シンデレラはスキッド・ロウと同じく、ボンジョビに見出されたバンドで、ブルースを基調とした土臭いR&Rを聴かせてくれています。
トム・キーファーの声って、めちゃ個性的。最初は嫌いだったんですよ、あの声。しかし、偶然聴いたタイトルチューンの『Heartbreak Station』を聴いてハッとしました。こんな声も出せるんだな、と。すぐにアルバムを手に入れ、通して聴いてみました。決して派手さはないんだけど、聴くたびに胸に染み渡り、まるで噛めば噛むほど味の出るスルメのような味わい。日本酒が飲みたくなります。
それからというもの、あれほど嫌いだった”あの声”がカッコ良く思えて、今ではお気に入りのアルバムの一つです。
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