軽音連大阪では、1998年以降、毎年１枚、オールオリジナル曲のオムニバスＣＤを製作・リリースしています。

　今回のライブは、以下の項目を目的として実施しました。

　　・軽音連大阪に加盟する各クラブの新入部員に対する歓迎ライブ

　　・軽音連大阪の存在意義の紹介

　　・楽譜のないオリジナル曲のカバーを通じての交流実践と演奏技量の向上

　参加したバンドは、真剣に軽音連オリジナルＣＤ収録曲のカバーに取り組んだバンドとカバーにトライしなかったバンドに大きく分かれますが、それぞれ新入生に対しての歓迎ライブという側面では大きな足跡を残したライブとなりました。

　個々のバンドへの寸評などはここでは割愛しますが、演奏したバンドは他校のバンドの演奏と比較することで自分たちの練習目標を新たに発見できたことと思います。今回の経験を生かしてより良いバンドとなるよう努力した下さい。

　イベントの最後に、毎回、多大な支援を頂いているビジュアルアーツ専門学校ミュージシャン学科講師陣によるスペシャルバンドの演奏がありました。また、終演後、このスペシャルバンドの生演奏によるチェイサーでの観客送り出しという新たな形式も披露いただきました。演奏やイベント進行などで学習の場となりました。

執筆　大阪市立都島工業高校　軽音楽部顧問　福島博行