JIMI HENDRIX



ギターを弾く者にとってジミ・ヘンドリックスの名前を知らない者は居ないでしょう。
イヤ、ギターを弾かない人でも聞いた事が有るはずです。

「ジミヘン」=「歯で弾く」「ギターを燃やす」と言った、パフォーマンス的な物が印象的ですが、
ジミヘンの繰り出すサウンドは『ロック界に革命を起こした。』と言っても過言では無いでしょう。
あのエリック・クラプトンが、またミック・ジャガーがジミヘンのライブを見て「度肝を抜かれた。」と言わしめたジミヘン。
当時のロックのエレクトリック・ギター演奏における常識や技術、テクニックに大変革をもたらし、
ジミヘンサウンドワールドの確立が現代におけるギターシーンにまで影響を与え続けている。

良く『天才』と評されていますが、ただ単に『天才』と言う言葉では括れない。
あたかもギターが自分の身体の一部の様に扱う様は、ギターを持って産まれて来た様にさえ思えてきます。
ジミ曰く、「ギターを弾いている方が自然なんだ。」
声を発するが如くギターを奏で、歩くが如くに弦を弾く。

27歳と言った短い生涯は、あの「魂の開放」と称したギター焼きと共に、ロック界の伝説として
いつまでも語り継がれる事でしょう。