及川光博 独演会「うたかた。」
於 神奈川県立県民ホール
2003年4月10日(18公演目)
〜素晴らしい夜製作委員会〜
<セットリスト> M1:流星 M2:月下美人 M3:Crazy A Go Go!! M4:まるごとフルーツ M5:ロリータの罠 M6:理想論 M7:ラヴソング M8:哀しみのボート
(佐々木真里&伊藤理枝) M9:君がいなくても M10:展望デッキ M11:ベストフレンド M12:シャンデリアラブ M13:悲しみロケット2号 M14:強烈ロマンス M15:求めすぎてる?僕。 M16:背徳王子のテーマ EC1:ヘブンな気分 EC2:S.D.R EC3:ココロノヤミ <バックバンド 「シャンデリアス」> G:原田喧太 Key:佐々木真里 Dr:阿部薫 B:TOKIE Cho:伊藤理枝 Per:スティーブ衛藤 始まり:18:40 本編終了:20:15 終了:21:35
首都圏公演ラストの、神奈川公演。私にとって、参加できる公演の最後。なんとか、間に合うように行きたいという思いから、会社をフレックスタイムで上がる事に。さすがに、平日の神奈川公演では、フレックスでも使わない限り、公演時間には間に合わない。みっちーだけでなく、平日のこの会場での公演は、チケットを取る時点から、遅刻覚悟。平日で、間に合うように行った事自体が、数えるほどで珍しい。席が5列目ということもあったので、なんとしても間に合いたいという思いが、いつもより多かったのは確かだ。
会場には、余裕で公演前に到着。席で、連れの到着を待つ。この会場では、客席とステージの間に、ロープが置かれていた。ここで、一つ疑問に思ったことがある。前方は、ステージ花道に引っ付いている座席ブロックが数席あるが、この席ブロックの境の通路にロープがあった。つまりは、この座席ブロックが、ステージのくくりとロープ上なっていたわけだ。ロープは、仕切りの為だけに床に置かれているだけだが、座席が含まれているのに、このロープは意味があるのだろうか(謎)。そういえば、珍しく、開演前に、BGMがかかっていた。
公演中のMCによると、みっちーが好きなものらしい(私にその知識が無かったので、ミュージシャン名とかよく分らない)。
2.本編
場内が暗くなり、みっちーのナレーションが始まる。このツアーで、「G線上のアリア」を聞くのも、これで6度目で、最後になる。そして1曲目の「流星」につながる。みっちーが登場すると、場内のテンションが一気に上がる。勿論、この曲は、盛り上がる曲調ではないので、踊り狂うというテンションではないが、静なるテンションが、広がっているという雰囲気。この様な状況なので、2曲目の「月下美人」で、熱気が渦巻いていた。
「Crazy A Go Go!!」のイントロが掛かると、一斉に歓声が起きる。「クイズイントロドン!」のイントロ具合での、反応。物凄い熱気。溢れんばかりの熱気とは、こういう事を言うのだろう。
最初のMCは、「は〜い」、「うっふん」、「も〜う まいっちんぐ」と、はあとマークを付けて言っていたみっちー。勿論、客席にも同じ事をやらせる。千葉公演でも、「まいっちんぐ」をやっていたが、「マチコ先生」好きなのだろうか、みっちーは。千葉公演では、花粉症による鼻声がひどかったが、今回はそこまでひどくないようだ。
「皆どうかしてるぞ。木曜なのに、盛り上がってるね。木曜ってなんかあるの?明日は仕事?」と、笑顔のみっちー。ベイベーが、「今日も仕事!」と答えると、「僕も、これ仕事(笑)」と返事をする。
「素晴らしい夜製作実行委員会」と、今夜を位置付ける。勿論、実行委員長はみっちー。
「『かっこいい』って、1日に平均して5回は言われるのに、『anan』の好きな男ランキングには選ばれない。それは何故?それは一般的ではないから?僕が一般的ではないって事は、皆もそうだよ」とテンポよく喋る。
とにかく、みっちーのトークテンポがよく、今回は、いつも以上に喋っていたと思う(いつも喋るが、それ以上に)。映画「1998」の歌(みっちーが演歌歌手役で登場する映画)を特別に歌ってくれたり(俺にはお前の 俺にはお前の 俺だから〜♪という、歌だった)、本当に楽しそうだった。勿論、生声での呼び掛けも忘れずに行った(3階に向けた時はみっちー自身が「自分でもカンドー」というくらい、声が通ったようだ)。笑えたのは、「かっぱ寿司」のCMのかっぱが怖いというネタ。あのキャラクターでの踊りが、どうしても怖いらしい。「誰にも言っちゃダメだよネタ」も放出。某映画は(ここは書けない)、僕のが良かったんじゃないの?と。
「うたかた。」ツアーの説明を行い、自己紹介。どうも、キャッチフレーズに納得いかず、やり直す。ベイベー達にも、「なんか良いキャッチフレーズない?」と訊いたりして。結局は、「ハートの教育実習生」に収まる。
ここでようやく、メンバー紹介。喧太は、気になっているCMがあるという。マスターカードのCMで、「ケンタは勇気を出して戦った」というもの(蛇足だが、この日家に着いたら、このCMをやっていて、トーク内容を思い出してしまった)。
TOKIEさんの時は、みっちーがかわいかった。彼女を、べた褒めするみっちーは、「か〜わ〜い〜い」を彼女に向けて言った。あまりにかわいいので、場内喝采。もう1回やって〜という雰囲気が充満する。ちなみに、みっちーの「か〜わ〜い〜い」は、最後に怒り顔をするというもの。みっちーが言うには、「本当にかわいいって言うのは、かわいすぎて頭にくるくらいなんだよ。そういう表現をしないと(笑)」ということらしい。
りえちゃんは、「どうも。レズで〜す」と挨拶をした後、先日の千葉公演のカーテンコールで中央に立っていた事をみっちーに謝る。その仕草がかわいくて、「か〜わ〜い〜い(怒)。人魚みたい」とみっちーに言われる。ちなみに、「か〜わ〜い〜い」を力いっぱいやりすぎて、ふらっと来てしまったらしい。センターに立っていた事に対しては、「りえね、センターにね、いたんだよね。良いんですよ。そういうのは。ああいう風に言ったのは、笑いだからね」とみっちー。
いつもより長目のトークタイムを経て、「まるごとフルーツ」。
「ロリータの罠」では、久し振りに最前列ベイベーへの手のひら口づけがあった。「ラヴソング」では、千葉公演と同様で、春バージョンの歌詞を取り入れていた(ここでも、全部にではなく、今回は、ラストのサビでの取り入れだった)。
「ポエム」の前では、「哀しみのボート」。英語バージョン。大阪公演の時、「瑠璃色の地球」を理枝ちゃんの英詞訳で、歌われたという事から、今回もおそらく、理枝ちゃんによる英訳だと思われる。
「今夜のポエム」は、「絶対なんてない」。「ずっと一緒にいようね、絶対だよ」と言っていた女の子が去ってしまい、「絶対」ということはないということに確信を持った人(男でも女でもいいと思うが)。最後の置手紙に、「絶対忘れない」と書いてあったこと。「分ってないな・・・」と締めくくっていた。自分のこと、わかってないなという意味にも通じるような気がする。
今日のバラードでは、みっちーの感情の入り加減が、凄かった。確信は無いが、「泣いているのでは?」と思った。感情の入り込みというよりむしろ、歌の世界、言葉の世界に、みっちーが入っているという表現の方が合うのだろうか。「展望デッキ」のラストで入れたシャウトが、切なさでもあり爆発でもありという気がした。「ベストフレンド」では、最後に「おいで!」と優しい笑顔で口にしていた。
「シャンデリアラブ」では、今日も千葉の時のように回っていた。立ち位置は千葉公演とは違って、ステージ前方だったが。ラストで何回か行う、止めの「ジャン」では、ワンフレーズを歌いながら行っていた。そして、千葉公演と同様に、「どうして誰かを好きになるんだろう。誰かを好きになるとどうして胸が痛いのだろう」と締めた。
「強烈ロマンス」では、みっちーと喧ちゃんが、中央で、チュウをした。これにより、客席もより興奮状態。
「求めすぎてる?僕」の最初の一言は、「俺はみっちーだ。逃げも隠れもしない」。友人は、「独身貴族」で笑う。この直前に、「スクリーンを注意してみていてごらん」と私が言った事も有るが、聴覚と視覚から入る「独身貴族」のタイミングが、友人的にもツボだったらしい。そういえば久し振りに、「すべすべなヒップほほ寄せて♪」の部分で、最前列ベイベーに「触って良いよ」とお尻を出していた。
「背徳王子のテーマ」で、本編終了。
3.愛と哲学の小部屋
先に言っておくと、今回のこのコーナーは、諸事情から、長かった(笑)。
みっちーが再登場し、トークを展開。「1996年みたいなテンションなんだよね、今日。戦争も一段落でやりやすい。初心者ベイベー、これで分っただろう?僕が好きな男に選ばれないのが(笑)」と、どうしても選ばれないのが、気になるような事も含めつつ、テンポよく展開。今日のこのノリが、「ファイナルみたいだね」とみっちーを思わせるくらいの勢いということも、トークから判明。こんな状態なので、「明日が、新潟(公演)だって事を忘れそう」まで、口にしていた。最近は、大器晩成のような気がしてきたと、自分の事を言う。「人生うっとり探しの旅」とも。
チェホフが登場してから、「よこはま〜たそがれ〜♪」と五木ひろしの拳付きでやろうとするが、「よこはま」の部分で、「よこ…」と止めてしまった。「違うこと言いそうになったよ(笑)」とみっちー。違う事とは…、多分、下ネタだろう…。そのため、チェホフに替わりにやってもらう。チェホフ、声出すか?!と期待したが、振り付けだけだった。愛哲の説明を簡単に行った時も、面白かった。「中には、くだらない質問あるでんすよ。『鼻は整形ですか?』とかね」と。そして、「整形はしてないよ。したのは、2回だけだよ」と、マイケルジャクソン風に続けていて、場内笑い発生。
1つ目は、「30歳になるのに、彼氏が一度もいません」。
この回答には、かなり頷く部分が多かった。「彼氏が欲しくて恋をするのは、本末転倒。彼氏彼女がいなければ幸せじゃないのか?勿論、彼氏彼女が出来て喜ぶ人もいるけれど。彼氏彼女を作るのが目的ではない」と。みっちーは、「本当に大切ならば、コンドームはつけようね」と締める。ここで、若干笑いがあったので、「いや、笑い事じゃないって。大事ですよ」と。「備え有れば?」とみっちーが言うので、「憂いなし!」と客席が応えると(かなり揃っていた)、「なんだか、君達が怖くなってきたよ」とつぶやいたみっちーだった。
2つ目は、自ら命を絶とうとした事が有るというもの。
「自ら、命を絶つのは許さないぞ」と、始める。「死にたいくらい気に入らなかったり、つらかったりしたら、辞めちゃえば良いじゃん。そして、誰も知らないところで名前を変えてひっそりと暮らす…」と、演歌世界の情景を続ける。「僕なんか、名前変えたって、顔が知られているから、出来ないんだよ?もし、人生をやり直すなら、小さなバーを作りたいな」と、イブイブイブコンサートで、話したネタを続けた。こんな話も交えながらも、「リストカッター達も許しませんよ。ばか者達が。生きる!」と最後は締めた。
3つ目は、「好きだけど、彼女はいらないと、中途半端に振られました。こんな場合、どうすれば良い?」。
この質問者は、町田在住だったため、「町田って、神奈川?」と訊くみっちー。客席から、「東京!」と返答が来ると、「分っていて訊いたんだよ(笑)。小田急線ってさ、神奈川入って町田に行って神奈川じゃない?なんか不思議なんだよね」とみっちー。さて、質問に対しては、「これ、卑怯だねぇ」と言いつつ、「相手が自分の事を好きじゃなかったら、嫌いになるの?好きなら好きで良いじゃん。品々(指輪等)無くても良いじゃん。主体性で行こうよ。恋は自分1人で出来るけど、愛は育むもの。続いて行くものは、一番尊いと思う。簡単に愛は育たないけど」と、続けた。
4つ目は、「結婚したら奥さんに何をしてもらうのが、一番嬉しい?」。
「結婚はまだ考えてないけど、嬉しいのは、膝枕」と回答。ベイベー達に、「膝枕って、彼氏にしたりしないでしょ?」と訊くと、「する」という答えがチラホラ。悔しがるみっちーは、チェホフに、膝枕をお願いする(笑)。そのためチェホフは、膝枕をしようとするが、ひざを伸ばして座ったため、「違うよ」とみっちーに突っ込まれる。チェホフが正座で座り直すと、みっちーは、チェホフの太ももに頭を乗せて横たわる。「幸せ〜」とみっちー(チェホフは、頭をなでている)。「…な、わけないだろう(笑)」と、続ける。この時のみっちーの表情は、とってもかわいかった。膝枕から立ち上がると、「お嬢さんを僕に下さいって言う時、物凄く、かっこつけて行くんだろうね、僕。で、お父さんと踊る(笑)」と、想像が出来そうな台詞がみっちーの口から飛び出てきた(笑)。
5つ目は、「泳げますか?水着はやっぱりブーメラン?」。
この内容に、場内笑い。水着は、紫で、ブーメラン(と言っても競泳用)。泳ぎは得意らしい。ちなみに、最後の予定だったが、この内容だったため、もう1枚引く事に。ここから、「もう1枚」という行動が、重なって行った…。
6つ目は、「最近食べて、おいしかったものは?」。
「本当に、96年の時みたいな質問だね。PATIPATIとかのさ」と前振りの後、考えるが、思い出せなかったので、ごめんなさいをした。もう1枚引こうとした時に、思い出したみっちーは、「あ、思い出した。そう、やきとり。白レバーの。これはおいしかったな」と律儀に回答。白レバーは、確かに、おいしい。「知ってる?」とみっちーが皆に訊いたが、知っているの声が無かった。その為、以前に食べた時に、あまりの旨さに大喜びしていた私と友人が言った、「知ってる〜おいしい」が、目立ってしまった(意外と知られていないのね)。
7つ目は、「千葉でのカーテンコールで、りえちゃんに、なんでセンターなんだよって、言ったそうですね、みっちー小さいぞ」。
またもや、最後に締めるという内容ではない。みっちーも、肩を落とす。「笑わせようとして言ったのに。チェホフ、膝枕〜」と、チェホフにおねだり。この時の膝枕も、かわいかった。
8つ目は、「ドキドキしてます」というコメントのみ。
9つ目は、「どうして妖しげなの?」と続く。
「妖しくなろうと思って、あやしいわけじゃないよ」と答え、質問用紙が入っているボックスに手を伸ばすみっちー。「次こそは!」と思いながら何度も続く、この行動。場内も、盛り上がる。
最後の1枚は、1人暮しネタ。「1人暮しをしてみたいけど、お金がないです。どうしたら良いですか?みっちーはいつから1人暮しをしているの?」というもの。
今までが今まででったため、「どうすれば?って、お金についての事?」とまで口にする。「初1人暮しは、1996年。1人暮し、良いんじゃない?1人になるのは大切。皆1人なんだよ。そういう事をわかるし。これを分った上で、生きるのが大切。1人1人が独立した人間性であることが、大切だよ」と、ようやく締められる内容となった。途中で、溜息をつきながら質問を読むみっちーの姿もあり、今回の愛哲は、ハプニングというのか、なんと言うのか、かなり長くなっていた。
4.アンコール
長い愛哲の後、メンバーが登場し、ベイベー達も立つ。スティーブは、アジアンテイストな衣装だったが、みっちーに「イマイチかな」と言われる。「気兼ねなく、Let's 自己解放!心を開いて『パカッ』」とみっちー。ちなみに、「パカッ」はベイベー達にもやらせた(胸元に手を持っていき、扉が開いたように手で表現をする。千葉でもやっていたけど)。「なんだか、邪悪な空気が…」と酷い事を言うみっちー。
「ヘブンな気分」では、「Come On シュウマイ」。コール&レスポンスは、通常のやり取りの後、3階、2階、後ろ、前ごとに行った。3階は、「私達は3階ベイベー♪」。2階は、「2階 2階 2階 2階♪」。客席が応じると、「かわいい。ヤッターマンに出てくる小さなキャラみたい。もう1回!」と、みっちー大喜び。本人、かわいくなるとは思っていなかったようだ(多分、誰も思っていなかったと思う)。後ろは、「うしろ うし うし♪」。これは、面白かった。前では、「恥ずかしい事言わせてやる」ということで、「前から」と歌わせたみっちー。しかし、実際にやってみると本人ちょっと照れてしまい、しばらく考えた後、「前」の連呼スタイルに変更。シャンデリアスにもやってもらう。「シャンデリシャンデリシャンシャンシャン♪」と力強く、ちょっと声を変えてやってみせたみっちー。最初、スティーブの声しか聞こえなかったので、やり直し。理枝ちゃんは、お尻をキュートに振りながら合わせていた。笑いも含めて、かなり盛り上がっていた。
いつもなら、このまま次の曲に行くが、「こんなに盛り上がったの初めてじゃないか?神奈川!」とみっちーが口にしていた。
そして、「今の気分は?」と続く。「死んでもいい」かと思っていたら、「S.D.R」。間奏部では客席を見て、「ちゃんと踊れてるじゃん」とみっちー(妄想させていただくと、私を見ていたと思う)。ダンス指導に入る前に、「ジャパネットたかた」ネタも(千葉公演で話していた内容)。ダンスは、「五木 五木(「よこはまたそがれ」の五木さんの例の振り)ひろし(腰を突く)」。なんとなく、五木ひろしをやりそうな気はしていたが。
ここで、ステージを去ったみっちー。メンバー含めて、皆で呼び戻して、再びステージへ。テンション高過ぎで、裏に何かしに行った?と、個人的に思っていたが。呼吸を整えて、「心をこめて歌います」と告げ、「ココロノヤミ」。
カーテンコールでは、ア・カペラで、生声で、「流星」をワンフレーズ(サビ部)を歌った。これが、凄く良かった。そして、やっぱり歌手だと思った。ちゃんと、響いていた。多分、後ろまで声は届いていたと思う。
5.さいごに
本当に、いい公演だった。みっちーのテンションは凄いし、お客さんの呼吸も最初から揃っていて、まさに「素晴らしい夜製作委員会」にふさわしかった。みっちーは、「戦争、完全に終わったわけではないけどとりあえずよかった」と、愛哲のトークの時に言っていた。こういう気持ちもあって、余計に、凄かったのかなって、ちょっと思った。
公演時間は、愛哲の影響もあってか、長かった。愛哲の内容を読みながら、「ハァ〜…」と溜息を付く姿も、珍しい。コントのように、「最後の1枚!」という台詞が続いていた。「か〜わ〜い〜い(怒)」のみっちーはとてもかわいかったし、膝枕もかわいかった。おいしいシーンが、沢山あったと思う。
喧太は、いつも以上にピックを投げていたような気がする。10回は投げていると思う。彼側の席だったこともあり、ピックをゲットできた(「ヘブンな気分」で)。私の周辺、かなりピックが舞い込んでいたと思う。喧太といえば、どの曲でか忘れたが(「求めすぎてる?僕」だったかな)、スピーカーセットの前を通り、花道の端までギターを弾きながら来ていた。そこからも、ピックを投げていた(これはかなり飛んでいた)。
このツアーは、本当にいいツアーだったと思う。参加できる公演は、これで終わってしまったが、聴きたかった「抱かれたい男」には遭遇できなかった。正確には、座間のゲネプロ公演で演奏されていたが、これを聴かずに帰ってしまった為、聴いていない(家が遠いから仕方ない)。それ以来、聴けるのを楽しみにしていたけど、期待とは反対に、遭遇できなかったので、残念。これはちょっと心残り。「8年だよ?!全員集合!」で、やってくれないかなぁと、少し期待しておこう。