マリリン・マンソンは、アメリカではヤバい存在でして、全米各地の狂信的キリスト教徒達から「反キリスト教の悪魔崇拝主義者」とバッシングを受けています。妨害活動も半端じゃなく、爆弾騒ぎや暗殺予告も後を絶たないらしい。99年にコロラド州で高校生による銃乱射事件がありましたね。あの少年たちがマリリン・マンソンを崇拝していたことなどから、子供たちに与える影響を懸念する声があがり、今では、マリリン・マンソンのライブを禁止する州も出てきました(ユタ州など)。昔から、ロックは不良の音楽だとして妨害を受けてきたわけですが、公式に迫害を受けたバンドはマリリン・マンソン以外にありません。裏を返せば、それほどまでに若者を中心に影響力のあるバンドだと言う事なのでしょう。
ゴス・メタルの代表格である彼らのノイジーなサウンドは中毒性が高く、一度聴くとやめられない、とまらないほどです。それに加えて、過激なパフォーマンスで魅せられてしまい、気付けば洗脳されてしまうという、言わば魔のかっぱえびせんといったところでしょうか。
しかし、こんなアルバムが初登場3位になってしまうアメリカって実に面白い・・・。
ちなみに、マリリン・マンソンという名は、マリリン・モンローと希代の殺人者、チャールズ・マンソンからとられたものです。
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