ならはサマーフェスティバル 99

STARDUST REVUE/Something Else ライブ in ならは

At 楢葉町天神岬スポーツ公園 on 1999.7.31

 

〜最後を飾った夜空の花〜

 

 

<演奏曲目> ※スタレビ中心のレポートのため、ここにあげる曲目は、スタレビのみ

M1:夢伝説 M2:Northern Lights M3:と・つ・ぜ・ん Fall in love M4:Brand-New Wind M5:Stay My Blue M6:ふるさとM7:元気を出して M8:どうして M9:流星物語 M10:NO! NO! Lucky Lady M11:Get Up My Soul

EC1:THANK YOU〜Moonlight party、星になるまで、Cassiopeia、僕はピアノが好きなんだ〜THANKYOU(メンバーひとりづつメドレー) EC2:今夜だけきっと

 

福島県にある楢葉町の、サマーフェスティバルの一環として、今回の野外ライブは開催された。スタレビとサムエル2組でのライブ。今回はその模様をレポートする。ただし、着目はスタレビであるため、サムエルについての話題は少ないことを先に述べておく(サムエルファンの方ごめんなさい)。

 

野外ライブ会場は、太平洋に面したところで、まさに海のそば。キャンプ場などを併設している場所だ。また、ステージもあらかじめ盛土で作られており、その天端部分がステージとなっており、野外ならではのステージ。したがって、メンバーは土の上での演奏となる。

 

座席は、ブロック指定。そのため、良い席を確保するために、早めに会場入り。11時頃に会場に着いた。会場の駐車場には、リハーサル中の音が聞こえていた。「ずいぶん早くからリハーサル始めているな〜」と思いつつ、会場へ足を運んだ。開場待ちの場所には、当然のごとく、既に開場待ちのお客さんが列を作っていた(推定100人程度)。また、待機場所には、町の方が露店を多数出しており、町のイベントという雰囲気が漂っていた。露店で最初に目を引いたのが、天然あゆの塩焼き。勿論購入。とてもおいしかった。待ち時間が、だいぶあるので、クリアに聞こえるリハーサルの模様を聞きながら、飲食や、ゲームをしていた(「え〜!これも聴けるの!」という話しもしていた)。

 

開場予定時間(15:00)近くに、開場時間のお知らせが流れた。待っているお客さん達は、移動ができるように、レジャーシートなどの片付けを始めた。そしていよいよ開場。なんと、開場はテープカットと共に行われた(このライブが、イベントの幕開けなのだろうか)。さすが町のイベントだ!と感じた。開場と共に、順に、各自指定ブロックの場所へ急ぎ、場所の確保。そこからまた開演まで、2時間ほどの待ち時間。西日が強い中、開演を待った。開演を待っていると、テープカットに引き続き、「さすが町のイベント!!」と思う出来事が。なんと、「楢葉町長の挨拶」が、開演前に行われた。

 

町長の挨拶の後、ほぼ定刻通り(17:00)、サムエル登場。場内に歓声が沸いた。登場してすぐに演奏されたのが、「さよならじゃない」。3人の演奏が、まだ陽射しのある空間に響き渡った。懐かしの、「モンキーマジック」もあり、楽しい雰囲気が漂った。また、ピアニカを楽曲に取り入れたりもしていた。MCもお客さんを引き込むような話題で、時折、笑いを誘っていた。最後は、「ラストチャンス」で締めくくった。サムエルの時間は、約1時間位だったと思う。

 

サムエルがステージを去った後、スタッフの方がグランドピアノをステージに準備。このピアノの登場に、驚きを持った。「まさか野外でピアノを使うとは…」と思ったのだ。ピアノの調整を行い、しばらくすると「どうして」のピアノ伴奏のSEが。そして、まずは、根本氏と光田氏が登場。客席から大歓声がおきた。根本氏はギターを抱え、光田氏は先ほど準備されたピアノの前に座った。「どうして」がフェードアウトし、この2人で「夢伝説」を演奏。ピアノとギターのみの構成。とてもゆったりとした雰囲気のアレンジ。「こんな聴かせ方もあるのか」と、初めて聴いたアレンジに、耳を傾けた。ラストのサビで、他メンバーがステージに登場。最後のサビのフレーズは、メンバー全員での演奏となった。「Northern〜」のイントロで客席から大歓声。切れ間なく、「と・つ・ぜ・ん〜」につながった。大興奮の客席。そばにいた、サムエルファンの若い女の子の集団は、この光景を目の当たりにし、驚いていた様だ(というよりも、あっけに取られていたと言ったほうが正解だろうか)。どうも、一斉に、手拍子が沸き起こったことや、ノリノリ状態でリズムを取り出したことに、驚いていた様だった。しっとりとした雰囲気で、お客さんを引きつけておきながら、駄目押しのごとく、グッと客席を引っ張り込んでしまうような出だしの構成。ノリノリのお客さん達は、既に、スタレビワールドにつかり始めていた。

 

ぎゅっと客席の心をつかんだあとは、根本氏お得意のMC。「楢葉のサマーフェスティバルの1回目に参加し、今回10年越しで2回目の参加。まあ、5年越しでも6年越しでも良かったんですけどねぇ。」と根本氏。勿論客席を笑いの渦に誘うトークも含め、本当に楽しそうにおしゃべりをしていた。根本氏本人も、「絶(舌)好調だなぁ」と言っていたくらいだ。会場が海のそばということもあり、「海と風をテーマにした曲を2曲」ということで、「Brand〜」と「Stay〜」が演奏された。風がテーマの「Brand〜」では、イントロで風の音が流れ、さわやかな感じで演奏された。一方、海がテーマの「Stay〜」では、波の音の出だし。また、光田氏は、ピアノを弾いていた。そういえば両曲とも久しぶりに聴いた曲だった。

 

2曲演奏後、「いや〜海がそばにあるというのに波の音が流れてくるなんて」と根本氏(このような内容を言っていた。ちなみに正確な発言内容ではない)。その流れで、メンバー紹介。メンバー紹介のテーマは、「なぜあなたはこの楽器を選んだのか」というもの。メンバー1人づつが、これについて、話をした。

 

トップバッターは、VOH氏。白いコンガにリニューアル。根本氏の言葉によって、「そういえば色が変わっている」と気付いた。ツアーでも見せた、「いつそれならしてるの?ちゃんと教えてくれなくちゃ…」とVOH氏をいじめる、根本氏。「もしも〜コンガが〜弾けたなら〜♪」等と、楽器名が登場する昔の名曲に“コンガ”をのせ、「ほらやっぱりコンガじゃしまんないよね〜」と根本氏。野外でも根本氏の攻撃に合うVOH氏だった。で、なぜ、パーカッションになったのかというならば、密かにドラムをねらって、根本氏のバンドを訪れたVOH氏。ところが、そこには寺田氏がいた。VOH氏に用意されていたのは、カウベルやタンバリンなどの打楽器。その日から、パーカッションというポジションに着くことになったらしい。

 

2人目は光田氏。根本氏に紹介された直後に、ラジオ体操第1、第2を軽快にピアノで奏でた。「そういえば第3もできたらしいけど、曲知らない」なんて事も言っていた。「猫踏んじゃったはやらないの?」と根本氏。すかさず、「やりますよ!」と弾く光田氏。「でもね、犬踏んじゃったの方が好きだなぁ」と一言。「ねこ」の音の移動を逆にして、「猫踏んじゃった」の「犬」バージョン披露。その後負けずと、「こもどドラゴン踏んじゃったは?」と、挑戦するかごとく光田氏に投げかける根本氏。しばし考え、根本氏が発生した音の通り、「こもどドラゴン」をピアノで再現。さすが、絶対音感の持ち主!手強い光田氏だった。さて、なぜピアノなのか。それは、「父親がピアノ弾いていて、小さい頃からピアノがあって弾いていたから。で、父親は、よく『乙女の祈り』を弾いていて、5歳で弾けるようになったんですね。」と光田氏(勿論、乙女の祈りはワンフレーズ演奏)。ここで、「もしや、『乙女の祈りすぎ』やるか?」と思った。その予想見事的中で、ネタ披露の光田氏(ちなみに『乙女の祈りすぎ』というネタは、出だしのフレーズを延々と下がっていくというもの。このネタは、光田氏がソロライブ「PLAY THE MUSIC!」でやっていた)。

 

3人目は、寺田氏。めったに話をしない寺田氏の喋りに耳を傾ける。小さい頃からドラムの音に、興味を持っていたと言う寺田氏。幼き頃は、プラスチックの蓋付き缶と2段ベッド、カーテンなどを利用してドラムを再現していたという話をした。すると、「ほらやっぱり小さい頃から地味だったんじゃん」と、根本氏。

 

4人目は柿沼氏。「で、あなたはなぜベースなんですか?」と言う根本氏に対して、「あなたのせいでしょ」と言う柿沼氏。その昔、柿沼氏はギターをやっていたそうで、ある時、ビートルズをやりたいねという話しになったそうだ。その時に、どうも、根本氏に言いくるめられて現在に至るらしい(ビートルズのベースといえば、ポールだよ!ということらしいが)。このやり取りの時に、アルペジオ(ドミソドミソなどと和音を繰り返すこと)やスリーフィンガーという言葉が出て、根本氏はギターを抱えて、「スリーフィンガーっていうのは、こんなやつです。」と実際にギターを弾いて説明していた。

 

おもしろト−クを含めたメンバー紹介の後、ア・カペラの時間へ突入。始める前に、「え、1曲追加で2曲にします。」と根本氏。本当はメニュー的には1曲だったのだろうか。ポンキッキーズでも披露された、「ふるさと」と打ち込みリズム付きの、「元気を出して」の2曲。前者は、テレビで見た時に、「こんな曲もやるのかぁ。」と感じた曲。生で聴くと、より暖かみのある曲になっていた。「My home town」のコーラスがとてもうまくあっていると思う。後者は、テレビで見逃した曲。初めて聴いたが、竹内まりあさんの曲がこんな感じに変わったのかと正直思った。もうスタレビの曲という雰囲気一杯。これらの曲くらいから、あたりがうっすらと暗くなり始めてきた。

 

ツアーをやって惚れ込んでしまったという曲紹介の後、「どうして」が演奏。相当、彼らのお気に入り楽曲の様だ。それで、オープニングにこの曲が使われたのかと思った。日の光も残り少なくなった頃、「流星物語」が始まった。サビに入った頃には、まさに良いシュチュエーションで、一気に暗くなった。まるで仕組んだかのようだ。開演前に購入したサイリュウムの光が、一段と浮き出るようになった。自然が作り出す効果は、より一層気分を盛り上げる。良いタイミングで一気に暗くなった時には、思わず「お〜」と声をあげたくなった。すっかり暗くなり、間髪入れずに、「NO!NO!〜」が始まった。ダンサブルなイントロに客席は盛り上がる。すっかりおなじみとなった、振り付けで、ステージも客席も踊る。サムエルファンの若い女の子の集団は、振りをつけるタイミングが分からないようなので、ちょっと戸惑いつつも、表情的には楽しそうな感じだった。暗い中で、ステージ後方にある、ライトが綺麗にはえていた。そしてノンストップで、「Get up〜」。これもおなじみの振り付けで、大いに盛り上がっていた。客席ステージとも、大興奮に陥っている状況で、本編終了。

 

メンバーがステージを去ると、客席からはアンコールの声。しばらくすると、メンバー再登場。「Everybody come in joy us let’s get to the singing together みんなで歌おうぜ〜♪」と、おなじみコーラスが入り、「THANK YOU」を演奏。その流れのまま、メンバー紹介の意味がたっぷり込められている、メンバー1人づつのメインボーカル曲へ突入。トップは柿沼氏。夏にぴったりな、「Moonlight〜」。柿沼氏の体を上下にする仕草に合わせ、光田氏も同様にリズムを取っていた。2人目は、VOH氏。お得意のファルセットボイスを存分に取り入れた「星に〜」。VOH氏の高い声が、広い空間に響き渡った。3人目は、寺田氏。「Get Up My Soul」のカップリングだった、「Cassiopeia」。フュージョン色の強い曲だ。メンバーが、「Hu Hu♪」とコーラスを入れる。はっきり言って、イベントならではの選曲だと思った。ラストは、光田氏。演奏されたのは、「僕はピアノ〜」。これは、光田氏ソロ活動での曲。リハーサルでこの曲が流れていたので、見当はついていたが、スタレビメンバーとの演奏が聴けるなんて、本当に滅多にないことだ。できれば、CDに収録されているように根本氏の、「健ちゃんもうみんな帰っちゃったよ」の台詞が有ればもっとよかった(かなり個人的要望)。この曲の後、再び「THANK YOU」に戻った。どの曲もフルコーラスでの演奏。長いメドレー曲といったところだろう。ツアーではこの様な構成を組まないので、非常に得した気分だった。

 

メドレーが終わり、根本氏はメンバー名を再び紹介。サムエルの紹介も同時に行った。その時、サムエルがステージに登場。サムエルファンが一気に沸いた。が、実はここでの登場は、ちょっと早かったのだ。サムエルは登場するときを間違え、スタッフに言われ、再びステージから去った。「まだ終わらないよ〜」と根本氏。メンバーが、全員ステージ前面に一列に揃った。なにやら、ア・カペラ大会が行われる模様。ここで、根本氏、「サムエルにも協力してもらいましょう!」と一言。サムエルが、ステージに登場(本来、ここで登場するはずだった)。サムエルファンは、再び大歓声。夜空の下でのア・カペラ大会の始まりだ。今回の客席パート分けは、血液型。A・AB型チームと、B・O型チーム。前者が高音パートで、後者が低音パート。パート毎に、客席に挙手を求めた根本氏。先に、A・AB型を聞いた。すると、なんと、このパートのメンバーは予想以上に多かったらしく、「多いなぁ。本当ならほぼ半分づつにうまく分かれる予定だったのに。」と根本氏。そして、各パート毎の練習に取りかかる。まずは、高音チーム。つづいて、低音チーム。最後に、両パート一斉にあわせた。星空の下に響く歌声。「うま〜い!!」の一言の後、本番に突入。「隣の人につられないようにね。まあ、つられて、どっちかわかんなくなってもそのうち自然に交わっちゃうから」と根本氏。光田氏が、ピアノの前に腰掛け、本番スタート!ア・カペラから始まった、今回のお客さん参加の演奏曲目は、「今夜だけきっと」。ピアノ伴奏のみの今回のアレンジ。そして、客席の声と、野外の開放感。気分的にはとても良かった。サビに、コーラスがつく。みんなの息もぴったりで大成功。この曲を知らないお客さんもたくさんいたと思うが、すごくいい雰囲気に仕上がっていたと思う。ステージ上のメンバーも、入るタイミングをうまく誘導するような雰囲気を作っていて、その表情で「はい、ここから入りますよ」というのが伝わった。みんなで1曲を作り上げ、素敵な雰囲気の中、最後の演奏が終わった。曲が終わると、ステージ上のメンバーは、中央に集まり、8名が肩を組み、揃ってお辞儀。客席からは、大きな拍手が沸き起こった。そして、オープニングの時と同様に、「どうして」のピアノ伴奏が流れてきた。このBGMの中、メンバーは客席に向かって、大きく手を振り、ステージを去った。

 

メンバーがステージを去り、「あ〜あ、終わっちゃったぁ」と思っていると、ステージ後方から、花火が打ち上がった。それも、1発のみならず、何発も。時間にすると、10分以上。結構豪華な花火で、驚きと歓声。「まだあるの?」と思いつつ、空を見上げた。間近で見る花火は久々だった。一斉にみんなが、空を見上げ、「お〜!!」と声をあげる。この日はちょうど隅田川の花火大会もあった日だ。隅田川に負けないくらいの、立派なものを限られた人数で、ゆったりと鑑賞。普通の花火大会だったら、人ごみの中で苦しさをこらえながら見る状態だろう。ただ、あまりにも、空を見上げていたため、首が痛かった。しかし、本当に綺麗な花火で、野外ステージの後には最高の、シュチュエーションだった。最後の花火が、打上げられ、会場を後にした。

 

夏の野外イベントは、ツアーではなかなか聴けない曲を耳にすることが出来る。特に今回は、「僕はピアノ〜」があり、驚いた。また、「今夜だけきっと」が、ア・カペラメニューになっていたりで、ある意味、新しい手法だなと感じた。メンバー全員がメインボーカルを披露というのも、とてもよかったと思っている。夏のイベントは、どうも東日本での本数が少なく、1本程度しか足を運べない。もっと、関東から列車圏内地区でやってくれればいいのになぁと思う。今年の夏イベ参加は、今回のみだが(といっても去年も1公演のみだったが)、来年も楽しみだ。自然が作り出す演出効果は、野外でしか楽しめないもの。この自然が醸し出す演出効果と、演奏曲目がマッチすると本当に、感嘆の声がでる。ホールでは味わえない楽しさを、ぜひとも来年も堪能したい。


〜番外編〜

 

そう言えば、最近番外編の登場回数が多いなぁ。番外編はあくまでも個人的趣味なので、文章の表現もちょっとラフなのだ。ということに気付いている人はどれくらいいるんだろう…。まあたいしたことではないので、どっちでも良いんだけどね。

さて、今回の番外編では何を書こうかなぁ。ということで、気の向くまま自由に書くつもり。でも一応書こうと思っていることはあるので、それは書く。

 

 盛土と天端って読めた?

本文中に、この言葉使ったんだけど、正確に読めたのかちょっと不安。はっきり言ってこれは、土木用語。「そんな言葉使うな〜!」と声が上がりそうなんだけど、ぴったり来る表現がこれだった。なので、ここで説明加えましょう。

「盛土」は、「もりど」って読む。文字通り、土を盛ること。その盛った土が土台として機能するわけ。で、「天端」は、「てんば」と読む。これはどこを指すかというと、台形を(立体で)想像して欲しい。台形の、上底部分が、この天端にあたるんだ。どうしても文字で表現するには、私にはこれしか浮かばなかった。だってぴったりなんだもん。これらを使わないと、こんな風に長ったらしい説明になっちゃうので、しまりがなくなちゃうなと思った。でも、あまり知っている人はいないだろうなぁと思いながらも使った言葉。

 

◆ 開場待ちの間

開場を待っている間は、結構だらだらしつつ、露店で色々食物購入。鮎の塩焼きは美味しかったし、暑い中で食べるかき氷もGOOD!スイカも甘くて美味しかったなぁ。

この日これなくなった、友人(このHPの管理人)にメールをいれたり、ブロックUNOでゲームを楽しんだりしてた。アスファルト舗装上では、暑さ厳しいので、脇の芝生で、大半の時間を過ごした。本当はアスファルト舗装上が、待つ列なんだけどね。

リハーサルの音も聞こえてきて、ちょっとお得。リハでは、「NO!NO!LUCKY LADY」のイントロを何度かやってた。ちなみに、この曲のダンサブルなイントロとは、「L・U・C・K・Y NO! NO! LUCKY LADY Yeah〜♪」という物。打ちこみダンスミュージック系っぽく、クラブっぽいような雰囲気。「僕はピアノが好きなんだ」のリハでは、健ちゃんのソロライブでよくきく、「オブレネリあなたのおうちは、隣のおうちは〜♪」と、最後に入れてた。「リハからこれ入れてるよ〜」と、盛り上がった。でも、本番ではやらなかったんだけどね。

 

◆ サイリュウム

サイリュウムは開場後に発売されたんだ。何種類かあって、3色ほどあった。その中から、ブルーを選択。これには理由がある。またミッチーネタになっちゃうんだけど、ミッチーの「よこしまアリーナ」コンサートで、ブルーのサイリュウムが、横浜アリーナの中でたくさん光ってたんだ。これが本当に宇宙空間のようで、とっても綺麗だった。コンサートグッズのうちわについていたんだけど、購入者がみんな使ったのかな。それが、ある種、空間演出の小道具になっていたんだ。だから、やっぱり使うはブルーでしょ!ということになって、みんなでブルーを買った。

実際にサイリュウムをどれくらいの人が持っていたかわからないし、どの様にその光がステージ上から見えているのかわからない。人数が多ければ暗闇の中では綺麗だったと思うけど、なんせ、前から2列目にいたのでその辺の状況が全然わからない。だから、これを使って、いい効果が出ていたのかどうかは、全然分からない。

このサイリュウムは、ライブ中のみならず、帰りにも大活躍。持ってて良かったサイリュウムということになったんだ(あとの項目参照)。

 

◆ 道中

総勢10名で楢葉に向かった我々。当初3台の車で行く予定が、出発当日2台に変更。で、千葉方面から向かう予定だった私は、その日会社が休みだったため、急遽、横浜組みと一緒に行くことになり、横浜へ向かった。友人K嬢宅に着いたのが、30日の夜11:30頃。既に、友人Y嬢も到着していた。その後、友人R嬢が、最寄駅(K嬢宅の)に到着し、K嬢宅の3名は車に乗り込み出発。R嬢を拾い、目黒でYO嬢を拾って、楢葉へ出発。ちなみに、もう1台の車は、千葉から楢葉へ向かうのだ。2台の集合地点は、太平洋健康センター。それぞれの車が、目的地に向かった。

我々は、31日朝4:20に、健康センターについた。しかし、千葉組が、まだついていない。健康センターは、5:00から格安料金になるので、フロントのお兄さんに「あと、20分程お車でお待ちいただければ、割引料金にしますので、4:40くらいに来ていただけますか?」といわれる。なんて親切なお兄さんだぁ!と思い、また車に戻る。しばらくすると千葉組到着。お兄さんに言われた通り4:40にチェックイン。もう、日が昇りつつある。睡眠前に、お風呂へ向かった。お風呂からは、太平洋が一望できる。しかも、水平線には、朝日が!お風呂からの眺めは最高だった。その後しばらく睡眠し、チェックアウトの時間(8:30)に健康センターを後にした。

朝食は、コンビニに付随していた、立ち食いそばやで済ませ、会場へ。6号線をひたすら進むが、隣町まで行ってしまったりと、ちょっと迷う。軌道修正をし、会場へ。駐車場には、既に車が止まっていた。

一方、帰りはというと…。これも大変。道路には、街灯がない!暗いのだ。我々2台は、縦列で走行することが出来ず、途中ではぐれた。前の車についていけば、6号に出るだろう…。という考えが甘かった。気づくと、隣町の富岡町。カーナビを見ても、方向が違うらしい。またしても、Uターン。しかし、一体どこで曲がるべきなのか?という半信半疑で、向かう。会場最寄駅(とりあえず、最寄)の案内標識が見えたが、暗さで、どこ曲がるんだ?といっているうちに、曲がり角を通り過ぎる。これまた、Uターン。しかし、どこで方向転換すべきか?というほど暗かった。ちょうどベストポジションを発見したものの、暗すぎて、バックするには危険。助手席の私は、サイリュウム持参の上、外に出た。あまりの暗さに、「いや〜暗くて良く見えない…」と思うほど。道路と、その脇の地面の境がわからない(しかも段差あり)。サイリュウムの灯かりで何とか照らし、車の誘導もサイリュウム。本当に持っててよかったサイリュウムだった。軌道修正の後、何とか無事6号に出るが、また、富岡方面に向かった気配(行きで見かけた、河川名が目に入ったので、逆に向かっていることに気づいた)。またしても、Uターンで、常磐自動車インターへ向かう。

もう1台と連絡をと思い電話。ところが、なかなかつながらない(圏外)。何とか電話が通じ、インターで待ってもらうことに。後に聞くと、もう1台の車も迷ったらしいとのこと。

楢葉は良かったけど、昼間と夜の景色の差が激しく、帰りはちょっと大変だった。カーナビが付いていなかったら…きっと最悪パターン。現在地が全く把握できない場所だったから。いや〜あってよかった、カーナビという感じだ。友部SAで、ご飯を食べ、ここで、各車毎に別行動。家路に向かったのだった。

 

◆ 最後に

ちょっと長くなっちゃった今回の番外編。いつも以上に個人的趣味の内容だなぁ(特に道中)。まあ、これを読んでくださった方は、物好き…いや、ありがたいですよ。次回のレポは何になるか?やっぱり番外編付けるのか?それは、その時の気分なのでわかりません。では、また。最後まで有難う!!