LED ZEPPELIN TRIBUTE in HIROSHIMA
広島の証言

2001.10.08 (第2日目)

いよいよイベント当日。
この日は午前中を会場で過ごし、お昼は広島名物「お好み村」へ出かけた。
何と、ゆうさん・PAGEさんもお好み焼きを食べに来られていたそうで、ニアミスが悔やまれるなあ。

その後会場にとんぼ返りし、バンドのリハを見学したりするうちに、開場時間になった。
しばらく受付前に居たのだが、当日券が売れ行き高調で、このイベントへの期待が高まっていく。

そして、開演!!
会場内に「移民の歌」が高らかに響き、ステージ前のスクリーンには沼田さん力作のCGが
映し出される。
小林さん、谷口さんの挨拶に続き、151Aの演奏がスタート。
ZEPの71年のセットリストに準じ、「移民の歌」と「HEARTBREAKER」がメドレーで演奏される。
そして「貴方を愛し続けて」で、何とギターの弦が切れてしまうというアクシデントが発生!
やっぱり、ライブってスリリングだねえ・・・
「NO QUARTER」「祭典の日」を挟み、ラストは「アキレス最後の戦い」!!
演奏時間はかなり長かったと思うけど、観ているとあっという間だった。

続いて、小林さん、谷口さんに沼田さんが加わった3人によるトークが始まった。
特に興味深かったのは、広島公演の時のメンバーの行動についての話。

平和祈念公園でのスナップになぜジョンジーがいないのか?
何とジョンジーは、別行動でショッピングに繰り出していたらしいのだ。
スクリーンには、ジョンジーが楽器店の中で一枚のレコードを手にしている写真が映し出されていた。
このレコードは,宮城道雄の「春の海」だったとの事である。

ここで、ピンと来た方もいらっしゃるかもしれない。
そう。このレコードを手に入れた事がきっかけで、ジョンジーは翌72年の名古屋公演の時
「THANK YOU」前のインプロビゼーションで「Sakura Sakura」を演奏したのではないか?
そしてステージには広島公演を実際にご覧になった方も登場し、会場内の様子などを詳しく
聞く事ができた。
ぶっちゃけた話、僕自身今回初めて聞くエピソードも多かった。いや〜、まだ修業が必要だなあ。

休憩の後、「春秋分点」の演奏がスタート。
曲目はわずか3曲ながら、演奏時間は何と1時間を超えるという超熱演!!!
映画「永遠の詩」と寸分違わぬプレイに、一緒に観ていたPAGEさんと二人して
ただ唖然としていた管理人であった。

今回のイベントに参加してみて、改めてLED ZEPPELINというバンドを再認識する事ができた。
それは、メンバー・楽曲・そしてバンドを愛する方々と直接交流できたからに他ならない。
関係各位の皆様に、改めてお礼を申し上げたい。
そして、またどこかで御会い出来る事を願って・・・