社員旅行 in 九州

〜気軽に秋の九州を満喫 湯布院・高千穂峡・阿蘇2日間〜

←阿蘇山


2002.10.11、12と、1泊2日で社員旅行。
今回の社員旅行は、予算大幅減少のため、社員多数決により、一般にある団体パックツアーに参入。
まあ、いつもの、貸切バス旅行だと、行き先も、同じようなところばかり。 そんなことからも、遠方へ。
本当は、登別温泉予定だったんだけど、突如、会社が日程変更を申し出て、登別は予算オーバー。
そこで、第2位だった、九州へ。当初から、この日程だったら、2泊3日なんていう線も考えられたんだろうが、そんな検討をする期間も無い変更だったので、1泊さ。

旅行は、近畿日本ツーリストの、クラブツーリズムの旅のプラン。
旅行前日は、さすがに、割と皆早く帰宅。
朝が、早い!羽田空港、7:50集合。
早朝電車に揺られ(始発から4本目に乗った)、7:20頃、空港駅に着。 空港内は、旅行者で、溢れ返る。ホント、凄い人人人!!!!

集合場所にやっとこさたどり着く。が、人多すぎ。しかも、まだうちの会社のメンバーいないし。まあ、幹事はいた。でも、団体旅行受付デスクの長蛇の列に並び中。
その辺うろちょろしていると、会社の人と遭遇し、コーヒーを一緒に飲みに行くことに。 15分弱ほど、コーヒータイムを取り、集合場所へ。

メンバーが揃い(1名は、超ギリギリに登場)、添乗員さんから説明を受け、搭乗。

飛行機は、JAS。初めて、全席モニターつきの飛行機に乗る。 ビデオチャンネルは、飛行模様映像も見られるものがある。 離着陸時には、よく、機内の大モニターでその模様を見られるが、これは、飛行中も飛行機下の映像が見られるという代物。
飛行中は、ころあいを見ながらこのチャンネルを見ていた。 雲の上になると、雲しか見られないけどね。海にいる船も目撃できたりしたし。 あとは、飛行場所を示すチャンネルも合って、ここでは、高度、速度、到着予定時間なども見ることが出来るんだな。
朝早かったから寝ようかと思ったんだけど、結局寝ないまま、時が過ぎる。 ちなみに、朝一緒にコーヒーを飲んだ人は、となりの席だったが、彼のモニターは故障(外れ)。
「おいおい、なんにもでね〜よ」と笑いながら言っていた。

10時ちょっと過ぎに、福岡空港着。
ここから、バス移動が始まる。我々の人数と同じ位の人数が、このツアーに参加。同じ道中を過ごすこととなる。「よその人は同じ位なんだね」と、わが社の、Mさん。だから、よその人じゃないって!Mさん。同じツアーメンバーなんだから。いうなら、別グループだってば!!

福岡空港そばの道路にバスが止まっていたとき、頭上を着陸する飛行機が下りてくる。こんなに近くで、飛行機のおなかを見たのは初めてだ。

バスガイドさんが、軽快な口調で、トークを展開。このガイドさん、とにかくすごい。
道中ずっと、ガイドができる人。しかも、バスの動きに合わせ、ポイントのつき方がうまい。さらには、独自性の内容を織り込んだガイド。頭の回転も速いガイドさんで、まさに、プロ!というかんじ。といっても、おばチャンではない。この人は、ガイドさんというのが天職だ〜と思えるほどの、巧さ。

まずは、耶馬溪に向かう。ちなみに、今回のたびのハードさは、バス内の地図による説明で思い知らされた。
耶馬溪には、日本一低い展望台があると、説明されていた。
みたところ、あまり、「お〜!!」というような、景色ではなかったな。日本一巨大ニジマスがいる、川もあり。ニジマスと戯れる。

←全然魚見えないね・・・まあ、イメージ(苦笑

耶馬溪の売店の軒先には、寝まくっているワン子が。どんなにみんなが、近寄って触っても、動かない。目はかろうじてあけるんだけどね。

その後、青の洞門に向かう。ここは、昔、和尚が手彫りで岩盤を掘った洞門。その昔、ここを通るには、命の鎖をつけて、岩山を回らなければならなかったところ。勿論そんなところなので、足を滑らし、命を落とす人がいたという。それを見た和尚が、これではいけないとおもい、ノミをもって、30年かけて、岩を掘る。幅は、馬がすれ違え、高さは騎乗状態で動くことが可能なものらしい。光をとる穴も壁には設けられている。現在は、当時の状態の部分は、ほんの少ししかない。



昼食は、名物、だんご汁の定職。山梨のほうとうみたいなもの。
ここまでは、何県だったか?忘れたな。

ここからバスを走らすこと1時間半ほど。宇佐八幡宮参拝。 大本山だというが、伊勢神宮みたいに有名ではないね。



造りは、伊勢神宮に似ていた。鳥居をくぐる。由緒正しいこともあり、皇族も、歩かなければいけないという。ご本堂で参拝をするが、3箇所あり。先ほど、5円玉を使ったこと、こんなときに限って、小銭も少ない。50円、100円、100円と、使った。おみくじを引いたら、大吉。200円のおみくじには、お守りもついたのさ。

別府温泉郷に、向かう。あちらこちらから、湯煙漂う別府温泉街。道路から見下ろすその景色は、「う〜ん温泉だ〜」という感じ(そのまんまだね)。 別府温泉には、地獄が11あるらしい。海地獄、血の池地獄、竜巻地獄などなど。今回は、海地獄へ。ちなみに、ガイドさんの説明によると、この地獄は各個人の持ち物で、管理するために、組合を作っているという。組合の名は、「地獄組合」。長は、海地獄の管理者ということだった。

←結局何も見えないね・・・

海地獄は、蓮池も持ち合わせている。大蓮は、20kgの子供が乗れるものもあるという。海地獄yというなの通り、湯はブルー。ミルクブルーという感じだろうか。湯気が多く、温泉面を見るのが困難だけど。風で湯気がさーっと引くと、湯気の合間からブルーが浮かび上がってくる。ここには、血の池地獄の出張所ももうけられている。本家は別の場所にあるんだけど。その名の通り、赤いんだな(これは、鉄分だね)。
地獄といえば、卵。勿論購入。5個入り、300円。先ほどの地獄場で、ゆで卵を造って売っている。塩をつけなくても、おいしい卵。「るるぶ」に、「地獄プリン」がおいしいと載っていたので、これも買う。私は、宿に持ち帰って、宴会後の楽しみに取っておいた。

ここで、本日の観光工程終わり。
一同は、宿に向かう。先に、ランクアップホテルプランのお客さんの宿泊ホテルにバスは向かい、その後、宿泊先の宿へ。
宴会までの時間は、1時間ちょっと。このホテル、シティーホテル(結婚式場あり)であるが、一応、大浴場がある。まずは、ひとっぷろ。熱めのお湯。温泉の説明を見ると、温泉名は、宿の名前。いわゆるここだけのお湯ってことだな。

宿で宴会を2時間ほど。やっぱり、焼酎です。芋、麦と堪能。
その後、少数で、別府温泉駅周辺へタクシーで出る。タクシー運ちゃんに、スナックを紹介してもらい、そこで、2次会。ちなみに、予算でやってくれる店だった。ここでも焼酎。関東でも有名な、「いいちこ」を頼む。が、ここは九州。東京で飲むのと味が違うのね。そう、ガイドさんは言っていた。県外に出す焼酎は、味を変えていると。そうしないと、県外の人が飲みにくいとか。
その後は、その店のママさんがお勧めしてくれた、屋台ラーメン屋で、ラーメンを食す。とんこつのにおいが漂う空間。その割には、あっさりとしたスープ。結構おいしかった。
このとき11時頃。宿にタクシーで戻る。 ここでさらに分割。まだ飲みたいという人がいるので、4名で、とまっている宿の本館のバーに行く。宿の最上階にあるバーは雰囲気良し。1時の閉店まで、ここで飲む。焼酎のカクテルも飲んだ。ショートカクテルだったので、結構きつかった(かなりドライ系だった)。
部屋に戻り、就寝。


旅行2日目。 眠い体を引きずり起こし、6時起床。
早速、大浴場へ向かう。 目を覚まそうと思ったが、なぜか、朝はぬるめだったのね。お湯。 昨日は熱めだったのに。やっぱり、冷えるんだわ。夜は・・・。
浴場には、朝風呂のお客さんが結構いる。 勿論、我々メンバーの姿も。
ぬるめのお湯の為、目がさめない・・・。それは仕方ない。
部屋に戻り、着替えて朝食会場へ。
朝食はバイキングさ。おかゆもあったので、おかゆを食す。 あとは、酒を飲んだ翌日に必ず飲みたくなる、オレンジジュース。 アルコールはビタミンCを奪うから、体が欲するんだわな。 添乗員さんの姿も。
食後の時間が厳しく(ちょっとゆっくりしすぎた)歯磨きと化粧をして 急いでバスへ。ええ、かなりギリギリ。集合時間は。7:50。
今回の席は、前の方の割り当て。 昨日みたいに余裕が無いのねぇ。仕方ないけど。 空いている席を見つけ、社内で一番背が大きい人の隣に座る。 通路はさんで、添乗員さんがいる席(というか、そこしかなかった)。

ガイドさんが、今日の行程を説明。
かなりハード
という事を、改めて痛感。

最初に行ったのは、湯布院。
オプションの民芸村は申し込み済みなので、社員一同見学。 何があるかというと、昔の農道具や、食器、民芸品の実演などなど。 猿回しもやっていたので見学。面白かったっす。 石屋根という建築物があり、写真を撮ったんだよな。でもねぇ・・・ デジカメで、記録している間に、電源切っちゃって。残ってないの。 20kg分の石で出来ている屋根で、何層にも石が重なっている。
で、勿論あるのが、お土産屋。
ちょっと覗いて(っていうか、ここで、ようやく会社の人と会う。猿まわし見ている間に、皆ばらけたんだよねぇ)、民芸村を出る。 トイレに行こうと思ったが、列長いから止めた。
金燐湖に、その後向かう。道で、会社に人にさらに遭遇。 3名で、金燐湖へ。
ここには、ガチョウがいた。写真も撮ったが、よく撮れた物は、 先に記載した内容と同じ状況で、残ってないし(苦笑。

←まあイメージです(苦笑

ちなみに、ここには、公衆浴場があるんだが、丸見えです。はい。 おっちゃんたちが、数名入っていた。
時間も押し迫り、集合場所へ戻る。 その前に、トイレ。
湯布院は、もうちょっと長くいたいところだったなぁ。
お店も一杯あったのに、全然散策できなかったしぃ。 土曜日ということも有り、朝早くから観光客が一杯(ツアー客ばかり)。

この後は、大分県を後にして、熊本県の阿蘇へ向かう。
阿蘇へ足を運ぶのは、これで3度目だが、カルデラ湖は今回、見ないので、カルデラ湖に関しては1回しか見ていない・・・。長距離を、バスが走る。北九州自動車道の湯布院界隈を見下ろせる付近では、他では見ない物がついている。それは、霧用の網。この網を設置することにより、霧の濃度を低減することが出来るらしい。この地域は、濃霧による通行止めが多いとか。
阿蘇に向かい、バスはひたすら走る。通路挟んだ隣では、添乗員さんが、段取りのための連絡をつけたり、行程報告なるものを作成。人の仕事は、気になるもんだ(笑)。本日、眼帯をしている、添乗員さん。ちなみに、途中、寝たりも。

ガイドさんの説明によれば、阿蘇の外輪山は、世界的にも、珍しいということ。これだけ、外周をぐるっとかこっているのは、世界的に見てもないらしい。すべてが1つの山であることが、すごい。高校生の頃、修学旅行でこの地に来ていたが、おそらく、そのときも同じような話を聞いたことだろう。でも、覚えていないのは、聞いてなかったってことだね(ガイドさんのことは良く覚えてるんだけどねぇ)。
阿蘇には、牛が放牧されていて、車中から牛の姿を見ることが出来る。以前来たときに、目にしなかった、黒牛が、今回はいた。最近、黒牛も放牧するようになったということだった。
阿蘇へ到着して、集合写真と昼食。ここは何度来ても、景色が良い。 天気が良いことが、本当に幸いだ。阿蘇草千里では、馬にも乗れるが、馬は誰も乗らず。馬がいる付近でうろちょろ。ちなみに、正面から見た馬の写真も撮ったが、これまた、書き込み失敗(何度やりゃ気が済むんだよ。まあ、撮れたつもりでいるんだよね。だって、撮ってるから)。カメラ向けたら、動きを止めて、チョット首かしげてポーズとってくれたのに、お馬さん。そんな写真がないなんて(グスン。

 ←たてがみ、みつあみ

集合時間になり、バスに集結。
そういえば、眼帯をしていた添乗員さんが、眼帯をはずしていたので、調子良くなったのか聞いてみた。そしたらば、まだ、良くないらしいが、バスの中で、眼帯したまま、書物していたら、気分が悪くなったので、はずしたらしい。ゆれるなか、片目で書物は、気持ち悪くなるらしい。さっき寝ていたのは、どうやら、その模様。

続いて向かうところは、高千穂峡。ここは、確か宮崎県。 高千穂峡も、1回行ったことがあるが、ここも景色はきれいなところ。 現地につくと、これまた、あふれかえる観光客。やっぱり、ツアー客多数。歩いて散策。
地層が向き出た、岩肌の谷間に、水が流れる。マイナスイオンがたっぷりとある、渓谷の空間。

 


最後は、やはり、みやげ物や。まあ、ここから、マイクロバスで、観光バスの駐車場まで送迎というシステムだが、予想以上の人手で、当初予定の時間を大幅に過ぎる。添乗員さんは、最後に寄ろうとしていた、宮城者屋をかねた場所への立ち寄りのキャンセルに追われている。どうやら聞いてみると、ここまで待つことは、めったにないとか。大体、一通りお土産を物色し終わった頃には、マイクロバスに乗れるという状況が、今回は、混雑のため、かなり待つ。同様の、他ツアー客で、あふれかえる界隈。
ここには、いよかんソフトクリーム(日向夏と思うが、忘れた^^;)が売っていて、これを食す。さっぱりとした柑橘系の味が、程よい甘味と混ざり、おいしい。
ようやく、マイクロバス到着し、観光バスが待つ駐車場へ。 ここからは、また大分に向かい、帰路につく。
なぜか、大分空港から帰るのだが、これまた、格安ツアーだから、仕方がないね。バスが、高速を走っていると、あたりの景色が、夕刻へと変わっていく。高速道路から、先ほど訪れた阿蘇の風景を見ながら、空港へ。空港についたのは、出発の1時間チョット前だったと思う。
空港では、みやげ物の物色。めんたいこを購入し、空港内のラーメン屋に行って、夕食。 ここのラーメンは、イマイチだったなぁ。
そして、羽田空港に向かう、飛行機に乗る。
帰りも行きと同様に、JAS便。なんと!帰りは、ゲーム付き。寝るつもりが、結局ゲームに明け暮れた。色々やったが、行きついたのは、テトリス。どうせ、モニターで、下の景色を見ても、夜だから見にくいし。街の明かりが見える間は、景色モニターにしていたけど。

夜10時頃、羽田空港に到着し、旅が終わった。 ま。家に着くまでが、旅だけど(笑。