1991年、RCサクセションのギターリスト、CHABOこと仲井戸麗一と、
The Street Slidersのギターリスト、蘭丸こと土屋公平で結成されたユニット。
私の世代でロックバンド遣っていた者達には、この2人の事を知らない人は居ないんじゃないかな。
まぁ、蘭丸に関してはちょっと前まで『堂本兄弟』って言うテレビ番組に出てたりしてたから、
そこで初めて知った人も居るかもしれない。
でも、私にとっては蘭丸がテレビに出てるなんて事自体信じられないんだけどね。
しかも「つっちぃ」なんて呼ばれていたりしてたし^^;
私がこの2人を知ったのは、CHABOが小学校6年の時で、蘭丸は高1の頃だったかな。
『RCサクセション』に『The Street Sliders』。
その当時はそんなにのめり込んで聴く事も無かった。
蘭丸なんか、初めは女の人だと思っていたし(笑
イヤ、ホント綺麗な顔立ちしてたからね。
高校時代は蘭丸の髪型を真似して、朝から髪の毛をスプレーで立たせて登校してたけど、
私の通っていた高校はかなりの進学校だったから、特にうるさかった。
「男子生徒は制服のカラーに髪の毛が届いてはいけない。」なんて校則もあったかな。
そんな中で、後ろ髪はカラーが隠れるくらいのアメリカンにしてて、髪の毛を立たしてるもんだから、
「おまえみたいな生徒は創立以来始めてだ!」なんて良く先生に怒られていたっけ^^;
蘭丸を見るとついその事を思い出したりする。
ちょっと脱線したけど、まずこの2人がユニットを組める事自体、本当は不思議な事なんだよね。
それは、2人の間柄には問題は無いのだけど、当時所属していたレコード会社が違うって事。
RCサクセション(91年当時)、仲井戸麗市の所属レコード会社は東芝EMI、The Street Sliders、
土屋公平はEpicソニー所属(現在はEpicレコード)。
この2つのレコード会社の理解と協力が無ければ実現出来なかったはずです。
私が思うに、LIVE VIDEO『Welcome Home』はEpicソニーより発売、ファーストアルバム『麗蘭』は東芝EMIより
発売。このビデオ、レコードをそれぞれが出すという事で一致したのではないかと思います。
ともあれそんな事を抜きにして、このユニットが実現した事が嬉しいですね。
音に関してはアコースティックで男臭くて実に良いんだよね。
CHABOのパワフルで、それでいて繊細なギターと、蘭丸の色気の有るエッチなギターが重なって、
実にシブいギターサウンドを奏でてる。
こう言う個性在る2人のユニットって中々長続きしないんだけど、この麗蘭には関係ないみたいだね。
このまま、おじいさんに成るまでやって欲しいものです。
でも、この2人ならきっとカッコイイおじいさんになるんだろうなぁ・・・。
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