81年5月、ラウドネス結成。
もう、それはとんでもないです。ハンパじゃなかった・・・。
当時、『ラウドネス結成』の情報を知った時、本当のとこはちょっと馬鹿にしていた。
「なんだかんだ言ったって、元レイジーだろ。」ってね。
でも、81年11、ファースト・アルバム『誕生前夜〜THE BIRTHDAY EVE』をリリース。
このアルバムを聴いた時、それこそド肝を抜かれた。
当時の日本のハード・ロックでは考えれないほどの音の作り、テクニック、メロディアス・・・。
それのどれもが、なんら洋楽に負けてなかった。イヤ、それ以上にも感じたね。
このラウドネスの出現が今で言うヘビメタの到来を告げる物になった事には間違いが無い。
ただ悲しい事に当時の日本では、1部の絶大な支持が有ったにも関わらず、受け入れられないとこも有ったし
ベビメタのレコーディングの技術なども乏しかった事も有り、アメリカ進出してしまう事になる。
ファンとしては、ラウドネスのアメリカ進出を嬉しくは思えたが、でもその反面、日本では見れないと言う寂しさもあった。
しかし、このアメリカ進出は当然日本では初の試み。しかも、アメリカのみならず、ヨーロッパライブツアーなども決行。
それらにことごとく成功を収めている。
アメリカ「ビルボード誌」のチャートでは、日本人バンドとしては異例の74位を記録し、また、日本のバンドとしては、はじめ
てニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデンのステージに立つという快挙を成し遂げる。
そんなニュースが流れ込んで来て喜んでいたが、ヴォーカルの二井原が突然の脱退を表明。
これには流石に驚いたなぁ。ボーカルが変わるとバンド自体が違う物になってしまう感じがしたし。
アメリカではこう言う事わりと有るみたいだけど、私は納得出来なかったな。
こんな事言っても仕方ないけどね。
新しく入った、アメリカ人ヴォーカリストであるマイク・ヴェセーラ(元オブセッション)も結構良かったけど、
個人的には初代ラウドネスが1番好きだな。
この後も、海外で活躍はしていたんだけど、何度となくメンバーチェンジを繰り返して行く。
でも嬉しい事に2000年、オリジナル・ラインナップによるラウドネスが再結成をしたんだよね。
初代ラウドネス復活! こらからまだまだ楽しみだね。
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