光田健一弾き語りライブ at 藤沢インタープレイ on 2002.5.31 〜爆笑?!アットホームな大リクエスト大会〜
セットリスト
※0.5刻みの数字はさわりだけ演奏した曲☆第一部(19:35〜20:43) M1:I can't let go M2:僕はピアノが好きなんだ M3:Take Five M4:枯葉 M5:Misty M5.5:クレオパトラの夢、主よ人の望みよ喜びを、 ノクターン(夜想曲)、イパネマの娘 M6:Waltz For Debby M7:New York State Of Mind M8:Sunflower M9:かえる ☆第ニ部(21:15〜22:18) M9.5:蛍の光 M10:想い出のグリーングラス M10.5:与作 M11:時に愛は M11.5:襟裳岬、ラプソティインブルー M12:My Favorite Sings M13:いつか王子様が M14:Beginnings! M15:美しい想い出に M15.5:Moonlight serenade M16:Pianoman M17:Englishman In New York M18:The September Song M19:宝物 ☆アンコール(22:20〜22:30) EC1:めぐり逢い EC2:1998
1.はじめに 藤沢に向うまで、疲れた。というのも、仕事で、有楽町に向い、そこから帰社(17:30ちょと前)。 18:00には、仕事を終えようと思っていたので、本当ならば、直帰したかったが、 有楽町を出たのが定時前なので、帰社。パソコンを立ち上がるのを待つのも勿体無い位だが、仕方ない。 とりあえず立ち上げて、やるべきことを済ませ、18:15頃退社。 駅に着くと、先程まで何の問題もなかった電車が、遅れている。 開演ギリギリに間に合う時間の為、「マジですか〜」と叫びたい気分だった。 隣の駅で、総武横須賀快速線に乗り換える為、ホームを移動。快速線ホームにつくと、 12分程遅れているとアナウンス。 「頼むからそういうことは、各駅電車降りる時に言ってくれ!」とまた叫びたくなる。 となると、秋葉原経由で東京駅に出て、東海道線が良いだろうと思い、また、各駅のホームに戻る。 で、やっぱり各駅電車は遅れているわけなので、電車を待つ。 無駄な動きをしつつ、東京駅で、東海道線に乗り換える。 が、ここでも東海道線待ち。接続が悪い。トイレを我慢してここまで来たので、トイレに行く。 が、東海道線乗り場からトイレは遠かった。 ここまでの行動に、疲れてしまったので、東海道線は、絶対に座りたいが、既に座ることは不可能。 これ以上電車を遅らせるとは出来ないので、迷わずグリーン車選択。 長時間乗るので、たまにはグリーン車も良いさ。 藤沢駅に着いたのは、19:33。 本当ならば、この1本前の電車で到着する筈だったが、最初の電車遅れが原因で、遅刻。 あ〜もう始まってるなぁと思うと、どうせ遅刻なので、走る気力も無し。 少しだけ急いで歩き、会場に向かう。会場は駅から近い。 会場があるビルの、エレベーターに乗りこむ。 扉が開くと、「僕はピアノが好きなんだ」が聞こえてきた。 エレベーターの目の前で、受け付けを済ませ中に入る。 後方のカウンター付近に、ジェントルハーツのかよこさんと淳君を見つけた。 軽く挨拶をし、指定の席へ(予約制で、既に席は決まっている)。 2.第1部 席に着いた時も、まだ、「僕はピアノ〜」だった。 友人から、1曲目は「迷う夢」のインストだったよと教えてもらう。 話しは全然違うが、とにかく、ビールが飲みたくて仕方がなかった。 なかなか、オーダーを取りに来てくれないので、手を上げて必死にアピール。 ビールを注文。こんなことをしている間に、「僕はピアノ〜」が終わる。 おそらく開演したのは、到着時から逆算すると、19:35頃ではないかと推測。 健ちゃんはトークに入る。私は、飲みたくて仕方がなかったビールを飲む。 喉も乾いていたし、非常に美味しかった。 こんな状況の中、「お酒を飲みつつ楽しんで下さいね。といっても、僕はお酒が飲めないし。 でも、ちょっとずつ飲むようにしてるんだよ。3年間やめちゃうとダメだね」と、笑顔で話していた。 ワールドカップの話しも含め、野球の話しもしつつ、トークは進む。 さて、今回は、リクエスト方式で演奏を進めるとのこと。 「リクエストカードに記入して下さいね」と健ちゃんは言ったが、 果たしてそんなものはどこにあるのか?友人達も貰っていない。 そこでひらめいた我々は、席においてある「○○様」という紙を用いることにした。 「Take Five」は、インタープレイの熊さんのリクエスト。 MCから流れるように演奏された。聞いたことある曲。 ウィスキーのCMかどうか定かではないが、CMに使われていたような気がする。 ちなみに、黒鍵を良く使う曲らしいが、 健ちゃん曰く、「黒鍵は難しいんだよね。上にあるから、指がおっこっちゃうんだよ」。 「枯葉」は、淳君のリクエスト。 「ジャズをやる人は最初に練習する曲だね。コード循環の練習にもってこいの曲」と話してから、 演奏を始めた。 「枯葉」の後、「ダメだわ」と口にした健ちゃんだったが、なんでだったか。 「リクエストお願いしますね。演奏中でも、ピアノの端っこに置いてくれれば良いですから」と健ちゃん。 リクエストがどんどん集まる。 お客さんのリクエスト1曲目は、「Misty」。 この後、さわりだけシリーズで数曲。 「クレオパトラの夢」は、「これはコード進行が難しいんだよね。 サビがさ、さっきの『枯葉』に似てるんだよね」と言いながら演奏開始。 といっても、「こんな程度で良い?」とさわりで終わる。 これがきっかけ(かどうかわからないが)、さわりのみが数曲登場。 「主よ人の望みよ喜びを」と「ノクターン」は、私のリクエスト。 「○○様」と記載の紙を用いたので、予想通り、「○○様」と読み上げられ、身内で笑ってしまう。 「これで良いの?」と曲を確認されながらで、「そう、その曲」というやり取りの元、 やはりさわりのみの演奏。 「イパネマの娘」は、「千葉に住んでいた時、印旛沼の娘?って思ったんだよね」と健ちゃん。 ちなみに、印旛沼とは、水質の悪い湖沼とも言われているが、 その昔は、生活用水として活用されていた(農業用としても)。 佐倉市、成田市とまたがっていたかと思う(記憶が曖昧だ)。 KENSOの最新アルバムに、「イントーシャの娘」という清水さんの曲があるらしいが、 「イパネマの娘」に引っ掛けたとか。そんな話しもして演奏(やはりさわりのみ)。 「拍手もねーや」と健ちゃん。ええ、確かに拍手出なかった(笑)。 「なんだかリクエスト見てるとさ、挑戦めいてる。「これできるの〜?」みたいなさ〜」と、健ちゃん。 「Waltz For Debby」まで、結局歌物以外のリクエスト。 「New York State Of Mind」のリクエストを見て、「やっと歌えるよ」と健ちゃん。 「あれば(用意していた楽譜の中に)やるよ」と言いながら、譜面を探す。 健ちゃんは、リクエストに応じる為に、譜面を沢山持ってきていたのだ。譜面があったので、演奏。 「Sunflower」は、「ひまわり」という映画のテーマをイントロに使っての演奏。 「ひまわり」の映画についての説明もしていたが、詳しくは覚えていないが、 タイトルに似合わず、暗い映画らしい。ちなみに、聞いたことあるフレーズだった。 火曜サスペンスや、土曜ワイド劇場のラストで流れそうな曲。 そういえば、「あ、自分の曲のリクエストだ」とちょっと喜び気味で、言っていたような気もする。 「かえる」はイントロを演奏しながら、 「リクエストお待ちしてます♪やれない曲はやりません〜♪」等と歌う。 表情を変えながら歌う健ちゃんは、非常に楽しそう。 送葬行進曲も交え(かえるが車に引かれてしまう歌詞の所で)、声色も変えながら歌う。 そんなことをしていたので、途中で、「自分の歌い方に戻れない♪」と歌う羽目に(笑)。 20:43、1部終了。 30分ほどの休憩。休憩中は、たまたま控えスペースの隣の席だったため、かよこさんと話しもした。 新グッズのマグカップを手にして、控えスペースに来たかよこさん。カップを勧める。 客席に回してみたら?なんていう冗談も、何故か本当になり、全席に回覧(笑)。 この日、マグはいくつ売れたのか?! (どうでもいいが、マグカップという言い方は、和製英語らしい。本来はマグのみ) 3.第2部 21:15、2部スタート。 健ちゃんは客席の間を通り抜け、ステージに。 トークから展開の2部。キャバレーの閉店時に掛かっていた曲の話題。 「松戸の八柱に、親父の知り合いが店を出してね、閉店の曲が『想い出のグリーングラス』。 でもさ、閉店の曲っていうと、『蛍の光』っていうイメージじゃない? (ということで、ここで、「蛍の光」のさわりだけ弾く) キャバレーにいた頃は、布施明の『そっとおやすみなさい』だったんだよね」と健ちゃん。 これが、「想い出のグリーングラス」の前振りトーク(の模様)。 ちなみに、この曲もリクエスト。 「ポピュラー千一(ポピュラーソングが1001曲ある楽譜集)に載っていると思うんだよね」 と言いながら、探す。 「英語を追うので精一杯」と言いながらだったが、しっかりと歌っていた。 この曲の後、「与作」のリクエストに応えて、1番のみ。 客席も掛け合いを入れる。「拍手貰うのが痛いな〜」と健ちゃん。 中々、楽しい雰囲気が広がっていたと思う。 オフコースのリクエストは多いらしい。その中で、「時に愛は」が選択される。 「襟裳岬」もワンコーラスのみ。ginzで、1度歌ってくれた曲。 リクエストカードを見て、「襟裳岬か」と言って流しそうだったので、 「お〜いいね〜」と言ったら、演奏してくれた。 「My Favorite Sings」は、JR東海のCMで使われていた曲。 「いつか王子様が」はディズニーの曲。 ちなみに、この2曲、さわりだけの演奏なのか、1曲演奏なのか、記憶が曖昧。 「Beginnings!」は、人生で5回位しか演奏していないとか。 これも、譜面を探しての演奏。 「美しい想い出に」は、譜面をぱっと開いて出てきた曲。 「Pianoman」は、歌詞を覚えようと思って今日、CDを買ったという曲。 これが、たまたまリクエスト。 健ちゃんは、「チャレンジリクエスト!」ということで、演奏を決める。 歌詞が分からない為、先ほど買ったCDの歌詞カードを見ながら歌う健ちゃん。 演奏して見たいと思っていただけあってか、初めてステージで演奏したという風には思えなかった。 リクエスト曲として、「Englishman In New York」、 「The September Song」と続ける。 「さ、時間なので、あと1曲で最後です。僕にしては早い時間ですね。でも皆帰らないといけないし」 と健ちゃん。「宝物」を歌う。 ちなみに、「あ〜今日はちゃんと時間を考えた終わり方だ」と思った私。 いつも、遅すぎるから。健ちゃんは、拍手の中ステージを去る。 4.アンコール 客席の拍手に応えて、すぐにステージに戻る。 「めぐり逢い」もリクエストだったか? 「1998」は久し振りに聴いたような気がする。 そういえば、スタレビ加入時に出来た曲だったな。脱退後、初めてステージで披露。 やはり、良い曲だ。 22:30、ここ最近にしては、時間を考えた終了時間。拍手の中、終演。 終演後、健ちゃん達はご飯の模様。 控えスペース(すなわち私達の席の隣)に健ちゃん、かよこさん、淳君がやってくる。 テーブルには料理が運ばれる。かよこさんが健ちゃんの写真を撮ったりしていた。 そう、カメラが凄かった。ライト付きのカメラ。新しく買ったらしい。 お客さんも健ちゃんの写真を撮ったり、フリーな時間。 ちなみに、健ちゃんにタイトルが良く分からなかった曲を確認した。 その曲は、「Take Five」。 「3曲目に演奏した曲」と訊いたら、「え?3曲目?なんだっけ?忘れちゃったよ。何やったか」 と言われたが、確認を取れた。 タイトルがあやふやだったから、それで確認した(最初からそう訊けば良いんだけどね)。 5. さいごに ほとんどリクエスト大会。 アットホームな雰囲気で過ぎ去る。リクエストカードをピアノの端に置くというスタイル。 意外に皆リクエストするものなんだなと思った。 「演奏中でもどうぞ」の声の通り、いつでもリクエスト。 いつもとは違う雰囲気というのが楽しい。 リクエストも、本当に色々有った。 勿論、健ちゃん自身が出来る物と出来ない物の区別をするわけだが、 さわりだけをやってくれたりする所がまたありがたい。 私がリクエストした、「主よ人の望みよ喜びを」は、バッハの曲だが、 昔、会報で健ちゃんが、「好き」と言っていた記憶があったのでリクエストした。 私自身も結構好きな曲。ちなみに、これは、歌もある。 健ちゃんは、本当に、嬉しそうに演奏していた。柔和な表情。 かなりご機嫌模様という印象。 お客さんは、割りとピシッとした姿勢で聴いている人が多い。 我々はその中でも、かなリリラックスモード満点でいたように思うが (ま、それはginzでもそうなんだけど)。 お酒も食事も美味しいし、好きな健ちゃんの演奏で心地良く過ごせる。 本当に、お酒はおいしく飲んだ。1杯目の生ビールはあっという間に飲んだ。 ビール2杯、久し振りにショートカクテル(ブルームーン)も飲んだし、 そうそう、ここの、「ブラッディーマリー」おいしい。 トマトジュースと、ウォッカの割合が絶妙。 終演時間も、時間を考えた終演で助かった。 今回は、仕事帰りの母親と帰り待ち合わせて一緒にタクシー帰りだったので、多少の余裕はあった。 まあ、通常ならば22:27の電車に乗らないといけないが、今回は、それより30分後で、オッケー。 そういえば、淳君とはトイレでも遭遇したな。 今回は、健ちゃんともかよこさんとも、淳君ともちょっとだけ喋る事が出来たので、楽しかった。 かよこさんは、相変わらず素敵だわ。 ちなみに、ここインタープレイでは、マンスリーライブが決定したらしい。 来週はginzでライブだが、ginzでもリクエスト大会となるのだろうか。 こういうリクエスト大会も楽しい。何リクエストしようかなと考えるのも、楽しいもんだ。