FMナイトストリート 1990.8.28 XTC 2日目

 

はい皆さんこんばんは伊藤銀次です。「伊藤銀次の夏合宿 ロック大図鑑 夏季集中講座」。いよいよ2日目に入って、今日も張り切っていきたいと思います。今日は僕がXTCに目覚めた「ブラック・シー」からスタートしようと思っていますので、リキが入っております。ということで、よろしく。Beat Goes On!

♪XTC「Respectable Street」

これは1980年にXTCが発表した4枚目のアルバムのオープニングを飾っています。これは、私が、ロンドンに「ハイパー・ハイパー」のレコーディングに行った時、「Mr・グレイマンの憂鬱」という曲のイントロダクションに、このラジオの感じの雰囲気のトリートメントを施したトニー・ハリスが「(Respectable Street)みたいな感じにしていいか?」と僕に聞いたときに、思わず目の奥がウルウルとなってしまったことを覚えてますよ。いや〜、なんか好きなものは共通しているんだなという具合に、それくらいインパクトのあった作品であり、なおかつイントロをラジオボイスにしているということとか、音像から、非常に、今までのXTCとは、ちょっと、音色やら、音の組み立てが変わっていたと。まっ、前のアルバムで、ギターバンドになりましたけども、なんか非常に重厚な、僕はこれを初めて聴いたときに、古い人間ですから、「リボルバー」の再現ではないかという感じがしました。’80年代に入ってまたリボルバー的なレコードだなーという、ごっつい感じが今でも印象に残っています。プロデューサーは前回と同じスティーブ・リリーホワイト、ミキシングはヒュー・パジャムとなっていて、前回で味をしめて、今回はなかなか力作であります。

次の曲は’80年に32位までしか上がっていませんが、なかなかいい曲で好きです。

♪XTC 「General&Majors」

これは「将軍と少佐」という、第二次大戦中に軍人さんだった人がまだイギリスには結構いるんでしょうね。おじいさんになって。そういう人たちに対して、なかなか痛烈な意味を歌った歌ですけど。前回のアルバムまでは、XTCは非常にニューウェイブタッチで来てましたけれど、今回のアルバムになって、さらに言葉が60年代のレイ・デイビス的な非常にシニカルで、風刺の強い、そしてイギリスの生活が非常に反映された歌になってきたのではないかという気がします。一番驚いたのは、ニューウェイブのグループだと思っていたのが、妙に’60年代っぽい。これはいったい何なんだと。これがこのアルバムを聴いたときのうれしさであり、疑問でもあったわけですね。

次はこのアルバムで最も、リボルバー的な匂い、「ペーパーバック・ライター」とか「レイン」とか、「ドクター・ロバート」、それっぽい感じのした曲で、この当時は僕、よく聴きました。’80年にリリースされて、31位まで。これもぜんぜんヒットしていません。

♪XTC「Towers Of London」

これはほんとにいろんな要素があって、キンクスの「ウォータールー・サンセット」的な要素もありましたね。すでにこの頃から、デュークスへ行く素地があったんですね。まさかこれから何年かのちに、デュークスという、すごい、’60年代後半のイギリスやアメリカのサイケデリック、フラワーロックに対するオマージュの一大傑作を作るとは、まさかこの「Towers Of London」では分かりませんでしたが、今聴いてみても、理解力というんですか、「レイン」や「ストロベリー・フィールズ」みたいなギターも入ってますね。いろいろ分析していくと面白いものがありますね。僕なんかはこのアルバムはXTCのベスト3に入りますね。どっちかというとXTCの好きな人の中ではこれは落とされて、「次なる傑作へ行く、一歩、布石になったアルバムだ」と書いてある。布石のどこが悪い!って。なにも完成された頂点だけがいいものではなく、なかなか裾野の良さもあるんですね。僕にとっては「ブラック・シー」は非常に自分自身がアレンジメントをする時に、ものすごく影響を受けたアルバムだし、アンディ・パートリッジは、いろいろインタビューを読むと、ドラマーになりたかったらしくて、リズムアレンジが、なかなか面白いんですよね。特に今回、リズムアレンジが非常にタイトで、曲のリフとしてかっちり出来て来ているという事でこのアルバムはバンドのお手本と言うべきではないかと思います。

次のこの曲なんかは本当にビートルズファンが思わずニンマリとしてしまうタイトルです。これは結構「ブラック・シー」からカットされたシングルとしてはヒットしたほうでしょうね。’80年に16位までいっております。

♪XTC「Sirgent・Rock」

これも非常に兵隊さんっぽい歌ですね。「ロック軍曹」という感じですね。このアルバムも非常に「Paper&Iron」とか、「Living Throuh Another Cuba」別のキューバに暮らす日々という、非常に不思議なタイトルですけど、こういう戦争に対する痛烈な風刺とか、このアルバムで本当に僕はXTCの視点というか、今に至るXTCの視点がピタッと決まったアルバムだと思います。ここからスタートしているような気がします。

ちなみに私のXTCベスト3を言っておきましょう。「ブラック・シー」「スカイラーキング」ここまではいつも不動なんですが、そこから先が、、「イングリッシュ・セトゥルメント」と、ま、う〜ん、・・・ですね。「オレンジズ&レモンズ」が出た時はグラっといったのですが、でもやっぱし僕、「オレンジズ&レモンズ」っていうのは、だんだん聴いているといいアルバムだけど、僕がXTCに求めているのはもうちょっと違うものみたいですね。まっ、みんなそれぞれベスト3があると思いますけど。コレクターズの加藤ひさしも「オレンジズ&レモンズ」が出た時には割と評価してたのですが、やっぱし、「スカイラーキングのほうが面白い」って言ってたんですよね。何だろうね?あのスカイラーキングの持ってるあやしげな雰囲気だと思いますよ。でも今聴くとひょっとしたら違うかもしれないよ。やっぱりその時期その時期、たとえばあの当時の加藤ひさしは割とこう「サージェント・ペパーズ」寄りだったっていうかね。例のストーリー的な、トータルアルバムに憧れていた時期だったから、そう言ったのかもしれない。またもう一回、今だと初期のほうが全然いいよと言うかもしれませんね。まっ、しょっちゅう変わるんですけどね。

さて、続いて’82年に出したアルバム、これがなんとイギリスでは2枚組で発売されたんです。15曲入りですね。ところがXTCの意向で、イギリス以外では曲が少なくなって、1枚の形で出たということですね。当時日本では10曲入りとして発売され、曲順も違ったりするという、この辺が、どうなってんだと言いたくなりますけどね。最近CD化されていますが、日本で出ているものではこのうちの13曲しか入っていないんですね。「レイジャー」と「ダウン・イン・ザ・コックピット」という曲がないんですよ。これどうしてくれるんだ一体!ねえ、15曲出せばいいじゃない!ひょっとしたら曲数多いのかな?CDの限界を超えてるのかな?そんなことないはずですよね。何でしょうね?せっかく出すのならヴァージンジャパンよ、15曲にして出してほしかった。これはほんとに、まっ、ぶつぶつ言ってもしょうがないですけど。プロデューサーも今度はヒュー・パジャムになって、サウンドがずいぶん変わりました。まずその中から、一番ヒットした曲です。’80年に10位までいっています。

♪XTC 「Senses Working Overtime」

「五感はいつも休まないで働きっぱなしだ」というような。でも非常にポップね感じですね。さて、ずいぶん音が変わりましたよね。前回よりもちょっとドライなタッチになりましたが、これはプロデューサーが代わったせいです。スティーブ・リリーホワイトの元でエンジニアをやっていた、ヒュー・パジャムがプロデュースをやるようになったんですね。

ちょっと脱線しますが、スティーブ・リリーホワイトとヒュー・パジャムは、実はものすごい人たちなんですよね。というのは、今ロックドラムっていうのはドラムにすべてゲートエコーっていうのを入れてそれを無理やり切るんですよね。あれは、この2人が作ったといっても過言ではないんですよね。ピーター・ガブリエルのアルバムでスティーブ・リリーホワイトが演ってます。それから、フィル・コリンズのファースト、あの、顔の「フェイス・バリュー」でしたっけ?あれの中の一曲目、あのスネアの音ですね。あの音がロックを変えたんですよ。’80年代入ってね。それ以降日本のものでも、アイドルのものでも後ろのドラムにゲートがかかるようになりましたけどね。これの生みの親でもあるわけですね。

このすばらしいエンジニアと、XTCは組んでるわけですよね。この辺がラッキーというか、まっ、お互いに、気に入ってやってるんだろうけどね。この辺がものすごくサウンドに大きく貢献してると思うんですけども、こういういい人と組んだから、ひょっとしたらのちのちXTCはレコーディングに専念するグループになっていったのかも知れませんよね。レコーディングの面白さをこの辺から覚えて来たんじゃないかという気もしますが。

前作「ブラック・シー」は、16位までいくヒットになりましたが、なんと「イングリッシュ・セトゥルメント」は、’82年に5位までいくという、大ヒットですよ。しかもこれ2枚組でしょ。2枚組でイギリスでしょ。それで15曲入りでなんと5位までいくという、これはまさしくXTCの最高に売り上げたアルバムですよね。人気頂点でしたね。’82年、これはシングルとしてはあまりヒットしていませんが、

♪XTC「Ball&Chain」

や〜、いい曲ですね。イントロを聴いて何人かの人が笑ったんじゃないかという気がしますけどね。やっぱしこれはベスト3かな。(笑)悪いっ!「オレンジズ&レモンズ」は次点ですね。この2曲なんかは割とXTCらしいですが、僕は当時このアルバムを初めて聴いた時、最初の曲「ランナウェイズ」が、非常にアコースティックな響きで「おっ!」と驚いたことがありますけど、結構このアルバムにの中には12弦ギターとか、アコースティックギターが取り込まれていて、今までのエレキギターのエッジのとんがった部分のXTCとは違った、ギターバンドとしての新しいバラエティが出て来たような気がして、なかなか広がりを感じたものですが。

アルバムタイトル「イングリッシュ、セトゥルメント」というのは「昨今のイギリス事情」みたいな感じの意味で「ランナウェイズ」というオープニングの曲も、「家出をした少年たち、みんな戻っておいで」と呼びかけている歌なんですよ。「カッとなっておまえをぶん殴った親父さんも今はもう後悔してるだろうし、どうか戻っておいで」と。「ナイフを持って父親を追いかける母親を抑えた君も泣かないで、どうか泣かないで」という歌で、これはウケますよね。当時のイギリス、’82年ぐらいでしょ。きっとこれは、訴えるものがあったんだと思います。そしてずいぶんそういう詩の歌が多いんですね。2曲目が「Ball&Chain」でしょ。「足かせをはずしてくれ」ということで、ちょうどいい具合ですよね。「アフター・ザ・パンクムーブメント」って言うのかな。その感じを的確に捕らえてる時期の詩だったんじゃないかと思います。しかも、もうちょっと晩年のXTCみたいにあんまり変化球が多くて難しくはなっていないという所で、2枚組でも売れたんじゃないかという気がします。

それではもう一曲、「イングリッシュ・セトゥルメント」からです。

♪XTC「No Thugs in Our House」

「うちにはゴロツキはいません」という歌でしたけどね。非常に勢いがありますよね、このアルバム。

さて、今度は' 83年にリリースされた「ママー」にいきたいと思いますけど、ママー(Mummer)っていうのは、「ぶつぶつ言う」とかいう意味のアルバムですが、タイトルがよくなかったんでしょうかねー。あんまり売れませんでしたが。これは6枚目のアルバムに当たるわけですが、リリース直前に、ドラマーのテリー・チェンバースが脱退するということになって、これは結構大変なレコーディングだったみたいで、プロデューサーはそんなに変わっていないんですが、ミキシングを変えたりとか、非常に時間とかお金もかかったようですね。そのくせ、アンディ・パートリッジは、「あまり多くの人に受け入れられなかったアルバムだ」とか、「誰が聴くのか、一体あのアルバムは」と言うふうに、あとで言ってるんですね。それはまあ、シングルっぽい曲か少なかったということを言ってますけどね。まっ、そういうことで、僕もこのアルバムはほとんど印象になくて、よくこの当時90分テープの片方にこれを入れて、片方に別の曲を入れて、よくこれがかかっていると、移動中の新幹線の中で寝てしまった記憶がありますけどもね。よくこんなのありません?最後の曲っていつも覚えてないんですよね。これは本当にそういうレコードでしたけど、いまだに僕の中ではよく分からない、とらえどころのないアルバムになってますがね。ちなみにこのあと、「ビッグ・エクスプレス」を発表してから、ライブ活動停止というふうな、なんかすごい先行きになっていくきっかけになったアルバムですけどね。

じゃあ、「ママー」の中から

♪XTC「Great Fire」

このアルバム、ほとんどベーシックにはスティーヴ・ナイという人がプロデュースをやってるんですね。この人はジャパンのプロデュースをやってる人ですがね。どうもやっぱり違った曲があったみたいで、ミックスダウンし直したり、模索しているという感じですね。スタジオレコーディングバンドへ移行していく、ちょっとスタジオのノリが面白くなってきたんだけれど、まだ試行錯誤しているということで、前回のアルバムよりも複雑になっていってる所があって、それから一曲一曲あんまりしっくりきてないような感じがします。

僕はこのアルバムの中ではこの曲がけっこう好きだったんですよ。ぜんぜんXTCっぽくないんですが、なんかチャイナ・クライシスとか、この頃のノリにあってる曲で、妙にニューエイジしてたっていうか、これだけぽつーんとあったというか。でも僕はこの曲を聞きながら、「XTCってこれから一体どうなっちゃうんだろうなー」とか、「ひょっとしたらもうこれが終わりかもしんないなー」なんて勝手に思ったこともある、ぐらいの曲なんですがね。でも今長いXTCの歴史から見るとこの曲ってまったく異色で浮いてますね。(笑) 何て言うんだろうなー、なんか浮遊感って言うんですか?フワ〜って浮いたような感じが好きで、この当時、このアルバムの中で僕はピックアップしてよく聴いた曲ですけどね。

♪XTC「Wonderland」

♪XTC「Love On A Farmboy’s Wages」 

うん、これもなかなか好きな曲だったですよね。’83年にリリースされています。シングルカットしました。

このあと残って補習をしていただきますのでよろしく。さて、明日はいよいよ3日目、「ビッグ、エクスプレス」、「スカイラーキング」、「オレンジズ&レモンズ」の3つのアルバムについて、集中講義をいたしたいと思いますので、よろしくね。


さて、XTC拾遺集、まずはXTCの、これはちょっと異色なんですが、映画で「タイムズ・スクエア」というのがあったんですよね。アメリカでのパンク・ムーブメントみたいなものを押さえていった、「パンクに燃える少女たち二人の友情物語」みたいなやつですけどね。この中にはプリテンダーズとかスージー・クアトロ、ロキシー・ミュージック、ゲイリー・ニューマン、トーキング・ヘッズ、ラモーンズ、ジョー・ジャクソンなどなど使われていましたが、その中になんと、XTCの、この曲が使われて、しかも、「タイムズ・スクエア」からシングルカットされて、ヒットしたか?してないみたいですね。(笑)映画は私見たよ。これ結構ダサくて、なんかも〜しょうがねーなー、みたいな映画でしたけどね。この中からシングルカットされた、これどこにも入ってないのかな?ひょっとして。レアやね〜。

♪XTC「Take This Town」

これは’80年のリリースですけどね。なんとなくこういうものまで聴いて、いやー、なんかいいなーなんて思えるようでは、もうほとんどXTC病ですね、私は。本当、こんな曲でもいいなーと思ってしまいますね。

さて、続いて今度は、アンディ・パートリッジのプロデュースしたグループの中から、これはもうおなじみ、ザ、ウドゥン・トップスですが、リリースされた時に、なんと、「ウッデン・トップス」ということで、日本でリリースされてる。そのまま読んだんですね。きっとこの人でしょう、「バート・バカラック」を「バート・バチャラッチ」と読んだ人は。「バート・バハラッハ」と読んだ人もいましたね。なかなか難しいですけど、「ウッデン」はないでしょう、ねえ。(笑)これは、ウドゥン・トップスのCD「ストレート、エイト・ブッシュ・ウェイカー」というのと「ジャイアント」というのが2枚組になってて「ストレート、エイト・ブッシュ・ウェイカー」の中に入っているんですがね、’85年の8月にシングルとしてリリースされているナンバーです。

♪ウドゥン・トップス「Move Me」

これはウドゥン・トップスのデビューシングルになった曲です。アンディ・パートリッジのプロデュースですが、リリースされた時にはメンバー側からの意向で「アニマル・ジーザス」という仮の名前になってましたけど、こんな名前付けて大丈夫なのかねえ?一応キリスト教の国でしょ? とんでもないことしてますけどね。ということでラフ・トレードの輝くべき第一弾、ウッデン・トップスですが、その後ウドゥン・トップスがブレイクする時のようなテンポの速い、彼ららしいサウンド、’90年代のエディ・コクランというか、このサウンドがすでにありますね。どこがアンディ・パートリッジのどの部分なのかはちょっとわかんないですけどね。そういわれて聴けば、なんか、ギターの感じがアンディ・パートリッジかなーみたいな感じもしないでもないですよね。

続いては、ウドゥン・トップスの3枚目のシングルナンバーですけど、これもまた、アンディ・パートリッジが手がけているんですが、この後、アンディ・パートリッジに代わって、プロデューサーに座るのは、なんとこれが、「スナミ・アランダ・ナガラ」というペンネームを使っていた、ジョン・レッキーですね。なんかこの辺が変ですよね。ジョン・レッキーとアンディ・パートリッジはその後一緒にデュークスを演ったりするということで、これもまたペンネームを使っているということは、なんとなくバンドのよさを生かそうというか、そういう人が後ろにいることをわからせないようにするという、最近よくありがちな日本のロックグループのデビューのさせ方に似ていますがね。ま、いいでしょう。ということで、ウドゥン・トップスの、アンディ、パートリッジプロデュース

♪ウドゥン・トップス「Well Well Well」

今度は、アンディ・パートリッジが、ミュージシャンとして参加しているアルバムから紹介したいと思いますけど、矢口博康のアルバム「ガストロノミック」、よく最近テレビなんかで使われてますけどね。1988年2月リリースですが、アフリカン・ギター&コーラスということで参加してます。いやー、でも不思議な縁ですよね。この「ガストロノミック」というのは、矢口君と、飯尾寿史さんがプロデュースしてて、飯尾君がミックスもやってるんですよ。飯尾君といえばコレクターズの一番新しいアルバムもやってますよね。このへんが、アンディ・パートリッジ、XTC、矢口、コレクターズという、妙な三角貿易が成り立つような気もしますけどね。「類は友を呼ぶ」って言いますからね。これもなんか不思議な縁ですけど。

♪矢口博康「カフ」

んー、あと20年くらいたつと矢口君も渡辺貞夫さんの領域に行くのかなー?そういう時代が来ると楽しいですがね。

ということでいや〜、実にXTC特集、すごいですよね。このXTC拾遺集が、なかなか横からしっかりのり付けしているという感じがあって、このように、非常に学術的でためになる、「ピュア・ミュージック」という言葉にふさわしい伊藤銀次の日、どうだ!初めて聴いた人もいるかもしれませんね。今日間違えて。

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