on 2004.8.21 at藤沢ジョリーシャポー
〜ポイントは オンタイム?!〜
<セットリスト> タイトルよくわからずで全部起こせません。
わかっているもので起こすけど、かなり自信なし------1部------ 18:40〜19:25
M1:インストの曲
M2:?
M3:?
M4:Close To You
M5:キャラバンゲストタイム:みつい健一 19:25〜20:05
全5曲------2部------ 20:05〜20:45
M6:イブニングブリーズ
M7:松田聖子メドレー
M8:?
M9:LOVE
M10:?
EC:ルート66 <メンバー> Pf・Key:友井賢太郎
Drs:池畑外雄
Bass:武田悟
Vo:古里あゆ
ゲスト:みつい健一
ここジョリーシャポーで夏にライブを行うのは、今回で3度目。もう、3年も経つのかと思うと、月日が経つのは早いものである。
今回は、ゲストを迎えての公演。あ、去年もゲストがいたか。今年は、ゲスト時間を設けられたゲストを迎えての公演と言えば、合っているのか。そして、湘南ライブでは、初のあゆさん登場。初湘南ライブの時に出た歌姫は、友ちゃんこと、門島友美ちゃんだった。ちなみに、彼女は今年は客席にいる。
ジョリーシャポーの楽しみと言えば、ウルトラセブンこと、森次さんにお会いできることもある。ハヤシライスもおいしい。
会場には、開場時間の18:00前に到着。開演になるまで、久々の友人達と時間を過ごす。開場は予定通り。
2.第1部
開演予定は、18:30であったが、10分ほど遅れてのスタート。いつものように、お店の2階からメンバーがふらっと降りて、登場した。まあ、ステージといっても、客席に引っ付いている状態といっても過言ではないくらいの広さで、アットホームな雰囲気が形成される。
兄貴こと(私は光田健一さんの影響から、友井さんを兄貴と呼んでいる)友井さん、ドラムの外雄君、ベースの武田さんの3人がまず登場。3人は定位置に着く。
兄貴は、「皆さん、まだ食べていていいですからね(ここでのライブは初回から、1フード1ドリンク付で行っている。そのため、まだ食事のお客さんもいる)。軽くBGMという感じで」と、さらりと喋り、ピアノを触る。このピアノにリズム隊の2名が交わる。まずは、インスト楽曲でご挨拶という流れのようだ。ちなみにこの曲、タイトル知らないので、ここに紹介できずで、ごめんなさい。
1曲演奏した後、軽快なトーク展開。挨拶だけで終るか?と思ったのは、大きな間違え。最初から、テンポよく爆笑トークを繰り広げる。富山を出発して、この会場についたのが17:15という。富山から、マイクロバスをレンタルしてやってきたという。運転手は大型免許を持っている、外雄君。行きも帰りも外雄君オンリー。セッティングに5分、リハ2分(リハと呼ぶ時間なのだろうか?)。こんな話を交えつつ、メンバー紹介も忘れない。今回は、拍手ではなく、「外ちゃん」「武ちゃん」「友ちゃん」と呼ぶようにという指示が。客席との絡みも良く、狭さながらのアットホームに展開する。というか、1曲しか演奏していないのに、25分も経っているというところも、兄貴のなせる技なのか?!技というか、トークは特技かもしれない(笑)。
2曲目から登場するあゆさんを紹介しようとしつつ、トークを進め、階段でスタンバイしているあゆさんをじらす。余りにも待ちくたびれたあゆさん。「ちょっと、いいかげんにしてくださいよ」と言いながら、登場(笑)。これは果たして、仕込みなのか、アドリブなのか?!長年の付き合いからの、すばらしい間合いである。
軽くあゆさんの紹介があり、あゆさんの歌声披露。素敵なジャズナンバーを、あゆさんが歌い上げる。いつ聴いても、話し声と歌声が違い魅力的である。そしてこの曲も、曲は知っているがタイトル知らず。
あゆさんは、3曲続けて歌う。1曲ごとにトークを入れていたら、何時間有っても足りないということかららしい。といっても、本格的トーク展開ではなく、ちょっとしたトークは挟んでいたが。ちなみに、あゆさんのトークも面白い。兄貴の影響なのか?元々なのかは不明だが。あゆさんは、基本的に楽曲の説明をしてから歌に入るので、わかり易い。勿論タイトルも口にしてくれるが、私自身、タイトルがわからないため、後でわからなくなってしまうのと、聞き取りにくかった時に、勘で考えることが出来ない。ということで、今回のようなことになってしまう(かなり、言い訳)。こんなことはさておき、先に進めよう。
カーペンターズの「Close To You」の後は再びトークタイム。ここでは、お土産プレゼント企画。お土産は、なぜか信州そば。何故信州そばなのか?理由はこうである。「富山はおいしいものがたくさんあって、鱒寿司をお土産にしようと思ったんだけど、富山から来た人に当たるとどうしようと思い、ここにくる中間の松本でお土産を買おうということになったんですよ。決して、松本のサービスエリアで、『しまった〜お土産忘れたよ〜』と思ったわけではないんですよ」ということだ(笑)。
お土産争奪戦は、じゃんけん大会。勝った人2名に、 富山とは関係のない ありがたいお土産の、おそばが進呈。ここで地域性が浮き彫りの出来事発見。じゃんけんの「チョキ」の形である。兄貴は「富山チョキ」と言っていたが、親指と人差し指でL字型のチョキ。あゆさんは、「え?このチョキって標準じゃないの??」と驚いていた。兄貴の解説によれば、L字型は富山県でも富山市独特のものだとか。このトークを展開している時に、外雄君が、移動しようとした際、兄貴のキーボードをお尻で鳴らした(笑)。「外雄、痩せろよ〜」と兄貴。外雄君は、通れると思ったらしい。
お土産は、ジョリーシャポーオーナーの森次さんにも進呈。森次さんが、ステージに登場し、マイクを握る。今日はお休みだったらしく、なかなかメンバーがお店にこないので、「逃げちゃった?」と心配したらしい(笑)。
1部最後は、キャラバン。この曲、歌ありで聴いたのは初めて。というよりもむしろ、歌のある曲だったのかと思った。そう、いつも兄貴の演奏を聴く時は、インストバージョンだから。歌と楽器と兼ね合いが聴き所。最後も笑えるトークを軽く展開し、ゲスト紹介を行い、1部終了。
兄貴達メンバーとちゅるいさんことみつい氏が、ステージで入れ替わる。狭いので、混雑状態での入れ替わり。兄貴達は、楽屋としている2階に移動。そして、ゲストタイムスタート。まずは、インスト楽曲でのスタート。兄貴達のジャンルを考慮しての導入としての、インストであろう。久し振りに、ちゅるいさんの演奏を聴いた。その後は、1曲ごとにトークを挟みつつ、ラストは「上を向いて歩こう」で、全5曲の演奏。ちなみに、ちゅるいさんは、ラスト以外全てオリジナル楽曲の演奏。1曲目以外は、弾き語り演奏。トークは、楽曲紹介に絡めた話、自身の仕事で起きたネタなどを展開していた。
3.第2部
ちゅるいさんの演奏が終った後、再び兄貴達が登場。1部と同様に最初は、あゆさんなしのインスト楽曲。「最近、盗作されまして」と紹介されたのは、私が大好きな「イブニングブリーズ」。あまりの嬉しさに、タイトルを聴いた時に、雄たけびを上げてしまった。光田健一さんが富山で兄貴と演奏したのを聞いたときから、お気に入りの楽曲である。初めて聴いたのは、もう6年位前になるのだろうか。2人の鍵盤での掛け合いがとても良く、その時からお気に入りの1曲である。最近は、この2人が同じステージで演奏をしているのを聴かないので、また聴きたいものである。ちなみに、「盗作」とは、ベーシストの池田達也さんがアルバムに入れたことを指している。元々この曲は、兄貴含め、池田さん、光田さん共々の競作ということなので(前に聞いた話)、実際としては盗作ではないことを一応ここに書いておこう。まあ、兄貴的なネタである。
この曲演奏後、兄貴の話によると、1人で(メロディラインを)演奏するのは結構大変だという。元々、キーボード2人、サックスで、構成していた中での曲のため、1人で演奏するには、エレピやシンセを駆使しなければならず、疲れるとか(笑)。見ている側としては、大変そうには見えなく、兄貴の素早い鍵盤裁きを見られるので、嬉しい1曲でもある。
しばらくトークを展開し、あゆさん登場。1部と同様にあゆさんを待たせようとしたが、それをさえぎって、「古里あゆで〜す」と言いながら、あゆさんは登場した(笑)。
あゆさんがちょっとしたトークを展開しようとすると、兄貴のピアノがそれをさえぎった。聞こえたのは、「青い珊瑚礁」のイントロ。このイントロに、沸く場内。まさに懐かしさ満点である。この1曲だけかと思いきや、なんと、聖子メドレー。4曲位有っただろうか。めったに聴けない、あゆさんの高音。歌った後のあゆさんのコメントはこうである。「めったに出さない音で、青筋立っちゃいましたよ。オンタイムな方々といっしょに盛り上がれて幸せです!」と、笑顔で展開。どうやら、今日のあゆさんのポイントは「オンタイム」のようだ。一部でもウルトラセブンの話をした時に、「オンタイムじゃない方はいないようですね」と口にし、かなり喜んでいた。聖子ちゃんメドレーもしかり。まさに、同世代で分かち合うというのが、あゆさんにとってかなりよかったらしい。が、ここに1人、「私はオンタイムじゃないんで〜」と口にした人がいる。それは、友ちゃんだ(笑)。あゆさんに、「後でミーティング」と言われていたが、その実は不明だ(笑)。
と、聖子ちゃんメドレーで大いに盛り上がった後は、喉を休ませてくれ〜と、ジャズに戻る。先ほどの高音とは打って変わってしっとりと。
この後、軽くトークをはさみ、「LOVE」。富山チョキで、「L」を表す。ラストは、あゆさんが良く歌う曲(なのにタイトル知らない・・・)。いきなり演奏を止めて、あゆさんをア・カペラ状態にさせるメンバー。なかなか、曲が入ってこないので、「何歌えばいいんですか?」とあゆさん。これに、兄貴が口でメロディーを奏で、演奏再開。拍手喝采と笑いで、演奏は終った。
・・・・・・・・・・・と、同時に、客席から「アンコール」の声。そのままなだれ込み状態でアンコール。普通、アンコールといえば、一旦ステージから去ってからであるが、ステージは去らず。客席にいた、ちゅるいさんを呼んで、全員での演奏。「ルート66」で、最後を締めくくる。セッション的なノリで、兄貴はキーボード、ちゅるいさんはピアノと鍵盤ハーモニカで参加。この曲でも、あゆさんにア・カペラ強要(笑)。最後も、大いに盛り上がり、3度目の湘南ライブは終った。
最後の締めは、お店のオーナー森次さん。今年も聞けた、生「ジュワッチ」。これには、一番の盛り上がりを見せた場内だっただろう。
4.さいごに
今年で3回目の湘南ライブ。全参加しているが、毎回、楽しめる トーク 演奏を展開。にしても、あゆさんのトークの上手さも今回は、良くわかった。兄貴との掛け合いも絶品。というよりも、あまりトークが下手な人はいないような気がする、友井音楽事務所。やはり、トークは重要なのだろうか?
今回は、リハーサルをしていないということで(というよりも、そんな時間はなかった)、かなり、ハラハラドキドキしながらの展開だったらしい。だが、そんなことは全く感じさせないステージで、楽しく参加できた。
外雄君は、富山までの道のりの運転が残っている。本当にお疲れさんだ。
ちなみに、写真、場内が暗いせいか、あまりちゃんと撮れず。その中でも、なんとか、まともっぽいのだけ載せた(まあ、酷いのも有るが・・・)。