シャンソンと言えば、エディット・ピアフ。ピラフじゃないよ。ほとんどの人がそうに違いない。彼女のことを知らない人でも、彼女の歌は、絶対に耳にしたことがあるはずです。『愛の賛歌』なんて、音楽の教科書にも載ってるくらいだから。
彼女は、1936年のデビューから1963年の永眠まで、スターの座に君臨し続けました。今では本国フランスでもシャンソンはフレンチ・ポップスに取って代わられ、時代遅れの感も否めませんが、この人だけは別。と言うか別格。未だにフランス国内だけでなく、世界中で愛され続けています。
指先で押すと壊れてしまいそうな脆さと、全身から湧き立つような力強さが共存する彼女の歌は、必ず心に響きます。
現在、一番入手しやすいベスト盤を推しておきます(ベストしかないから、どのアルバムでもOK!)。
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