コレクターズ

↑↓The Collectors↑↓
僕の好きな日本のバンドである。
何より彼らは、イカシタ演奏力を持ち(上手いってことね)POPで初期のThe Whoのような楽しさを持つバンドです。
何で僕はコレクターズが好きになったのでしょうか?
とある夏、彼らのライブに誘われたのである。それまで、本だけの情報でコレクターズがModsだということしか知らなかった。
兎に角、僕は彼らの演奏を聴き観て一種のショックを受けたのかもしれない。ステージに立ったのは紛れもなくModであった。
60年代、70年代ネオモッズ、ましてやThe Jamをリアルタイムで過ごしていない僕にとってはコレクターズは“今”のリアルなModsだった。

コレクターズは、加藤ひさし(ボーカル)古市コータロー(ギター)小里 誠(ベース)阿部 耕作の4人組です。曲はほとんど加藤さんが作っています。
最初はベースにチョーキーとしはる、ドラムにリンゴたまきが在籍してたんですが、色々な問題があったりして、レーベル移籍とともにメンバーチェンジ

コレクターズは、最初たまき氏と加藤氏のバンド、ザ・バイクが前身で、後からコータロー氏やチョーキー氏が加入。
ザ・バイクのころから加藤氏はソングライティングをしてたらしい。初期の曲の何曲か、バイク時代に書かれた曲もある。
84年バイクは、現ハイロウズのヒロトとかとライブをするようになり、東京Mods界で活躍するようになる。そのころのソノシート収録曲がモアコンプリートバイディスイヤーズに収録されてます。
コータロー、チョーキーがバイクのライブにくるようになる。その時コータロー、加藤両氏が出会いコレクターズ結成に繋がったのは言うまでもない。
85年にバイク解散、コレクターズ結成。インディーズで活躍、このころのライブはかなり激しい感じがします!!
インディーズでコンピを除く、一枚のアルバムを製作し、1stアルバム「僕はコレクター」をテイチクバイディスでメジャーデヴュー。
その後順調に2nd「虹色サーカス団」3rd「僕を苦悩させるさまざまな怪物たちのオペラ」そしてこのメンバー最後のアルバム「PICTURESQUE COLLECTORS' LAND」を製作。
どのアルバムも、POPでWhoやKinks、初期のPink Floydなどのロックの影響が強い。3枚目ではロックオペラにも挑戦している。
レーベルをコロンビアに移し現在も活動。
メンバーチェンジ後はMods一辺倒にならず、ロックし続けている。
そういえば「こちら葛飾区亀有公園前派出所」のアニメエンディングテーマソングに「いいことあるさ」が使われてた時も。
最新アルバムGLITTER TUNEでは、故ジョン・エントウイッスルに曲も書いている。Whoファンは聴くべしです。




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