DEEP PURPLE



はっきり言ってこの辺りのバンドの事を書くのは怖いんだよね^^; 
それは今でも熱狂的なファンが多いから・・・。 
私は熱狂的なファンでも無いし・・・。 
それなら何故、『ディープ・パープル』なのか? 

それは最近、『ディープ・パープル』の曲を聴く機会が有り、改めて思った事が有るから。 

ギターやベース等のテクニックや技術等は日々進化し続けている。 
それは主に高度に成り続け、難しければ難しいほど良い。みたいな傾向が有る。 
それはそれで別に良いのだけど、『難しいテクニック=カッコイイ』とは言い切れ無い様に思う。 
でも、この『ディープ・パープル』はどうだろうか? 
例えば『Smoke On The Water』と言う曲、この題名を知らない人でも、イントロを聴けば「あ〜、聴いた事有る。」
って言う人も多いと思うけど、この曲が代表される様に技術的には決して難しくない。 
このイントロなんて、単純な3コードの展開だけだけど、聴いてる人に「う〜、カッコイイ!」って思わず言いたく 成
る様な物に仕上がってる。 
これが私が思う『ディープ・パープル』の凄いところ。 
誰もが思いつきそうで誰もが思いもよらない事をやってのけ、しかもカッコイイときてる。 
これぞ『ハードロックの真髄』って感じすんだよね。 

今居る日本のロックバンドの人達も『ディープ・パープル』の曲をコピーしなかったバンドは、 
ほとんど居ないと言うほど登竜門的存在に成って居るんだけど、その割にはこれほど 
カッコイイ曲を作れる人が少ないよね。 
やはり感性的には中々追いつかないのかもしれないなぁ。