタート。曲が進んで行くにつれ、涙が出そうになってくる。周囲でも、涙を流している人が…。私自身、このまま本当に涙が出てしまうかもしれないと思いながら、歌っていた。めったにこんな感情にはならないだけに、自分でも驚いた。この1週間の出来事も含めて、最後のこの曲に、感動してしまう。海外ツアーでのライブとは、普通とは違うと正直感じた。大感動の中、演奏終了。時は既に、16:00を回っていた。
最後にメンバーからの挨拶。メンバー1人づつが、各自の思いを告げる。こうして出会えたこと、楽しかった思い出などを、告げた。健ちゃんは、「サインや写真は思い出を引出すものであって、本当の思い出とは、皆の心の中にあるもの。僕達としゃべったこととか、目があったこととか、そういう心に残っているもの」と告げた。VOHさんは、「こういう仕事をしていて、こうして皆に出会えて、僕は幸せです」と話した。寺田さんは、「長かったようで、短かった様で…。短かったですね(「どっちなんや!」と要さんに突っ込まれる)。今回はホテルの中でのんびり過ごして。楽しかったです。6時間も喋っている人もいましたが(要さんのこと)…」と、時折笑いを誘いながら、挨拶。要さんは、寺田さんが話している間、ずっと下を向き、肩を震わせていた(笑っているのか、泣いているのかよく分からないが、笑ってもいた)。柿沼さんは、「楽しい時間はあっという間ですね。こうして同じ時代に生きて、出会いがあって、これはすばらしいこと。皆の楽しみの1つの中に、スターダストレビューがあったら嬉しい。本当に有難う」と告げた。最後の要さんは、「俺は今回は、自分でわがままだったなぁって思う。みんなと喋りたいなぁと思っても、1対1になるとなかなか話せなくて、でもみんなの前だと、逆にハイテンションになって楽しく喋れて。」と、フラッパークラブとスターダストレビューの関係などにも触れ、色々な思いを語っていた。メンバーの最後の挨拶が終わり、出口に近いテーブルから順に退場。入場時と同様に、メンバーは扉のそばに並び、お見送り。メンバー1人づつと、固い握手を交わす参加者達。奥のテーブルの私達は、終了から、15分後くらいだった。メンバーを目の前にし、挨拶と握手を交わす。健ちゃんと、要さんの顔には、涙の跡が…。それを見て、再び感動。柿沼さんを目の前にして、またしても笑われた自分。最後の、VOHさんとも握手をし、会場を後にした。部屋に向かう私達の口からは、「感動したねぇ」という言葉ばかり。とにかく、普通のホールコンサートでは、なかなか味わえない感情だった。私達は、感動に浸りつつも、迫り来る、チェックアウトの時間に備えて、準備をしなくてはならないという思いも、同時に発生していた。
◆
チェックアウトまでの出来事
部屋に戻ると、あとは時間との戦い。ある程度、荷物をまとめていたといえども、チェックアウトまでの時間は、1時間と少し。18:00には、清算も完了していなければならないし、17:30までに、部屋の前に、スーツケースを出さなければならない。部屋に着いたのが、14:30を少し回ったところ。時計を確認しつつ、黙々と最終準備。荷物を何とかまとめ、廊下に出す。部屋に忘れものがないか、最終チェックと、忘れてはならない、金庫内チェック。すべてのチェックが完了した後、フロントへ向かった。フロントは、最終清算を行う人達で、溢れかえっていた。列に並び、清算をしてもらうと、持ち金不足(ルピアを使ってしまいたかったので、ルピア清算にした)。フロントの人に、待っててもらい、K嬢とY嬢の元へ行き、お金を受け取る。ようやく清算が終わり、今度は、自分のスーツケースがちゃんとあるか、荷物置き場に確認に行く。そこには、岩崎さんがいて、荷物確認と共に、話しをする。岩崎さんは、「もう、ライブは感動。すごくよかった。仕事忘れて聴きいったし、思わずもらい泣きまでしてしまった。スタレビって、正直今まであまり知らなくて、でも今回こうして知ることが出来てよかった。皆さんとは逆で、私は人柄から入って、本当にメンバーの皆さんは良い方ばかりで…。タナロットのツアーを添乗した時に、VOHさんに『いくら添乗員は強くなきゃいけないって言ったって、おまえそれはないだろう(時間が押していたため、バスドライバーに急げと何度もせかしていたらしい)』っていわれたり、柿沼さんから葉っぱをいきなりプレゼントされたり(そこには、サインではなく、『JTB』と書かれていたらしい…)。こんな風に接してくれる芸能人っていないですよ」と、言っていた。岩崎さんもスタレビを気に入ってくれたらしく、こういう言葉を聞けて嬉しかった。そんなやり取りを交わし、私達は、メンバーと最後の時間を楽しめる場所(フェアウェルパーティーと同じ会場)へ、向かった。
◆ メンバーとの最後の交流
チェックアウト後から、出発までの間、フェアウェルパーティー会場として利用していた場所が、開放。ここで、メンバーとの最後の時を過ごす。メンバーは、19:00頃からやってくるということだったので、岩崎さんとお話した後、18:30頃会場入り。会場前の廊下に、友人がいたので、中の様子を伺ってみると、「フルーツバスケット状態」と言われた。私達3人は、これはどんな状況を指しているのだ?と思いつつ、会場に入った。すると、3人で思わず、納得。「フルーツバスケット」、そうまさに、その表現はぴったりだった。壁に沿っていすが配列され、中央には、丸テーブルが5つ配置。いすは、既に満席。中にいてもしょうがないので、メンバーの登場を廊下で待とうかということになり、私達3人は廊下に出ることに。しかし、廊下にあるいすも満席。仕方ないので、会場1つ目の扉のそばで待つことにした私達。そこには、スタッフの方もいて、私達と同じく、中の椅子に座ることの出来ない参加者もいた。立っているのも疲れたので、しゃがんでしばらく待っていると、メンバーがやってきた。カメラを構え、撮影準備。1人づつ、カメラに収める。私達は、入ってすぐの所でしゃがんでいたので、しゃがんでいる姿を見て、笑うメンバー(これが、ほとんどのメンバーに笑われたんだなぁ)。メンバー4人は、続々と入ってきたが、健ちゃんだけがなかなかやってこない。「遅いねぇ」と、言いながら待っていると、廊下で、ファンに対して、サインを書いたりしている健ちゃん。しばらくして、ようやく、会場入りした。健ちゃんにカメラを向けると、ピースサイン。メンバーは、ひとまず会場の控え室に入り、スタッフに先導され、会場入り。私達も、会場に入り、ドア付近に立った。
まずは、忘れ物のお知らせ。その中に、カメラのフィルムがあり、K嬢は「わたしのかなぁ?」とつぶやき、メンバーがいるテーブルに向かう(そこに、忘れ物が陳列)。K嬢は、メンバーに茶々を入れられていたようだ。忘れ物のお知らせが終わると、どのような状況でこの会場を使うかの説明。どうも各テーブルにメンバーが1人づつ着き、それぞれの場所で、写真を撮ったり、サインをもらったり、お話したりということになるようだ。それぞれのメンバーが、各テーブルに着き、まあ、いわゆるサイン会のようなものが開始。
各参加者は、ひとまず真っ先にお目当てのメンバーに向かった模様。一気に、各メンバーに列が出来た。私達3人は、そばに位置していた、寺田さんのところに向かった(これはトップバッターだった)。写真を撮ってしばらく歓談。たまたま、寺田さんの所に集まった人数も少なく(寺田さんいわく、「僕はずっとプールにいたからねぇ」)、比較的余裕があった。この時の会話で、驚きの事実発生。なんと、寺田さんの住まいは、私のうちのほうだった(まあ、詳しくは知らないけど…)。そんなやり取りの後、寺田さんの隣のテーブルにいた、VOHさんの列に並び、順番待ち。VOHさんは、ラブラブショットを撮ってくれる。順番待ちをしている時に、私達3人の頭には、行きの飛行機の中で答えた、アンケートの回答が浮かんだ(メンバーにやってもらいたいことというアンケートで、行きの機内で、私達は盛りあがっていた)。この発想を頼めるのは、VOHさんしかいない!と思った私達。思いきって、それを頼んでみることにした。「それ」とは、きっと誰も頼まなそうなもの(内容は秘密)。VOHさんに「それ」をやってもらえるか、尋ねてみると、「何でもやるって言ったからね」と、とりあえず、OKのご返事。写真を撮る段階になると、VOHさん周辺には、歓声が立ちこめた(もうはっきり言って注目の的!)。同じことを、3人立て続けでやってもらい、何度も注目を集めてしまった(VOHさん、お願いを聞いてくれて有難うございます)。写真待ちの間、VOHさんとお話もした。ミニライブの時の「くも」の話しなど、他愛のない内容。その後、柿沼さんの列に並び、再び順番待ち。途中で時計を見ると、20:00を過ぎていた。この時ふと思ったのが、「全員回ることは出来ない…」ということ。柿沼さんの、前に着くと、またしても笑われる。なぜ笑うのか?とずっと疑問だったので、聞いてみると、「いや〜パワーを発しているなというか、パワーをもらえそうな気がして。若いって良いよねぇ」という回答。私のことを、実年齢よりだいぶ若いと思っていたようで、実年齢を告げると、「え?そうなの?20位かと…」と言っていた(それはいくらなんでも若く見過ぎだと思うなぁ)。柿沼さんとは、私達3人グループ全員でのショットがなかったので、その写真もお願いした。K嬢が、その時に、柿沼さんの顔を触って写真を撮ったので、柿沼さんは、「何すんの〜(爆)」と言った。そういえば、柿沼さんのテーブルには、ビデオカメラが、ずっと設置してあったが、入れ替わり立ち替りしている参加者とのやり取りを後で、だらだらと見るのかなぁ?と少し思った。さて、柿沼さんとの時間を楽しんだ後、時計を見ると、20:30近く。残っている、要さんと健ちゃん。どちらに並ぶか?ということになり、悩んだ挙句、オプショナルに一緒に行っていないY嬢のこともあり、健ちゃんの列に並んだ。が、しかし、この列はとてつもなく長い。どう考えても時間内には無理そうだ…と思った。しばらく待っていると、終了のお知らせ。まだサインが集まっていない人優先に、という案内が、スタッフの方と要さんから流れた。とりあえず、サインも写真も揃っている私達は、「もうしょうがないね」と思い出す。しばらくすると、成田空港組の集合がかかり、この最後のひとときの時間も終了。メンバーも会場を出た。成田組は、各バス号車ごとに集合し、ロビーを抜け、ホテル正面に止まっているバスに乗り込んだ。「あ〜あ。終わっちゃった」というのが正直な気持ち。各バスに、挨拶回りをするメンバー。メンバーが2号車に乗り込むと、大歓声。メンバー1人づつ、マイクを持ち、一言挨拶。「手紙下さいね」とか、「また会いましょう」等の言葉が、メンバーから発せられ、拍手に包まれ、メンバーはバスを降りた。
メンバーが2号車を去り、しばらく経つと、バスは空港へ動き出した。ホテルの方の大きなお見送りの中(各担当部署から1名づつはいた模様。レストラン従業員の方もいた)、バスはホテルを後にし、夜の街を進んで行った。バスの中では、これからの行程説明(空港での手続き、集合などについて)を行っていた。旅行中お世話になった添乗員岩崎さんは、「こんなに皆さんと親しくなれるツアーはないです。スタレビの皆さんも大変良い方達で、ライブも感動しました。CDを買ってみようと思います」と告げていた。そして、バスは、空港へ到着し、あとは帰るのみとなった。
◆ 出発までの時間
空港についた私達は、まず荷物の確認。自分のスーツケースに付いている、荷札をはずし保管。そして、出国手続きの後、自由行動。免税店で買った品物を受け取り、空港内をぷらぷら。出発まで時間は、余るほどある。ある程度用事を済ませ、椅子に座ってくつろぎタイム。搭乗ゲートNOの通知が、なかなか出ない。そんな中、関西空港組も到着した様で、空港内で遭遇。ようやく、空港内に搭乗案内のアナウンスが流れた。搭乗ゲートNOをお知らせしているが、空港内に出ている表示とは、違う番号。再度アナウンスに耳を傾けると、先ほどと同じ。「?」と思いつつ、どうもそれらしき人達が、アナウンスしているゲート番号に向かって移動しているので、その流れに従い、ゲートに向かった。
時は、22日の0:00頃。出発まで、30分を切った。そして、飛行機に乗り、出発を待った。
7 第6日目 9月22日(水)〜機内泊。楽しい思い出を胸に…帰国〜
<本日のスケジュール>
深夜 機内泊(GA880便)
8:30 成田空港着(自由解散)
飛行機が離陸し、とりあえず、バス内で配られたアンケートに回答。しかし、瞼が重く、何度も睡魔に襲われ、書く作業に四苦八苦。やっとの思いで書き上げ、眠りについた。朝、5:00ころ目がさめると、Y嬢やK嬢も起き出してきた。しばらく、小声で会話。K嬢は隣に座っている添乗員の樋口さんと、話をしていた。しばらくすると、アンケートが回収され、その後、飛行機は空港へ到着。預けた荷物を受け取り、自由解散。荷物を受け取り、岩崎さんとしばらく話しをし、空港を後に。
K嬢とは空港で別れ、Y嬢と私はJRに乗り込み、家に向かった。
8 さいごに
はじめて参加した、海外ツアー。行く前は正直、高いなぁ(金額)と思っていた。でも、いざ参加してしまうと、その金額はあまり気にならない内容。要するに、金額に見合った内容だったように思う。ホテルにしても、内容にしても…。メンバーと触れ合う機会がたくさんあり、なおかつ、個人的に観光も満喫。ある種、一石二鳥の旅。
こうして、レポート(ほとんど、個人的なものに近いけど)を仕上げていると、バリでの日々を思い出す。メモをとりながら、イベントに参加した日々。そしてそのメモが、私の記憶を切り開くメスとして活躍(?)。ポイントのみをメモしていたため、記憶が混在していることもあり、内容が前後してしまった点も多々あると思う。今思えば、書き漏らしたこともあって。ここでそんなこともちょっと紹介したいかなと思う。オプショナルツアーでの健ちゃんの話。本文で、触れるのを忘れた健ちゃんの夢。まあ、この夢と言っても、皆さんが想像するような内容じゃないかもしれないかな。健ちゃんの夢は、かつらを持ち上げて挨拶することらしい(「某メンバーの次にって言ったってもう名前挙げちゃってるか(笑)。そう、その某メンバーの次に、僕の頭はやばいと思うんですよ。オヤジもはげだしね。それで、はげたらどうするか?というのなんだけど、かつらをボブスタイルと、パーマのかかったものを2つ用意して、本編とアンコールとで変えるの。それで、登場した時には、かつらを持ち上げて挨拶。それが夢なんだよね。たださ、減らない様に努力をするかどうするかって言うのは、今考えていて、2、3年の間には結論を出そうと思うんだよね」(健ちゃん談))。そんなことも話していたなぁ。あとはなんだろう?あ、蛙を食べた後には、「僕は数えたんです。1人7匹くらい食べたよ。多いよね。全部食べれなかったよ。それで、全部で20名だから140匹。この140匹もさ、食べられるって思って生きていなかったらさぁ、悲しいよねぇ」なんてことも言ってたかな。
そういえば、ジョギング帰りのVOHさんと偶然遭遇したこともあったな。朝食帰りに、ホテルの中でばったりあったんだ。あれは、ビーチイベントの日だったかな?それとも、集合写真を撮った日だったかなぁ?偶然に遭遇する確率高いねぇって喜んでいたから、ビーチイベントの日かもしれないなぁ。よく考えると、割とVOHさんとの遭遇率は高かったんだな。
まあ、色々とこんな風に後から思い出すこともあって。結局はそう言ったことが、写真なり、こういうレポートなりで思い出す。レポートを書く時に、写真も参考になった。写真って、記憶を呼び起こす起爆剤。1枚の写真にはたくさんのエピソードが含まれていて、「こんなこと話したなぁ」、「こんな風景を見たなぁ」と色々思い出す。それはきっと後から見てもそう思うのであって、レポートも後で読めば、その時のことを鮮明に思い出す1つの品なのかなぁと思って、結局こんなにも長く書いてしまった。
K嬢やY嬢との日々も、本当に楽しかった。このバリで、より仲良くなったなって思う。寝食共にするって、仲良くなる近道だと思う。朝から大笑いの日々で、本当に、日本での日常生活からかけ離れた時間を過ごせた。3人で話していた内容って何だろう?よく、トイレネタはしていたな(しかも朝から!)。あとは、バリでバリバリとかそんな駄洒落も結構連発していたし。本当に他愛のない会話だったんだけど。とにかく、日々というより、毎分と言っても過言ではないほど、笑いがあったな。
「さいごに」と言っておきながら、なんだか長々となってしまって。ここも結局まとまりがないみたい。一言でこの旅行を喩えるならば、月並みだけど、「楽しく充実した1週間。身も心もハッピー気分」と、そんな所かな。
もしこれを読んで、バリに行った気分に少しでもなってくれる方がいたら嬉しいし、参加された方の頭の中に、楽しい日々が、映像とともに浮かんでもらえたら嬉しいです。これは,私の周りに起きた、ほんの些細なバリでの出来事。参加された皆さんには、それぞれの思い出と出来事があって、その数は本当に無限大にあるのだと思います。その無限大の中の、たった1つの出来事として、ここにまとめあげてみました。色々と次々に、メモの内容から記憶が飛び出してきたため、なんだかとっちらかってまとまりのない内容になってしまいました。読みづらくて、すいません。また、個人的行動を多数折り込んだ内容にしたので、つまらないとかそんな風に思った方もいらっしゃるかもしれません。そのような思いをされた方には、ごめんなさい。そして、ここまで目を通してくださった方には、こんなに長い内容に付き合ってくださって、本当に有難うございます。こんなに長くなるとは、思ってもいませんでした(最近よくこんなこと言っているなぁ。自分)。自分自身、この膨大なレポートを、再び通しで読むのは、いつになるか分かりません(途中途中で、今回は誤字脱字チェック等を行っていたので)。でもきっと、これらの日々をふと思い出した時に、レポートのページをめくるのかなと思っています。本当に最後までお付き合いいただき、有難うございました。あ、そうでした。機内クイズも、忘れずに番外編で紹介します。よかったらそちらもご覧下さい。