ファドって、意外と日本人受けすると思うんだけどな・・・。
え〜、ファドとは何ぞやと言いますと、ポルトガル生まれの歌曲のことです。フランスのシャンソン、イタリアのカンツォーネのような、独特の文化の中から生まれた音楽の一つで、ヴィオーラとギターラという2つのギターで伴奏をつけ、哀愁に満ちたメロディーを、ファディストと呼ばれる歌手が切々と歌い上げるものです。
ちなみに、今回紹介するクリスティーナ・ブランコは、ポルトガル人ではなくフランス人で、ヨーロッパでは絶大な人気を誇っているアーティストです。純粋なファドではなく、様々の要素をクロスオーヴァーさせたものなので、とても聴きやすく、ファド入門にピッタリです。
個人的には、気分が重い時には聴かない方がいいと思います(気分が沈むので)が、リラックスできる時に目を閉じて聴けば、必ず胸に響くものがあります。いや、マジで涙がチョチョギレます。是非、お試し下さい。
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