1998.9.9〜9.11
9月9日から9月11日にかけて,光田健一が富山にやってくるぞーツアーが行われた。このツアーは光田氏がアニキと慕うジャズピアニスト友井賢太郎氏の事務所(友井音楽事務所)が,企画したもので,初日は「フクロヤ二口(ふくろやにろではなく,ふくろやふたくち)店」にてインストアライブ,夜は富山観光ホテルにて友井賢太郎氏のディナーショーにゲスト出演,2日目はボウリング大会と「こっとん倶楽部」にて「走れ!ハイエース!!〜会いに来たよ!」を友井氏をゲストに迎え,開催された。今回はこれらの模様をちょっとした道中記を交えながら,ツアーレポートを届けることにする。
【9月9日(水)】
Aコース(宿泊で全スケジュール参加)で参加の私は,富山では何が待ち受けているのか,という期待に胸を膨らませ,12:00東京発の新幹線に乗り,このツアーの10日ほど前に親しくなったHPで知り合った友人とともに,富山に向かった。車中では,光田氏の話題やら,富山ではどんな楽しいことが待ち受けているのだろうとか,部屋割はどうなっているのだろう等々話題につきることなく(ほとんど光田氏ネタ),楽しく過ごした。
富山には越後湯沢で特急に乗り換え,15:30頃ついた。しばらく待っていると,送迎バスが駅にやってきた。バスにはすでに,富山空港組が乗車しており,そのバスに我々富山駅組が乗り込み,初日からのツアー参加者全員集合となり,バスはインストアライブ開催の「フクロヤ二口店」に向かった。
<インストアライブ>
お店に入ってすぐの左側の小さなステージで,イベントが開催された。今回は,三枝氏も参加。演奏曲目は「みち草」,「1stアルバム全曲紹介」,「僕はピアノが好きなんだ」の3曲だった。時間的には1時間弱といったところだが,インストアライブというよりも,インストアトークショーという感じだった。
相変わらず舌好調の光田氏で,本当によくしゃべっていた。「みち草」の曲紹介の時は「富山に来て立山連峰を見たときに作った曲です」と言いながらも,「はいはい。嘘です。ごめんなさい」と言ったり,「自分の名前って言いづらいよね」と言って,三枝氏に「光田健一」と連呼させたり,「立山連峰ってどっち方向にあるの?」という問いに,指先だけで方向を指示したお客さんに向かって「僕としゃべるよりそんなにビデオが大事?記録も良いけどさ」と言ってみたり,楽しいMCを繰り広げていた。
平日の夕方と言うこともあって,“さくら”以外のお客さんは少なかったが,小学生ぐらいの兄妹と思われるお客さんは立ち止まって,光田氏の曲やMCを聴いていた。イベントの後はCD購入者に対して(今回は光田氏以外のCD購入でも可)の恒例のサインと握手会が行われた。また,じゃんけんで勝った人先着20名には富山バージョンサイン入りポストカードも振る舞われて,相変わらずの盛況ぶりであった。
<友井賢太郎ディナーショー>
友井賢太郎氏とは光田氏がアニキと慕う方で,富山では有名なジャズピアニストである。年齢は33,4歳で,がっしりとした体型で色物スーツがよく似合い,とても楽しい方である。なお,友井氏のファンはおばさま方がとても多い。そんな友井氏のディナーショーに光田氏がゲストとして参加した。
ディナーショーは我々ツアー参加者が宿泊したホテル「富山観光ホテル」にて,行われた。会場に入って1時間ほどは,同じテーブルの方と食事と歓談をしながら,ショーが開始するのを待っていた。ステージには披露宴会場にある金屏風の前に,黒と白のグランドピアノが1台づつとドラムセットと弦バスが用意されていた。我々光田氏ファンは白ピアノがおいてある方の席で,友井氏ファンの席は黒ピアノ側だった(ステージ向かって左が黒ピアノで右が白ピアノ)。
友井氏が登場し,ディナーショーが始まった。2曲ほど友井氏の演奏が行われた後,光田氏の紹介があり光田氏が登場した。演奏された曲はジャズナンバー,友井氏光田氏共作の曲や,ピアニカ演奏,しりとり演奏大会や曲当てクイズ大会で会場は盛り上がった。
しりとり演奏大会は友井氏と光田氏が曲タイトルをしりとり方式で交互に演奏していくという物で,ジャンルを問わずに行われた。どういうわけだか“た”で始まる物が前半多発した。友井氏ファンのおばさま方からは,しりとりに応じたタイトルがどんどん挙げられ,しりとりリクエスト大会のようにもなっていたが,客席とステージの掛け合いが自然と行われ,和やかなムードが漂っていた。友井氏ファンの方も,パワフルだなと思った。
曲当てクイズは,友井氏と光田氏が同時に違う曲を弾き,タイトルを当てる物で,分かった人は挙手をし,指された人が答え,正解するとステージに上がりその中で優勝者を決める。幸運にも私はステージに上がることが出来た。「優勝者には素敵な物が有るかも知れません」と友井氏は言っていたが,残念ながら優勝をしていないのでその真相は分からない。
このクイズの後に行われたピアニカによる演奏はすごくよかった。ピアニカは小学校の音楽の授業でしか使っていないので,なんかあまりすごいことが出来るという感じがしないが,やはり凡人ではない2人が演奏すると「おっすごい。ピアニカってこんなにすごい楽器なのね」と思い,ピアニカという楽器のすごさを実感した。
友井氏光田氏共作の曲は「SWINGしてるぜ BABY!」というタイトルで,歌物のとても軽快な曲だった。友井氏と一緒に作ったからこうなったという感じの曲ですごくよかった。付き合いが良いと言うことに「swing」と言う言葉を使うらしく,そういったことを表現した曲だった。また,友井氏が作った「K's walk」は,光田氏が言うように可愛いい曲だった。
とにかく,とても楽しい内容で,大満足した。欲を言えばもっと長くやって欲しかったということだ。後で聞くところによると,3時間ほどのメニューがあったらしいがそんなに出来ないため,だいぶ内容を削ったとのことだった。途中,三枝氏や向井氏も参加し,ラストは友井氏のメンバーと光田氏メンバー勢揃いで演奏された。同席の方とも親しくなれ(なんと友井氏と親しい方も同席だったのだ),楽しい時間だった。
<夜の出来事>
ディナーショーの後,光田氏と友井氏から御礼の挨拶があるということで,我々宿泊組は連絡が入るのを待っていた。宿には,泊まる部屋とは別に,参加者全員が集まれる談話室が設けられており,そこで両者の挨拶が行われた。挨拶が始まったのは,23:00を回っていたことだけは間違いない。両者がそろって登場すると,歓声がわいた。2人は御礼の挨拶はもちろんのこと,爆笑トークも繰り広げていた。また,参加者とのやりとりもあり,和気藹々とした時間を過ごした。雰囲気的にはほとんど,「アニキ・健ちゃんの寄席コーナー」と言っても良いような状態であった。この挨拶は30分ほどあったのではないだろうか。
挨拶の後は,外に出て花火大会が行われた。真夜中に行われた花火大会も,和気藹々と行われ,火のついている花火に群がっては花火に火を付け,光田氏や友井氏,参加者とたわいのない話をしたりと,楽しい時を過ごした。花火大会の締めとして線香花火が光田氏から振る舞われ,「あっ火がないよ」という言葉に,光田氏は自らライターを取り出し,みんなの線香花火に火を付け,“火付けお兄さん”となっていた。
部屋に戻って気付いたのだが,時はすでに25:30になっており,そんな時間になっているとは思いもしなかったので,本当に驚いた。時も忘れるほど楽しい時間だった。その後,お風呂に入り,談話室にて今回のツアー担当者の茂泉氏(友井音楽事務所の方)らと話をし,床についた。
【9月10日(木)】
朝食を8:00に済ませ,12:00に宿を出発しボウリング大会会場の「クレハスポーツプラザ」へ向かった。宿から近い場所なので5分ほどで会場に着いた。
<ボウリング大会>
会場に着くと,チーム決めの抽選が行われた。チームは,「僕は○○○が好きなんだ(光田健一)チーム」,「みち草(松岡トオル)チーム」,「入道雲を飛びこえて(近藤清孝)チーム」,「Big challenge Boy(池端外雄)チーム」,「☆STAR☆〜スター(友井賢太郎)チーム」,「二人は最高〜Just my love(ゴン岩下)チーム」の6つで,それぞれをリーダーとし,そこに9名ずつ参加者が抽選にて割り当てられた。また,優勝・準優勝チーム当ても行われた。
ルールは,各チーム2ゲーム行い,ブロック内(光田・松岡・池端ブロックと,友井・近藤・ゴンブロックの2ブロック制)で総合得点が1番高いところを選出し,その2チームで優勝決定戦を行うという物である。
リーダー達がそろって登場した。当初,参加予定の無かった三枝氏も参加することとなり,くじを引きいた結果,ゴンチームに加わることとなった。
光田氏による始球式(なんとゴールドボール!)により,ゲームは開始された。光田氏は始球式に行く前に「始球式なんて小学生の野球みたいだな」とつぶやきながら,マイシューズに履き替えていた。始球式から戻ってきた光田氏は,グローブをはめブルーのマイボールを準備した。
なお,今回私は光田チームに所属していたので,自分のチームでの出来事を中心にレポートする。
光田チームは,19〜21レーンで我がリーダーは19レーンであった。我々は「優勝するぞ!」と気合いを入れ,ゲームを開始した。我々メンバーは「リーダー頼んだ。全てはリーダーにかかっている」と,プレッシャーを与えてしまったのが良くなかったのだろうか・・・。1投目は,待ち望んでいた結果ではなかった。これには本人も納得行かなかったようで,黙々と“素振り”を行っていた。ゲームが始まってしばらくすると光田氏は「それにしても黒がつかないよ。早く付けたいよね。」とぼやいていた。そのとき,光田氏のスコア表には黒がついていなく(私もそうだったが),順調な滑り出しのメンバーに「君が真のリーダーだ!」とリーダーの座を明け渡していた(順調な滑り出しの彼女は,チーム内での最高得点者)。1ゲームが終わると,「人生数字じゃないよ。楽しけれりゃいいんだ」と光田氏はつぶやき始め,「うん。数字じゃない。数字じゃないよ・・・」と途中何度も繰り返していた。2ゲーム目に入ると,光田氏は同レーンのメンバーに指導を始め,本当に楽しい雰囲気でゲームが進められていった。気になる光田氏のスコアは,確か130台位だったと思う。連日のハードスケジュールがたたってか,どうやら本領発揮とは行かなかったようである。
決勝戦に駒を進めたのは,異様な盛り上がりを見せていたゴンチームと池端チームで,ゴンチームに友井氏,池端チームに光田氏が助っ人として入り,決勝戦が行われた。ここでも異様な盛り上がりを見せたゴンチームは,見事に優勝し,一緒になってはしゃいでいた友井氏は声がガラガラになっていた。光田氏は決勝戦で本領発揮となるか?と思ったが,スコアは“102”で,「これじゃ助っ人になっていないね・・・」とつぶやいていた。なんと友井氏のスコアも“102”だった。スコアまで一緒の本当に仲のいい2人だった。ちなみに優勝チームへの商品は,友井&光田氏のサイン入りプレートだった。
<走れ!ハイエース!!〜会いに来たよ!ツアー at.こっとん倶楽部>
演奏曲目:M1:Cry'n Smile,M2:走れ!ハイエース!!,M3:みち草,M4:美しい想い出に,M5:こんなにせつないBirthday,M6:古風な女,M7:真っ赤なスカーフ(宇宙戦艦ヤマトより),M8:曇り空(荒井由実),M9:優しい雨の中で,M10:Change the world,M11:SWINGしてるぜBABY!,M12:きっと夢を見ていた,M13:僕はピアノが好きなんだ,M14:入道雲を飛びこえて,M15:君に夢を伝えたい,EC1:タイトル未定
ボウリング大会の後,いったんツアー組は宿に戻り,早めの夕食の後,送迎バスにて会場に向かった。今回の席順は,抽選によって行われ(グループでも個人でも可),番号の若い順に入場となった。会場は,JAZZ Barといった感じで,所狭しといすが並べられていた。
19:00スタート予定であったが,昼に行われていたボウリング大会が押していたこともあって,15分ほど遅れてスタートした。今回は,光田健一(Vo,Pf),三枝俊治(B),向井淳(Ds)のメンバーに,スペシャルゲストとして友井賢太郎氏を迎えて行われた。
光田氏と小GENTLESメンバーが登場し,スタンバイをした。ステージに立つとすぐに光田氏はガムテープを取り出し,「こうしないと落ちちゃうんだよね」とつぶやきながら,ガムテープでファイルを固定していた。準備も完了し,「Cry'n Smile」で幕を開けた。1曲目が終わると「これをMCと呼ぶのか歌と呼ぶのか僕にもよく分からないけど〜いつもMCが長いって言われるから〜(略)秋のライブツアーの初日だというのに実感がわかないんだ〜。それがなぜかというならばクレハスポーツプラザでボウリングなんかしちゃって〜♪」と,MCを歌のようにし,爆笑MC歌を繰り広げていた。私自身,このライブが「走れ!ハイエース!!」の初日だという事をこれを聞くまで,すっかり忘れていたため,「あっ。初日だったのか。」とふと思ってしまった。2曲目はいきなり新曲披露と言うことで,このツアーのために作られたその名もズバリ「走れ!ハイエース!!」が演奏された。とても軽快な曲で,「睡眠をとりましょう」という歌詞には場内から笑いがこぼれた。また,曲を演奏する前に「2回くらいしか練習していないので,僕にもどうなるか分かりません。忙しすぎて練習できませんでした」と言っていたが,お客さんの「Sunday,Monday,Tuesday,Wednesday,Everyday」というコーラスも加わり,大いに盛り上がった曲だった。
スペシャルゲストの友井氏は「Change the world」からの登場で,その間には弾き語りの楽曲,ユーミンのカバー,宇宙戦艦ヤマトの曲を演奏したり,光田氏の富山の友人(なんと小学校時代からの)“オイダ君”ネタや,光田氏にあこがれていたという後輩の“ナカヤ君”ネタなどの楽しいトークを所々にちりばめていた。「優しい雨の中で」の後に,友井氏が紹介され,赤いスーツにYAZAWAタオルを肩に掛け,オールバックの友井氏が登場すると客席からはもちろんのことステージからも歓声がわいた(この衣装は当初の予定と違っていたらしい)。ステージ向かって右奥のグランドピアノの前に友井氏は腰掛け,ピアニカを手にし「Change the world」が演奏された。曲の途中,光田氏の声と友井氏のピアニカによる掛け合い(光田氏が声で発した音を友井氏がピアニカで拾っていく)があり,その掛け合いからピアニカで「タンゴ」が演奏され,それに他メンバーが合わせて,本編の「Change the world」に戻っていった。「SWINGしてるぜBABY!」の前では,音楽用語の話や,名前と名字の頭を1文字づつ入れ替えて呼ぶのが流行っていたときに,友井氏は“けもいとんたろう”になるので“とんちゃん”と呼ばれていたという話をした。このとき妙に“とんちゃん”が合うと思ったのは私だけだろうか・・・。友井氏の声はボウリング大会の時よりも一層ガラガラ声に変わっており,「この声は102のせいなんだ(ボウリング大会の時のスコア)」と言っていた。「SWINGしてるぜBABY!」は,前日のディナーショーでも演奏されたもので光田・友井氏の共作である。昨日聴いたときも良い曲だと思ったが,かぶりつき状態(幸運にも最前列の席だった)で聴くと,より一層良い曲だなと感じた。メンバーも客席もノリノリ状態だった。「入道雲を飛びこえて」では,大ア・カペラ大会が催された。今回は血液型でパート分けを行い,A型を高音,O型を中音,B・AB型を低音パートとした。練習中から「すごい!」と思うほどのハーモニーが響きわたっていた。練習中友井氏は伴奏を担当しており,そんな友井氏に対して光田氏は,「アニキに伴奏させてすまんね。伴奏得意だからね」と言っていた。本番に入るまで光田氏は「あまりにもすごいので,もったいぶっちゃうんだよね」といい,何度も「大ア・カペラ大会!!」と連呼し,本当にもったいぶっていたが,練習の成果と皆の団結力により,大・大・大成功だった。光田氏は始める前に「ここの歌詞が出てくるところは,全部歌ってね」と言っていたので,ア・カペラだけでなく,コーラスの入る部分ではその後も皆で大合唱し,客席までステージが拡大しているようで,本当にとても楽しく,大いに盛り上がった。ラストの「君に夢を伝えたい」が終わり,メンバーがステージから立ち去ると,大拍手の中,光田氏がアンコールに応えるために,再びステージに上がった。ステージに上がると,「落ち着け,落ち着くんだ。光るに田んぼ健康一番,光田健一・・・」を呪文のように唱えていた。なぜ,これを唱えたのかというならば,光田氏が思っていた以上に時間が経っていたからで,本人が“こんな時間だ!!”と驚いていたからである。「こんなに長い時間やるとは思わなかった。みなさんがそうさせたんだと思う。本当にありがとう。あっという間のウン時間でした。言うとドキドキしちゃうのでやめよう・・・」と言い,「地道に続けているソロ活動は,これからも果てしなく限りなく続きます。これは僕にとってかけがえのない大切な物なので。だからずっとそばにいてくれたらうれしいです」と,瞳を潤ませながら語っていた。本人の口から直接この台詞を聴くことが出来て,本当にうれしく,光田健一はこれからも変わらず光田健一であり続けるんだ,という確信が持てた。そしてアンコール曲は「まだ題名は決まっていませんが,今の僕の気持ちが素直に出ているかなって思っています。」と紹介をし,「サンデーワイドショーVOL.3」では「説教おやじのバラード」としていた曲を演奏してくれた。光田氏が先ほど言った言葉が詞とだぶり,すごく感動した。曲が終わると,場内からは涙をすする声が聞こえてきた。最後に光田氏は「ありがとう」と御礼をし,ステージに今はいないメンバーを紹介し,「これからもこんな楽しいメンバーに囲まれてがんばっていこうと思います。本当にありがとう」と言ってステージを去っていった。
スペシャルゲストの友井氏を迎えた今回のライブは,富山でしか味わえないなと思う素敵な空間だった。友井氏と光田氏の息のあったピアノは,とても聴き応えがあった。また,素人の私が言うのも何であるがドラムの向井氏が,腕に磨きを掛け上手くなっていたと思った。そして何よりも,光田氏本人の口から「光田健一は変わりません」と聴くことが出来たことが,何よりもうれしかった。今回のこのライブは,心の中にずっと残り続けるのだろうと思う。「忙しすぎてほとんどみんなで合わせていない」と光田氏は言っていたが,そんなことを感じさせないほどの息ぴったりの演奏と楽しいMCに囲まれて,約2時間30分はあっという間に過ぎていった。友井氏との共演を是非またみたいと思っている(友井氏のピアノも聴きたい)。
【9月11日(金)】
今日でとうとう楽しかった時間ともお別れとなった。我々ツアー組は,光田氏と友井氏がお見送りをしてくれるということだったので,9:30にロビーに集合した。参加者一人づつが名簿順に並び,ツアー参加者全員1人1人が記念撮影と「ありがとう」という言葉をもらった。記念撮影はGENTLE*HEARTSの山口氏によって行われた(勿論その脇では個人個人で撮影をしていたが)。この後,全員で記念撮影をし,富山駅と富山空港へ向かう送迎バスに乗り,友井氏と光田氏らに見送られ宿を後にした。
富山駅からは来るときに一緒だった友人と,2日目から参加して仲良くなった友人と列車に乗り込み,車中ではツアーでの出来事を思い起こしながら話をしていた。そのときに3人でたどり着いた結論は「富山に来て良かった。アニキはいい人だ。また来たい。是非またツアーを組んでもらいたい。」ということだった。そして,私の頭の中では「SWINGしてるぜBABY!」が,友人の頭の中では「走れ!ハイエース!!」がぐるぐると駆け回っていた。
本当に本当に楽しい時を過ごせ,こんなに楽しい時を提供してくれた友井音楽事務所の方々に感謝。本当にありがとうという思いで一杯である。次回も是非やっていただきたいと思う(大変だとは思うが)。