1. (男) たった一夜の 想い出なのに 濡れた瞳に 憂いが残る
(女) 忘れないでね 私のことは 今度はいつの日 来てくれる
(男女) 小さな声で ささやけば 小雪舞い散る 倉吉の宿
3. (女) 春はまだまだ 来ないの私
(男) 大山(やま)のいただき 指さしながら いった言葉が 心に残る
(女) 今度はいつの日 来てくれる
(男女) 小さな声で ささやいて 瞼おさえる 倉吉の女(ひと)
2. (男) 波も静かな 湖畔の宿に 潮のにおいが ほのかにかおる
(女) 白い指先 グラスに添えて 今度も一緒に 呑みたいと
(男女) 小さな声で ささやけば 窓に名残の 綿雪が舞う