本当の凄さ、素晴らしさ



最近、日本人が世界に進出して活躍しています。
特にスポーツ界では凄いですね。
野球ではイチロー選手や松井選手など。
サッカーでは中田選手や中村選手など。
スポーツニュースとかで彼らの活躍を聞いて、同じ日本人として喜ばしいかぎりです。

でも彼らはどれだけ『凄い』のでしょうか?

私は野球やサッカーが好きで良く見たりしてますが、自分で野球やサッカーなどをお遊び程度しか
やった事がないので、彼らの技術、テクニックなど「どれだけ素晴らしい選手なのか?」は、
はっきり言って良く分かりません^^;
例えば「松井選手がホームラン何本打った。」「イチロー選手が首位打者を獲った。」と言った、
結果を見て、あくまでも客観的に『凄い』と思うだけです。
でも、スポーツニュースとかの解説とかで「松井選手の右足のタメが素晴らしい。」とか、
「中田選手のこのフェイントが凄い。」とか、やはり見る人が見ればそう言う技術的にも
素晴らしい事に気が付くし、見るところも違ってきたりする。
ここでの解説者と言うのは当然、その世界で活躍し、また技術的にも優れていた人達な訳で、
自分の知識、経験などから、その本当の凄さ、素晴らしさが分かるのだと思うのです。
これは『経験有る者と経験無い者とでは感動の度合いが違ってくる。』と言う事に成ります。

これは何もスポーツの世界だけでは有りません。
身近はところで音楽でも同じ事が言えます。
ほとんどの方が毎日の様に何かしらの音楽を聴いていると思います。
余り聴かない方でも好きな曲が有る筈です。

その好きな曲。「何で好きなんですか?」

「詞が良い。」「カッコイイ。」「心地良い。」など、多少抽象的にしか言えないじゃないでしょうか?
でも仮に自分が楽器をやっていたりするとちょっと変わったりします。
私はギターを弾いていますからどうしても音楽を聴くとギターの音に耳が傾きます。
「ここのギターリフが良い。」「このコード進行がカッコイイ。」など、ギターをやっているか?やっていないか?
によって1つの曲でも、その聴き方や、聴く音も変わってきます。
当然、ギターだけではないです。
ベースをやってる人はベースの音が気に成るはずだし、ピアノをやっていればピアノの音が気に成るはず。
ましてや自分で作曲なんかする人は、曲の作り方で『凄い曲』と思えてしまう事も有るでしょう。

ようはスポーツにしろ音楽にしろ、又それ以外の物でも、『自分自身の経験、知識が豊富で有れば、
1つの物事がより一層の感動が味わえれる。』と言う事です。

今回なんでこんな事を書いたかと言うと、私の周りでもたまに耳にするのですが、
「凄いと思える人が中々居ないんです。」と言う人。
皆さんの周りにも居るかもしれませんね。

「凄いと思える人が中々居ないんです。」と言う人は、その本人が凄い人で自分くらいの人が周りに居ないのか?
もしくは、自分の経験の無さで、周りに凄い人が居たとしても、本当に凄い人と気が付かない人のどちらかです。
出来れば後者に成らない様に自分自身をもっと磨きたいものですね。