IN THE DYNAMITE JET SALOON / THE DOGS D'AMOUR


ジャケット
  1. Debauchery
  2. I Don't Want You To Go
  3. How Come It Never Rains
  4. Last Bandit
  5. Medicine Man
  6. Gonna Get It Right
  7. Everything I Want
  8. Heartbreak
  9. Billy Two Rivers
  10. Wait Until I'm Dead
  11. Sometimes
  12. The Kid From Kensington (extended version)
  13. The State I'm In



  ドッグス・ダムールが登場した頃は、アメリカではL.A.メタル、イギリスでは、ユーロ・ビートの全盛期。どちらも比較的派手な音楽だったんで、彼らの演っている正統派のロックンロールは、どうしても地味に聴こえました。しかし、それが逆に新鮮で、クワイア・ボーイズらと共に、一つの小さなムーブメントを築いたと言えます。
  彼らの持ち味は、何と言っても、適当にやってる感じのいい加減ぽさ。いつも酔っ払ってるみたいなので、ホントに適当なのかもしれないが、そのラフさがカッコ良過ぎ。
  キャッチーなロックンロールの『How Come It Never Rains』、しゃがれ声で切々と歌うミディアム・バラード、『How Come It Never Rains』など、シンプルだからこそ胸を打つロックは、彼らならではと言えるかもしれません。