【2月16日(日)】
ライン

博多の底力を見た日、の巻き

 今日は待ちに待った酷民4ヶ月ぶりのライブ。緊張のあまりなかなか寝付けず、朝方までビール片手に酔っ払いモードに突入していた。一人で。
 朝10時、軽く
寝坊。この日は11時にスタジオDeja-Vuの前に集合して皆で開場へ向かう事にしていたので大慌て。ヒゲを剃ってお風呂に入り、服を着て、いざライブへ!この日の為にいじくり回した酷民仕様のZO-3を片手にDeja-Vuへ向かう。
 11時、スタジオ前へ到着。辻川と古庄さんがすでに到着していて、機材を積み込んでいる。ふと上を見上げると、2階からスギモトさんが
この世の物とは思えない笑顔でこちらに向かって手を振っている。朝から心臓止まるかと思った。むぅぅ、こしゃくな…。
 12時、会場となるビブレホール前に到着するも、車を止める場所が見つからず延々と会場の周りをドライブ。少し離れたところから機材を搬入することにし、何とかギリギリで間に合った。会場となるビブレの1階で受け付けをし、裏の搬入口からエレベーターで一気に8階まで運んだ。
 会場へ到着。他の参加バンドの皆さんもすでに到着しており、リハーサルがスタート。どのバンドさんもかなり上手で、ハイレベルなイベントになりそうな予感。もうこのまま裏側の楽屋でギターのシールドで首を吊ってお詫びしようかと思ったけど、それまた迷惑な話なのでやめといた。
 午後3時、ライブスタート。もうこうなったらやるだけやってダッシュで逃げようと思い、SEをバックに客席から入場し、大声で
叫びまくり。お客さん、引きまくり。
 5分押しで演奏スタート。いつものノリと違って今日のお客さんはかなりおとなしめ。いつもなら私が大声で叫んで中指立てれば「うお〜!!」って感じなのだが、今日は違って「まぁ、中指なんて立てちゃって、お下品ねぇ」といった感じ。しまった、
激しく場違いだった!(泣)
 その後、私が喋る度に会場の空気が冷たく凍り付いていくのが手に取る様にわかり、もうこのままPA席の方までニワトリ歩きで駆け寄り、後ろにいるDeja-Vuスタッフのスギモトさんに飛び膝蹴りを食らわせたい気分になった。酷民に代わって、
死んで詫びてもらおうかと。
 まぁ、何だかんだでライブは無事終了。お客の反応は薄かったとはいえ、3ピースでのメタルという表現に違和感を感じさせなかったのは成功っちゃ成功なのかもしんない。後で聞いたらベースが全く抜けてなかったとの事ですが(泣)。
 その後はすごいバンドさんたちのすごい演奏を立て続けに聴いて、もうこうなったら
腹を切るしかないなとか思い始めた。くそぅ、負けたくないYO〜!(泣)マジで次はもっと盛り上げられる様に頑張るぞ〜!!(泣)
 イベントも無事終了し、スタジオ2階にあるお店で打ち上げ。すっかり凹みモードに突入していた私は出だしからビールを3杯ガブ飲みし、すきっ腹のところにさらにあんず酒を4〜5杯注ぎ込み、すっかり出来あがった状態で、偉大な先輩方に絡み酒。いや〜、親切な方ばかりで良かった。参加者の皆さん、スタッフの皆さん、本当にお疲れ様でした。勉強させて頂きました。



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