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レポートを書き出した経緯などをまとめた。ま、ひとり言のようなものだな

 

 

ここにあるレポートは、1998年から、書き溜めたものである。

 

会社の人に、スタレビ、健ちゃん、みっちーを知って貰いたくて、書くようになった。

 

私の勤める会社には、イントラネットで、仕事以外の内容を何でも書けるところがある。それは、趣味のことでもなんでもいい。あまりにも「STARDAST REVUE」の認知が低かったため、そこに紹介するようになった。

 

最初は、まあ、いわゆる紹介や、アルバムリリースの事などを書いていたが、ネタも尽きたので、ライブの話でも入れてみるかというのがスタート。

 

その頃、当然のように、光田健一氏のことも誰も知らないので、ソロ活動についても触れていたわけだ。

 

ちなみに、及川光博氏も当時は、ほとんど知られていなかったので、あわせて紹介するようになった。

 

このような期間をしばらく経て、ある時「ライブレポートを書こう」と、単純に思った。前述したライブの話でも・・・というのとは、自分の認識の中では、大きな差がある。

 

この時、及川光博氏の「赤坂BLITZ4days」ライブがあり、このレポートを最初に書こうと決めた。当時は、セットリストをあげないスタイルで、レポートを作った。社内イントラネットに載せるので、長いと読んでもらえない。最大でも、スクロールしなくて済む範囲に押さえるというのを、ポイントにおいて作成した(分割掲示でも対応)。

 

この努力のおかげで、スタレビ、光田氏、及川氏は、社内全員に名前は浸透した。

 

実は、ファイル操作ミスで、無くなったレポートがある。及川氏のBLITZの最終公演レポートだ。当時、自宅にパソコンが無く、会社のパソコンで昼休みを利用して作成していたが、イントラネット上で誤って削除。帰らぬレポートとなった。この後、光田氏のレポートも書くつもりでいたが、この出来事から、やる気が失せ、光田氏のも手をつけずに終わった。ちなみに、これは、光田氏の「サンデーワイドショーVol.1」というライブだった。今思えば、無理やりでも、これらを書くべきだったなと思うが、記憶が薄れていたので、書き起こすことは不可能だった。

 

しばらくすると、光田氏のファンクラブで、ライブレポートを募集という企画が始まった。たまたま、書いていたレポートがあり(新宿ミロードで行われたインストアライブ、サンデーワイドショーVol.2)、それらを送ろうかと思っていた矢先のことだ。しかも、送ったレポートがいくつか採用された。これが、本格的に、書くようになったきっかけかもしれない。

 

レポートの書き方もある時期を境に変わってきた。セットリストの記載はしばらくたってから行うようにした。また、当初は、全て記憶力のみで作成。帰りの電車で、記憶をメモに起こすということもしていなかったので、我ながら、ものすごい記憶力だなと、思う。ちなみに、今は、そんなことは出来ない。

 

帰りの電車等でメモを起こすようになったきっかけは、光田氏のライブ。2部構成で、メンバーも入れ替わり立ち替わりで登場したライブがあった。この時、これだけの内容を覚えるのは不可能と思い、単語のみのメモを、チラシの裏に書いた。しかも、インクの出ないボールペンだったので、後日、鉛筆で上から色を塗り、文字を浮き上げ、文字を読んだということまでした。

 

光田氏のファンクラブ会報等で、他の方のレポートを読んで比べると、自分の文面が固いと思った。そこで、体裁を変えた。当時は、「○○氏」という表現を使っていた。これを全て、普段呼んでいるように変えようと思った。まあ、変えただけでは、固さは取れないが。

 

雑誌の編集をやっている(今は辞めたけど)友人にも読んでもらい、アドバイスももらった(1回だけだけど)。このアドバイスは、すぐ使った。読んでもらえれば分かると思うが、言葉尻を全文通してあわせなくなった。これにより、固さの軽減、リズムのアップを図れたように思う(自己分析のみだが)。「文章はリズムだよ」これが友人の言葉だ。

 

そんな経緯を経て、現在に至っているわけだが、こうして、数年間書いていることが、これまた予想もしていなかった事実。光田氏ファンクラブに送るというのも、一応続いている(折角書いたので)。

 

なぜ、こんなに続いているのか分からないが、書くことは嫌いではない。それと、たまに昔書いたものを引っ張り出して読むと、記憶が蘇るところも自分自身で楽しい。それがあるから続いているのだろうか。

 

友人にHPに使いたいと言われ、提供していたから続いていたのかもしれない。まあ、要因は色々あるが、「表現すること=自己満足」という図式も成り立つところから、結局は、自己満足で続いているのかもしれない。

 

こうしてHPを作ったのも、そもそも、自己満足を求めるものであり、読んでくれる人がいるかもしれないという思いからだ。

 

元々、HPを作ってレポートをアップしようという発想もあった(友人にも勧められた)。そんな時に、友人が(勧めてくれた友人とは別の人)、「HPを作るのでレポを使いたい」と言って来た。それで、そこに乗っかったわけで、そうなると、自分では作らないし、逆にいえば、「自分でやりたいから辞めたい」とも言いにくかった。レポートを掲載してくれた友人がHPを閉じたことがきっかけで、HPを作ってアップしようと思ったわけだ。

 

レポートは、手元に数多く有り、自分の好きなものしか書いていないが、暇な時に、貴方のファン以外のレポートも一緒に覗いてもらえたら、光栄だ。

 

その際には、昔のものをお勧めする。なぜなら、文章が短いから。そこで興味が湧いたら、長い物にチャレンジしてみるのも良いだろう。

 

ちなみに、私のレポートは、見たままのことしか書かないので、主観的感想を求める方には、不向きな内容である。主観的内容をつらつらと書くのは、苦手なので書けない。

 

「文章はリズム」と分かっていても、やはり難しい。文章力、表現力があるとは思わないが、1人でも興味を持ってくれる人がいたら、嬉しい限りだ。そして、このレポートをきっかけに、レポートに登場するミュージシャン達に興味を抱いてくれたら、非常に嬉しい。

 

解剖医

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