及川光博うっとりナイト2003
「ゆくミッチーくるミッチー」
at SHIBUYA−AX on 2002.12.31〜2003.1.1
〜今年もかぶいてGO!GO!GO!〜


<セットリスト>

☆ゆくみっちー 23:00〜24:07
M1:強烈ロマンス 
M2:月下美人 
M3:Be My Baby 
M4:名器 
M5:まるごとフルーツ〜ワルイコトシタイ 
M6:君だけに 
M7:E気持ち 
M8:死んでもいい

☆くるみっちー 24:23〜25:36
M9:バラ色の人生 
M10:天使のうた 
M11:今夜、桃色クラブで。 
M12:Crazy A Go!Go! 
M13:ヘブンな気分 
M14:S.D.R 
M15:求めすぎてる?僕

☆みっちーファミリーの時間 26:00〜28:19
元セイントイレブンメンバー数名所属の、「UZUME」:6曲
「WILD PEACH」:3曲
「BANANA PAI」:4曲
「喧ちゃんバンド」:4曲

☆宴会の終わり 28:19〜28:45
M:セルロイドの夜
※ このあと、最後のDJ TIME

<メンバー>
サーキットツアーのNEON BOYSメンバーに DJ:KOJI Cho:ゆかちゃんが加わる




1.はじめに

今年もみっちーのカウントダウンに参加できることに。去年と同じ場所で、年を越す。2002年の最後も、2003年の最初もみっちーのライブで過ごす。まあ、カウントダウンライブだから当たり前だけど。今回は、去年のように、自分ではチケットを取る事が出来なかった。一般で取ろうかなと思っていたら、友人がディスクガレージの先行で見事に取れ、ご一緒することに。

当日は、22:00開場。去年は、ロッカーにコートをしまうことが出来なかったので、若干早めに到着した(本当に10分くらい)。そのため、今年は余裕で、ロッカーにありつけられた。ロッカーも増えていたような気がする。雪が降るかも?という天気予報だったため、上着をロッカーに入れるか悩んだが、やはりじゃまになるので、しまうことにした(ロッカーが外というシステムは、どうかと思う)。寒いからだろうか、去年より、お客さんの集まる時間が遅いように思う。友人達と落ち合い、開場を待つ(といってもこの時は、チケットの相方ではない)。

開場時間になり、整理番号順に、お客さんが呼ばれる。「B」番号である私は、なかなか、呼ばれない。一体、「A」はいくつまであるのだ?と思うくらい待った。開場してから、40分くらい経って、ようやく番号を呼ばれた。やっと、中に入れたという気分だった。中に入り、友人を探す。ちなみに、チケットの相方は、仕事場からくるので、まだ到着していない。無事友人を発見し、合流。場内では既に、DJ KOJIのDJTIMEが。といっても、正直、聞いている時間など無く、トイレに行って戻ってきたら、DJは終了。場内には、「第九」が流れていた。これは、去年と同じ構成。ちなみに、お客さんの数は、去年より多いと思う(去年より多く入れたのだろう)。


2.ゆくみっちー

第九が終わり、「はじまるぞ!」という空気が流れる。ここに聞こえてくるのは、「ガンダム」のテーマ。去年は、「ベルサイユのバラ」で登場、今年は、「ガンダム」。「燃え上がれ〜燃え上がれ〜燃え上がれ〜ガンダム〜♪」と場内に響き渡る。今年も、コスプレみっちー。場内には笑いが起きる。赤い衣装を身にまとい、マントには、二律背反マーク。ちらりと、みっちーの部分を見せる小技。楽しそうに、ステージ中央に立つみっちー。「赤い彗星、『にゃあ』です」と自己紹介。勿論、「にゃあ」の部分は、猫の手つきポーズ。これが、かわいい。ちなみに、ステージの天井から、秒タイマーが降り、客席からもカウントダウンまでの時間がわかるようになっている。そういえば、「ジークジオン!」の掛け声を皆でやった。

カウントダウンの幕開けは、「強烈ロマンス」。3曲続けて、場内に熱気をこもらせる。「Be My Baby」のイントロが聞こえた時の歓声は、大きかったと思う。

この後、笑えるトーク。秒タイマーによると、1500秒近くトークをしていたと思う。「すいません。今年もコスプレで。やりたかったんだもん」の言葉で、トークスタート。「プリンセスを直訳すると姫始め」とまで言う始末。姫始めは違うだろ〜と、友人達と突っ込み(というか、周りからもそんな声が)。今年も終わるということで、今年を振り返ってのトーク展開。悔しかったのは、慶次郎の馬のシーン。折角かっこ良く走ったのに、放送で使われたのは、普通に乗っているだけの映像だったというのが心残りらしい。サーキットツアーの話も行う。しかも、2度も「サーキットツアー来た?」と訊いたので、「さっきも訊いた〜」と、たくさんのお客さんからの突っ込みに合うみっちー(笑)。カウントダウンまでは時間勝負で、緊張するとも言っていた。散々しゃべった後に、やっとメンバー紹介(最近このパターン多いかも)。そういえば、この世界は「サバイバル」と言った後、「さ、みんなで、『サヴァイヴ』」となぜか英語発音講座。

「名器」、「まるごとフルーツ」と続く。「名器」は、トークの終盤に、チェホフがみっちーに持ってきた、ピンクのラメのギターで、この曲を演奏することがわかった。「おっ、なんか久しぶり」と思った。
「まるごとフルーツ」は、やり直した曲。「ちょっと、うまくいってなくない?」と、みっちーが演奏を止める。ドラムの阿部師匠のHPにあるツアーダイアリーによると、この出来事は、みっちーが原因で、それにそれに喧太もつられてしまったということ。みっちーは、途中まで進めたものの、納得がいかなくなって、やり直したということのよう。みっちーは、演奏を止めて、喧太にお仕置きをする。他のメンバーにもお仕置き。しかし、りえちゃんは違った。りえちゃんは、みっちーの腕をつかみ、服の袖を上げ、根性焼き(笑)。謝るみっちー。これを見て、原因は、みっちー?と思ったので、師匠のHPで、理由判明で、ちょっとすっきり。「ただでさえ、時間が気になるのに、こんなところで。ドキドキだよ。どうなることやら」と口にして、演奏再開。この曲には、「ワルイコトシタイ」が組み込まれ、メドレー的な構成になっていた。「ワルイコトシタイ」自体、かなり久しぶりに生で聴いた。ここに並んだ楽曲は、テーマが揃っているなと、ふと感じた。歌詞的に、「揃ってる」と思った。ここは、エッチ路線だなと。

ここで再びトーク。「うたかた」ツアーは、「君の心をぎゅっと抱きしめる」というテーマで行くと、話していただろうか。後は、「空気が読める人が好き」、「来年も歌っていこうと決めた」ということを話していた。先程のトークより、かなり短めの展開。

「君だけに」は、アルバム「流星」に入れたかった曲らしいが、コンセプトから外れるので、入れなかったということ。イブイブイブとカウントダウンの両方で、聴けるとは思わなかった。

「E気持ち」の選曲は、思いもよらなかった。「命掛けて歌います」とみっちーは言っていた。サビは、お客さんも一緒に歌ったりと、盛り上がり。ゆかちゃんもこの曲で登場。あおられなくても、自然とお客さんの行動が揃うところが、これまた不思議なことでもある。みっちーの振りが、かなりキュート。

「E気持ち」が終わったのは、新年になる1分ちょっと前。今年も上手く行きそうな気配。みっちーが、客席、NEON BOYS、スタッフに向けて、声を掛けていると、上手い具合に、10秒前。くす玉が、天井から降りてくる。全員で、10秒前からのカウントダウン。カウント「0」で、「あけましておめでとう!!」とみっちー。キャノン砲も打ちあがる。みっちーが、くす玉の紐を引くと、「今年もかぶいて、GO!GO!GO!」という文字が登場。

「今の気分は?」、「死んでもいい!!」のやり取りで、年明け最初の曲。真夜中というのに、テンションは高い(当たり前か)。かなりの盛り上がりの中、ゆくみっちー終了(24:07)。


3.くるみっちー

24:23、みっちーが再びステージに登場。衣装は、替えて。「みんな水分補給した?」とみっちー。持ってきたビールを、お客さんに配る。くるみっちーは、トークからのスタート。「デビューしてから毎年デビューのみっちー」と、デビュー時代から、毎年デビューをネタにするが、「何だっけ?」とベイベー達に確認(笑)。結局、完璧に覚えていないみっちー。「来年はどんなデビューだろうね」と話すみっちーに、客席から、「今年〜!」という突っ込みが(おもに、後ろ付近で)。これが上手く伝わらず、「ばらばらで言われてもわかんないよ」という声に、後ろ男子が、「せ〜の!」と声を掛ける。この声が聞こえた、いわゆる後ろグループは、皆で、「ことし〜〜!!」と告げる(こうやって、揃うところも、みっちーならではだろうか?)。でも、変な風に聞こえたらしく、みっちーは、この言葉がなかなかわからない。みっちーも「何?何?」と気になっていて、やっと判明。「今年ね。っていうか、こんなことのために、こんなに時間掛けて(笑)」と、口にした。

3月に発売される、東芝EMI(みっちーいわく、「元カノ」)から発売される、ボックスの話もする。未収録曲は、ヤギー(大八木弘雄氏)の曲ということを発表。コンセプトに合わなかったために、収録できなかった曲がいくつかあるとも話していた。

本日、ここに集まっているのは、1500人だとか。このうち、男子は130人。この確率に、みっちーも喜ぶ。こんな話をした後、ようやくメンバーがステージに呼ばれる。

ステージに集まったメンバーに、今年の抱負を聞きながらのメンバー紹介。喧太は、「皆の言うことを聞く」。龍ちゃんは、「新しいことをしたい」(この発言で、龍ちゃんは、来年のツアーには参加しませんと、みっちーが告げる)。KOJIは、「健康になりたい」(イブ×3の時には、足を骨折していたらしい)。師匠は、「楽しくツアーを回りたい」。宗さんは、「髪の毛を黒くする。シェイプアップ」(ちなみに、みっちーに、「髪の毛プリンはやめようよ」と言われていた)。りえちゃんは、「あ・け・お・め(はあと)」とかわいく言った後、「えっと〜今年の抱負は」と男前キャラに切り替えて、「ソニンに根性焼き」と言う(笑)。りえちゃんいわく、「あの娘ったら、最近、あたしの領域に、入り込みまくりやがって」。みっちーは、「男を磨く」。

「あけましておめでとう!くるみっちーの始まりです!」の声とともに、「バラ色の人生」が始まる。

「天使になりやがれ!」で、「天使のうた」。夜中の12時を回っているというのにもかかわらず、場内は熱気に覆われている。

ここで、またトーク。なぜかは覚えていないが、「まだかなまだかな〜♪」とみっちーが歌うので、「学研のおばさんまだかな〜♪」と、客席が続きを歌う(だから、どうして、こうして揃うんだろう)。みっちーがチェホフに、「ビール持ってきて〜」とお願いすると、チェホフは、ビールをすぐに持ってくる。頭には、門松をつけている。みっちーはビールをチェホフから受け取り、プシュッとあけて、豪快に飲む。「一気コール」が起きる客席。あの勢いだと、半分は一気に飲んでいると思う。缶から口を外し、「一気じゃないよ(笑)」とみっちー。その飲み残しの缶を、前のベイベーに手渡したのは、ここでだったか。カウントダウンが無事に過ぎたからだろうか、みっちーは、「くるみっちーは、ゆるーく行こうと思います。曲順覚えてないのね」と宣言。後ほど、「本当に覚えていないんだ、曲順」ということが分かる行動を、目にすることになる(笑)。イブ×3コンサートで行ったやり取りも、ここで行う(「逆さから読むと、ブイブイブイ」とか、「押尾学はイブイブイブ」)。これまた、皆揃うので、みっちーは、笑って喜ぶ。かなり楽しそうな、みっちー。皆テンション高い。

そして、「愛と哲学の小部屋」につながる。個人的には、まったりするので、夜中にこれはあまりいらないかなと思う。あまり、インパクトに残るような事が無かったので(やはり、まったりしてしまったので)、あまり覚えていない。NEON BOYSメンバーは、ドラムセット脇に集結し、ビールを飲みながら、歓談。愛哲でみっちーが話をしたのは、「毎日が試験です。失敗できないんだよね」、「僕はね、毎年僕の年って思ってるんだ」、「幸せって何だろうって考えると、求めなくなった時が幸せなのかな」、「男心、女心をわかろうとするのが間違え。わからないから求め合うんだよ」ということ。4つか5つの質問に答えたと思う。いきなり、愛哲が終わるので、すっかりくつろいでいたメンバーは、大慌てで、持ち位置に戻った(笑)。

大慌てメンバーの準備が整ったところで、「今夜、桃色クラブで。」。中奏部で、りえちゃんの声に合わせて、「寄せて〜上げて〜♪」とみっちー。寄せて上げてのポーズが、何とも言えない。

「ヘブンな気分」では、コールアンドレスポンスに、「Come on ねこ」とみっちーが加えると、客席は、「にゃあ」と応える。これに、「ばかじゃないの〜?」と嬉しそうに言うみっちー。ちなみに、ラストのターンが決まらず、確か2回やり直したと思う。最終的に、「これ位にしといてやる」とみっちー。ターンがピタッと止まらなかったみっちー。お酒のせいか、夜中だからなのか(両方かな?)。

「次は、沖田浩之の『E気持ち』!」とみっちーは言うが、客席から、「やったよ」と突っ込まれる。でも、サビだけちょっと(メンバーが演奏したんだよね)。みっちーは、セットリストを確認する。

「S.D.R」では、ゆかちゃんも登場。ゆくみっちーの時とは違い、セクシー衣装で登場。イブ×3の時に聴いた、ダブルコーラス。今回は、より迫力有り。今回の振り付けは、「1.2.3 にゃあ」。いつも行う、回してポーは無し。アントニオ猪木の「ダー!」と同じように、「1.2.3」。「にゃあ」は、猫の手つき。

「求めすぎてる?僕」では、りえちゃんとゆかちゃんの絡みが良かった。声の絡みは勿論だが、体の絡みが素晴らしい。もう、エッチエッチエッチ。官能的な絡みに、場内大歓声。しかも、軽くキスもした。素敵過ぎ。「すべすべなヒップほほ寄せ〜♪」の部分では、みっちーはお尻を差し出して、「はいどーぞ」と言う。モニターで見ていた限りでは、誰も触っていなかったか。この曲でも、確か、ラストのターンが決まらなかったと思う。みっちーは、「僕をぶって」とお客さん達に言う。いつもみっちーに、やられている逆バージョン。みっちーは、「顔は止めて、女優なんだから」と頬を押さえながら言う(笑)。

「慶次郎」コールを行うと、「わしの家来になりたいのか?」と慶次郎で応えるみっちー。勿論、「みっちーコール」も。ハイテンションの中、くるみっちー終了(25:36)。ちなみに、この後は、酒池肉林だとか(笑)。


4.みっちーファミリーの時間

26:00頃、みっちー登場。これからは、「みっちーファミリーコーナー」と説明をする。これを聞いた時には、喧太、ゆかちゃん、りえちゃんの3組だと思っていたが、実際には4組あった。最初に紹介されたグループは、予想もしていなかったグループ。みっちーの説明によると、元セイントイレブン(昔、みっちーのバックで踊っていたグループ)の数名が所属しているグループだそうだ。グループ名は、「UZUME」。このコーナーのみっちーの役どころは、司会者ということ。グループ登場毎に、簡単なトークを展開し、グループ紹介を行い、司会者はステージを去るという構成で行われた。

「UZUME」は、ダンスグループかと思っていたら、歌もあった。まさか、元セイントイレブンメンバーがこんなことをしているなんて思いもよらず。数えたら13名程のグループ。かなりきわどいセクシー衣装から、和風な感じまで。曲に合わせて衣装を替える。ちなみに、「人でなし」をテーマにしているとか。6曲ほど披露。

次のステージセットが終わると、司会者みっちーが登場。「WILD PEACH」の名前が出ると、盛り上がる場内。ちなみに、紹介時には、色々とトークを行っているみっちーだが、あまり覚えていない(苦笑)。みっちーに呼ばれて、ワイピのメンバーが登場。「UZUME」が6曲やったから、ワイピもそれ位やるのかな?と思っていたら、3曲だけだった。
演奏したのは、「Drop」、「NON FICTION」、「Baby、Baby、Baby」。
ちなみに、パーカッションの裕子ちゃんは、別の仕事があるため、今回は不在。ベースのマッチは、既に酔っ払い状況(と思われる)で、上半身裸。背中には、「兄弟舟」と書かれている。そんなことも有り、りえちゃんが、「兄弟舟」をワンフレーズ歌ってくれる。トークでは、「2002年は、CDを4枚出して、渡部アフローさんにも参加してもらった」とワイピネタから、「サーキットツアー」の名古屋公演ネタまで。名古屋の時、りえちゃんは体調不良で、名古屋に着いて、病院に行き、点滴とお尻に注射をしての参加だったとか。吐き気に悩まされたりえちゃんは、「『顔ならそれだけで〜♪(ジャカジャジャンのところでは、かなりやばかったらしい)座薬(本当は麻薬)♪』という感じでさ〜」とトーク展開。りえちゃんがステージにいない、「SNOW KISS」の時は、「あなたが〜♪」と聞こえる中、トイレで「デロデロデロ」していたとも。ちなみに、ステージに一番近い、みっちーにいやんのトイレで、やっていたとか。笑い話でりえちゃんは展開していたが、本当はかなりきつかったと思う。そんな状態の中、ステージをこなすのだから、やはりプロは凄い。
「Baby、Baby、Baby」では、アフローさん登場。かーくんが脱退した今、アフローさんは登場するのか?と思っていたが、やはり登場。ただし、Keyには、まりさんがいるので、今回は、ドラムの位置に。みっちー、ドラム叩けるの?と思ったが、やはり当て振り(笑)。まあ、様になっているけど。ちなみに、アフロのヅラは、今回付けずに登場。3曲で終わってしまったので、ちょっと残念。そういえば、みっちーは、「ドラムもベースも出来るのよ。でもピカイチじゃないけど(笑)」と言っていたか。

次に出たのは、ゆかちゃんのバンド、「BANANA PAI」。アダルトオンリーでは、バンドとして登場しなかったゆかちゃん。とはいえ、このバンドで歌っている曲は、歌ってくれたいた。今回、バンドとして初登場だと思う。ゆかちゃん、酔ってる?というようなテンションで登場。ゆかちゃんのパワーも凄い。しかも、かわいい。4曲程の演奏だったと思う(5曲かも)。「泣いてしまおう」とかあったと思う。

最後に出たのは、喧ちゃんバンド。みっちーが、喧ちゃんバンドと紹介した。ちなみに、「欽ちゃんバンド」の言い方だった(笑)。喧太達が登場。「そういえば、バンド名考えて無かったね。いいか、喧ちゃんバンドで」と、喧太。ちなみに、ビールを一杯持参して登場。客席に配る。勿論、喧太自身も飲む。彼らを紹介する時だっただろうか、みっちーが、バーボンのビンを片手に登場し、ステージでラッパ飲みしたのは。「みっちー大丈夫か?酔ってる?」と、思った場面。そういえば、客席に喝を入れるかのごとく、みっちーは、「まだまだ元気か〜!」と言っていた。「どうなのどうなの〜最近どうなの〜♪」と歌ってもいた。喧太達は、みっちーのステージでは、過去の経験から行くと、アコースティックなライブを展開していたので、今回もアコースティックだろうと思っていたら(あわよくば、アダルトオンリーの時のように、みっちーが歌うかもとも思っていた)、完全にロックだった。客席をあおりまくってのスタート。このバンドも、4、5曲の演奏だったと思う。ギターの音が、かなり響き渡っていた空間。ちなみに、既に、朝4時を回っているところも凄い。この時間に、この音。


5.宴会の終わり

喧ちゃんバンドが終わると、すぐに、みっちー登場。しかも、日本酒の瓶を片手に、「セルロイドの夜」のイントロに乗って。みっちーは、日本酒片手に、歌う。しかも、日本酒をラッパ飲みしながら。既にこの時、朝4:19。この曲のイントロで、場内は沸きまくる。「ロレツまわらなくなってきても♪」では、「本当に回ってません」とみっちー。モニターでみっちーの表情を見ると、かなり、酔っている感じが伺える。目が、開いていない。これ見た瞬間、「あ〜酒回ってるわ」と思った。でも、見ていて面白いので、良い。
みっちーは何を思ったのか、歌い終わった後(だと思う)、客席に下りる。場内騒然。スタンディングで詰まっているお客さんの間を、動くみっちー。あの辺、うらやましいぞと、ちょっと思ったりもしたが。みっちーは、ステージに戻ると、ちょっと説教口調で、本音を語る。「ネット上の、欠席裁判は嫌。ファンサイトは良い。匿名であるのを良いことに、勝手に色々と言うのはやめろ」と。また、「皆ね、キラキラしようね。僕はキラキラしている人が好きなんだよ」とも。この時は、現在残っているメンバーもステージに揃っていただろうか。「この時間、カウントダウンをやっている人は誰もいません。この時間、一番熱いのは、ここだ〜!!」とも言っていた。

最後のDJTIMEは、数曲流れた程度。マッチもなぜか、客席に下りる。ちなみに、マッチはバラの花篭を背負って登場し、客席に投げていた(笑)。

最後は、おなじみの「君の瞳に恋してる」。メンバーに振るたびに、KOJIは、音を切ったのだが、出来れば、切らないで欲しかった。みっちーの表情は、優しげな笑み。みっちーの楽しそうで、充実そうな笑顔が、何とも言えない。「数時間後には僕は廃人になります。今年もよろしく」とみっちー。こうして、5時間以上に及ぶカウントダウンイベントは、幕を閉じた(朝4:45)。


6.さいごに

去年のカウントダウンより、お客さんの数は多かったように思う。後ろの方も、スペース的に余裕があった感じはしない。去年は、後方は結構広々していた記憶があるからだ。当日券も結構売っていたような気がする。ちなみに、場内で、ネスカフェを購入した際に、当たり付きのカップを手にすると、みっちーのサイン付きTシャツプレゼントと有ったが、それに気付いたのは、カップを捨てた後だった(苦笑)。

去年のカウントダウンでは、お酒を自粛していたように見えたみっちー。今年は、バーボンやら日本酒やらを片手にステージに上がり、ちょっとお酒が回っている状態。そのためか、素のみっちーという印象があった後半。酔うとああいう口調で、しゃべるんだ〜と思いながら、ステージを見ていた。

みっちーのカウントダウンライブは、ライブというよりも、イベント、宴会的ノリという印象が有る。まあ、本人もそういうつもりだと思うが。しかし、なぜ、2002年最後の曲が、「E気持ち」なのだろう。 各コーナー間にある休憩時間では、DJTIMEが今年もあった。「みっちーファミリー」の前では、みっちーの楽曲をリミックスした曲が流れていた。これは、結構かっこいいので、なぜ毎回やらないのか(イブイブイブの時も流せば良いのにと思った)、と思ってしまう。

そういえば、「うたかたツアー」では、「懺悔」を歌うとも言っていたか。多分、「ファミリーコーナー」の最初のトークで言っていたと思う。リミックスで、この曲を使っていたし。リミックスで使われたのは、「ワルイコトシタイ」、「懺悔」、「ペンフレンド」、「理想論」、「ロリータの罠」、「フィアンセになりたい」等だったと思う。

今度の「うたかたツアー」では、Keyの龍ちゃんは不参加だが、その代わりに、ワイピのサポートもしている、佐々木真理さんが参加。ちなみに、彼女は、ゴスペラーズのバックも担当している。 天気予報で言われていた雪が心配だったが、終演後外に出ると、雪も雨も無し。傘もいらずに(というか、忘れてきたから心配だった)、家路に着けた。

家に着いて、しばらくしてから眠りについたが、起きたら夜の7時。予想では、何もしなくても昼過ぎには起きるだろうと思っていただけに、1日、損した気分になってしまった。