やしの木クラシックギターを買おうやしの木


 第2回目のギターの3回目はクラシックギターです。前回のフォークギターからずいぶん間があいてしまいましてすみません。クラシックギターというと、「禁じられた遊び」や、「アルハンブラの思い出」なんかを思い浮かべる方が多いと思いますが、そうです、それです。フォークギターとの違いは、フォークギターが基本的に「スチール弦が張ってあってピックで弾く」のに対し、クラシックギターは、「ナイロン弦が張ってあって指で弾く」ということです。フォークギターなんかは指で弾くこともあると思いますが、クラシックギターはまずピックでは弾きません。あと張ってある弦の違い。ここが大きな違いでしょう。あと弾く曲のジャンルが違うかな。
 クラシックギターをはじめから独学でやるのはなかなかむずかしいと思いますので、うまい人にはじめは何回か習った方がいいと思います。左手で弦を押えるのは他のギターと一緒なのですが、右手の構える形やギターを持ったときの構えなんかが結構難しいんです。では、クラシックギターの購入のポイントを書いていきます。


1やはり初めてクラシックギターをされる方の為に基本的なことからいきましょう。ギターを買う前にまず、親兄弟親戚、友達などでギターが眠ってないかききましょう。この辺は他のギターのところといっしょです。しつこいようですが、もう一度書きますが、ピアノと違ってギターの場合は使えない場合もあります。使えないギターの状態を書くと
特にネックがまがっているのはわかりにくいのですが、これが一番重要です。糸巻きが壊れているのはとりかえることで直ります。ボディーが割れているのはちょっと最初は我慢するということでいいのですが、ネックが曲がっているというのは、直すのにお金がかかるのと、そのままでは練習できませんので注意が必要です。そしてもうひとつですが、あまりにも古く手入れがしてないようなものは避けた方がいいかもしれません。クラシックギターは自分の腕(指)と楽器本体がすべてです。あまりにも古く手入れがしてないといい音が出ません。
2本格的に続けてみようかなって思ったら、そのときはじめて購入を考えましょう。ギターをランク別に書いてみますが、クラシックギターは他のギターと違って販売台数が少ないのと、手工ギターが多いせいかそんなに安くありません。ちょっといいものですと、あっという間に100万円を超えてしまいます。
だいたいこの6段階くらいです。100万円から上っていうのはもうほとんどセミプロかプロ仕様なのであんまり関係ないかもしれませんが(笑)。簡単に言えば、5万円のギターでも10万くらいのに負けないくらい良い音がするのもあるっていうことです。といっても購入する場合には必ずためし弾きをしましょう。はじめて購入しようっていう方はよくわからないと思うので、ギターが弾ける人にでも頼みましょう。
3次にどこで買うか考えましょう。まずクラシックギターを通販で買うのは今のところ×です。そして普通の楽器店(ピアノとか管楽器なんかも売っているところ)での購入は10万円までのクラシックギターまでにしましょう。(ホントは5万円といいたいところですが…)それ以上の価格のクラシックギターは普通の楽器屋では入手困難です。入荷できたとしてもあまりいいものでなかったり、6ヶ月後にしか入荷しなかったりと大変です。ぜひ「ギター専門店」「フレット楽器専門店」での購入をお薦めします。いちばんいいのはギター製作家のところに直接行って交渉してくることでしょうけど、なかなかつてもないでしょうし、ギター製作家のところでお願いするとなると30万円くらいはかかると思いますので、初心者向けではないですね。でももしあなたが、ギターを続けていて2代目を購入するときは「ギター専門店」「フレット楽器専門店」での購入がいいでしょう。もちろん1代目でもそういう専門店で購入することをお薦めしますよ。
4さあ買いましょう。ここからがいちばんの裏情報です。といいたいところですが、僕はあんまりクラシックギターを売ったことがないので詳しいことがわかりません。ごめんなさい。でもいえることは、アフターケアをしっかりしてくれるところで買うのがいいということですね。いろいろ適切なアドバイスをしてくれるところで、練習してて何か行き詰まったときに相談に乗ってくれるようなところがいいでしょう。そうなるとやはり専門店の方がいいような気がします。
5クラシックギターをはじめるのにあたって、必要なものを書きます。


6今回は、裏情報というよりも、クラシックギターを始めるときの知識みたいになってしまいましたが、それだけいい楽器を安く手に入れることが難しいということがいえるでしょう。自分の足でいろいろ調べてみて購入するっていうのがいいかもしれません。クラシックギターは、小さな工房で職人が手作りで1台1台作っているというのが多いのです。そしてそういうギターこそいいものが多いんです。そんなギターを普通の楽器店に入荷するのは難しいのです。クラシックギターの情報を仕入れるには「現代ギター」という雑誌がありますので、それがいちばんいいと思います。では、つぎの情報はちゃんとしますね。

では、つぎの裏情報はキーボードです。


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