及川光博うっとりナイト2004
「ゆくミッチーくるミッチー」
at SHIBUYA−AX on 2003.12.31〜2004.1.1
〜今年もやっぱりコスプレ〜


<セットリスト>

☆ゆくみっちー 23:00〜24:07
M1:恋の悲劇(新曲)  M2:名器  M3:きれいな嘘  M4:アマン(皆でデュエット)  M5:ヘブンな気分  M6:S.D.R  M7:死んでもいい  ☆お楽しみタイム 24:20〜25:20頃 ☆DJテリーのDJタイム(ソワレ氏のシャンソン披露・太刀回り含む)

☆WILD PEACHタイム
M1:WILD PEACH M2:DROP M3:Mercy,Mercy M4:NON Fiction M5:BABY、BABY、BABY  ☆くるみっちー  25:40〜27:50 M8:サンクチュアリ M9:僕のゼリー  M10:若さのカタルシス  M11:初愛(新曲)  M12:天使のうた  M13:バラ色の人生  M14:S.D.R  M15:求めすぎてる?僕 <メンバー> G:ミヤワキテツヤ(漢字知らない)  Key:佐々木真里  Dr:阿部薫 B:宗秀治  Sax:山本ハジメ(漢字知らない)  Cho:伊藤理枝   DJテリー上田(DJタイムと、お楽しみタイムのみの登場)


1.はじめに

今年もみっちーと年を越した。これで3度目。今回は、珍しく行っても行かなくてもいいかなと思っていた(FC先行で取れなければ、一般発売で苦労して取るまでもないかと思っていた)。チケットは、FC先行で友人とダブル申し込み。結局、私のみが当選し、行くこととなった。

会場はいつも通り、SHIBUYA-AX。この会場の難点は、ロッカーが外であること。しかも、人数分有るかといえば無い。ロッカーの確保をする為には、早目に行かなければならないという、ある種素敵なオチがある。しかも、完全に確保する為には、コートを早々としまい、寒さに我慢するか、最初は空でカギを掛けて、ロッカー確保のみを行い、後で荷物をしまう方法を取るかということになる。まあ、こんなことはここでは、どうでも良いが。

会場には、ロッカー確保も含め早目に到着。既に、場所が使い易いロッカーは埋まっている。まあ、それは仕方ない。ひとまず、空状態でロッカーにお金を入れ、カギを掛けて確保。友人が後から来るので、整列時間間際に、邪魔な荷物をしまうこととした。ちなみに、早々とコートを脱ぎ、寒空の下でキャミソール姿のベイベーもちらほらいる。凄い根性である。

今回の構成は、今までとは違い、早朝終了ではなく、深夜終了。しかも、ゆくみっちーとくるみっちーの間に、「お楽しみタイム」を設けており、これも大きな違いであった。ダラダラとした感じはなく、簡潔なカウントダウンであった。ちなみに、今回も前回同様に、当日券があった。

開演30分ほど前から、DJタイム。今年は、なじみのKOJIさんではなく、テリーさん。初めて見る顔である。会場に入った頃は、まだDJタイムの開始ではなかった。整理番号の割には、思ったより、場内に早く入れた(今回は入場の手際が良かったように思う)。元々、前の方に行く気は無かったので、程よく1段上がった所に狙いを定める。本当は、1段上がった最前を確保したかったが、微妙に取ることは出来ず。かろうじて、サイドに手すりのある部分を確保できた(手すりがあると、色々と便利である)。


2.ゆくみっちー 23:00〜24:07

開演10位前に、DJタイムは終わり、ベートーベン交響曲第9番が流れる。ここまでの流れは今までと変わらない。

開演の23時には、場内を騒然とさせる、「あの曲」のイントロが。聞こえてきたのは、「ガッチャマン」。この曲が聞こえると、場内から笑い声が発生。期待のコスプレは、ガッチャマン。

軽快なイントロに合わせて歌いながら、ガッチャマン衣装をまとったみっちーが登場。胸元には、みっちーマーク。ベルトには、「M」を模ったマーク。客席大熱狂で、大きな手拍子。1フレーズ歌った後、いきなりトーク。

このトークもかなり楽しそうに、展開。「後楽園じゃないけど、僕と握手(笑)」と言いながら、最前列ベイベーと握手を交わす。1曲目に行くまで、5分はあった。トークでは、オープニングの衣装を決めるのに、非常に時間がかかったと。これ着るまでは、「全身タイツ」みたいだったら、どうしようと不安だったとか。ちなみに、候補には「オバQ」もあったらしい。ドラマ「古畑任三郎」の、話しもしていたと思う。バンドの紹介も行ったが、この時、「ガッチャマン」のテーマが再び演奏された。既に、オープニングのトークから盛り上がりを見せる場内。次曲紹介を行うみっちーは、「やっと1曲目かよ。何屋さんだよ(笑)」と、1人突っ込み。

1曲目は、ディナーショーで初披露した、新曲「恋の悲劇」。やはり、かわいい雰囲気の曲。いきなり、新曲を持ってくるパターンも珍しい。ちなみに、衣装は勿論、ガッチャマン。続いて、「名器」。

2曲演奏後、またトーク。ここでのトークも相変わらず長く、面白い。みっちーは、本当にご機嫌さんである。突如、最初に話した古畑任三郎ネタの続きを展開。どうしても、話をしたかったようである。みっちーは、鈍器で殴られる役だが、その時の倒れ方が、蝋人形みたいだったとか、松本幸四郎さんと握手をしたなど楽しそうに展開。そして再度、コスプレネタ。ガッチャマンコスプレに満足なみっちーは、「久し振りにうっとり」したらしい(笑)。本音トークで、今年1年を振り返るみっちー。うたかたツアーから始まりと、活動を振り返る。笑ったのは、みっちー8周年記念で行われた「8年だよ!全員集合」の話をする時に、「8年だよ!」と言えば、「全員集合!」とお客さんたちが応えたこと。こういうのは、さすがだなと感じてしまう(といいつつ、自分もその1人だが)。こうして1年の活動を振り返ると、本当に、働き者のみっちーだ。

3曲目は、久し振りに生で聴いた「きれいな嘘」。しかもこの曲を挟んでまたトーク(笑)。コスプレでの長い手袋がとても暑いらしく、はずしてしまいたいらしいが、ここは我慢らしい。ちなみに、手袋の中は、ムレムレ状態らしい。3月から始まるツアーネタも忘れずに、ここで行う。3月からのツアーは、「不純異性交遊」。エロティックでファンキーなものにしたいという。ちなみに、「この言葉を聞いて何をイメージする?」とみっちーは聞いていたが、みっちーは、「やっぱり、白衣でしょ」と自分で答える。このタイトルにしたのは、「10代のトキメキ、ビバ胸キュン」という意味らしい。「10代、純粋に何かを求めていなかったかしら。Come Back青春!」という説明の後、「ビバ胸キュン!」と続けていたと思う。

このトークの後は、ゆくみっちー最後まで、曲のみで展開。

「アマン」は、前代未聞の、客席全員とのデュエット大会。「歌いたい人〜」と挙手させていたので、誰か引っ張りあげられるのか?と、少々思っていたら、全員と歌う事だった。歌詞カードも、きっちり準備。理枝ちゃんとチェホフがステージ両サイドに立ち、大きい文字で書かれた歌詞カードを、フレーズ毎に表示する。全歌詞表示ボードが出るかと思いきや、後ろでもはっきり見えるように、大きくフレーズ毎に書かれているところがにくい。かなり笑えたのが、「Ha〜」のコーラス部も、「は〜は〜は〜」と歌詞にかかれていたこと。この部分では、みっちーは笑いをこぼし、「面白い!」と言っていた。全般的に、かなり、歌がそろっていたこともあり、みっちーはかなり楽しそう。まさに、全員参加型。

「ヘブンな気分」では、歌詞が飛んでしまったみっちー。歌詞が飛んだ時に見せる、テレ笑いがなんとも言えずかわいい。

「S.D.R」は、カウントダウン10秒前に終わった。この曲の途中で、電光掲示板が登場したが、正直、「大丈夫?時間」と思っていたが、なんと、10秒前ぴったりに終了。演奏終了と同時に、「10、9、8・・・」とカウントダウンが始まる。これは凄い。

新年と同時に、キャノン砲が上がり、ステージ天井から、垂れ幕3枚。垂れ幕にはみっちーの抱負として「飲みすぎず 働きすぎず あきらめず」と筆で書かれていた。なおこの文字は、みっちー直筆(のはず。みっちーが会報で、俳句選考をしているペンネーム名で、名前が書かれていた)。ちなみに、「S.D.R」の振り付けは、「ベッシーマウス ベッシーマウス ベッシーベッシーマウス」だった。

年明け早々は、「今の気分は?」で始まる、「死んでもいい」だ。今回は、ポンポン率はいつもより少なかったと思う。そんな私も、ポンポン持参は頭になかった(笑)。

こうして、ゆくみっちー終了。


つづく