釈由美子 〜その弐〜
今日は釈つながりで。
釈迢空という人がいます。といってもこれはペンネームであって、本名は折口信夫。
明治時代の民俗学者です。民俗学者というと柳田国男を思い出す方も多いかもしれませんが、当時の民俗学は、柳田の「柳田民俗学」と折口の「折口民俗学」に二分されていたようです。ま、どっちもどっち。
ところで、作家としての折口は、俳句の「ホトトギス」派に相対する、短歌の「アララギ」派に属しておりました。主な著書としましては『海やまのあひだ』『古代感愛集』『倭をぐな』があります。
話がカタくなってしまった。恐るべし、「釈わーるど」。
気を取り直して、別の釈つながりで。
余裕綽綽
癪に障る
尺取虫
すべて違う字だった。
これもまた、恐るべし・・・。