77年、A・R・B(アレキサンダー・ラグタイム・バンド)結成。
翌年の78年、シングル「野良犬」でデビュー。
最近では、石橋 凌=『俳優』って言うイメージの方が強いかもしれない。
この石橋 凌がヴォーカルを務めるバンド。1言で言うなら『泥臭いバンド』って感じかな。
名曲『魂こがして』が示している言葉の通り、ARBは『魂をこがしているバンド』だ。
最近の音楽は形にこだわっているのか? 変にまとまり過ぎてる音楽が多い。
当然の様に恋愛がテーマで綺麗な言葉と表現方法で作られている。
そんな音楽は聴いてて心地良いかも知れないが、心に何も残らない。
ARBの歌詞はとても綺麗な言葉とは言えない。表現も雑かもしれない。
ただ、それだからこそ、ストレートに胸に沁みる。
本質を捉えた言葉と言うのは、キツイ言葉に成ったりするものだ。
そんな飾りっ気の無いARBの歌詞は本当に最高!
このARBは、はっきり言って『売れたバンド』では無かったけども、私が学生の頃、コピーバンドの多さでは
1番だったと言う記憶があります。
とりあえずARBの曲をやっていれば、「客も入るしバンドの人気も上がって行く。」みたいね感じがあったなぁ。
実は私が理想としてた音楽の1番近いバンドでも有りました。
そう言う意味でもARBの曲では『捨て曲』は有りません。
まだ聴いた事無い人は是非聴いてみて下さい。
どのアルバムを聴いてもらっても良いですが、お勧めとして『COMPLETE BEST 1978〜1990』が良いかな。
このアルバムはBESTアルバムですが、その選曲はファンの投票によるもので36曲収録されています。
ARBを知る上で1番良いと思います。
いきなりCDを買うのに抵抗在る人はこちらで試聴できますので、1度聴いてみては如何ですか?
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