熱砂 褥 倒れても
傷ナ 心 離れない
刹那 憂い 感じても
視線 遥か 西向かい

ただ笑顔を浮かべた君
頬に伝い 落ちる 光
抱きしめた君の確かなぬくもり

向かい風伝える明日に
春を感じ 夏を呼んで
香りを纏い 届け 花よ
僕が生きた足跡を残して

ひとつ ふたつ 重ねゆく
一歩 一歩 この道で
巡り 満ちて 草木揺れ
やがて 種を 落とすでしょう

遥か目指し 輝く瞳
止めることは出来なくて
困り顔の君を見ていたら

幼い君の手に引かれ
いつか見てた 丘の夕日
約束を信じられるなら
秋が過ぎて 冬が来ても

再び出会う約束の地で
茜の空を 共に見上げよう



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