音楽というのは、人生経験を積みながら、表現力が増してくるものですが、この人の場合、どうなんでしょ。お前はホンマに17歳かっ! ってことで、ステイシー・オリコの2ndです。
彼女のお気に入りのアーティストは、ローリン・ヒル、ホイットニー・ヒューストン、アレサ・フランクリン、セリーヌ・ディオン、マライア・キャリー、そして、若い娘には珍しく、エラ・フィッツジェラルド。どれも、魂を声に込めて、歌い上げるタイプの歌手なわけで、彼女が、このようなタイプのアーティストになったのは当然とも言えます。
ロック、R&B系の豪華プロデューサー陣が参加した今作は、驚くほどアグレッシヴで、前作のソウルフル路線を期待していると肩透かしを食らうかもしれません。しかし、このアルバムの完成度は、きっと前作以上に多くの人の支持を得るでしょう。
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