すてきな白虎ちゃん

トラちゃんが来る前つかっていたJOODEEも別に使いにくいと思ったことはなかった。昔風のラージヘッドのストラトで、10年放置してもネックが反ることもなく、弦高は1.5ミリにしてあったし、ネックは細いし、弾きやすいギターだった。

私は友達のギターを貸してもらうことが多いが、それと比べて、Joodeeが使いにくいということもなかった。今考えると、単に、それらのギターが持ち主仕様になっていたからだとおもうけど。

トラちゃんは、最近のフェンダーの使い勝手の良さを集結させたような仕様で、

  • アームは差し込むだけ。ねじになっていないので、ネジがバカになることがない。
  • ローラーナットなので、アームを使いまくってもチューニングが狂わない。
  • ロックペグなので、弦交換が簡単。チューニングも狂いにくい。
  • ブリッジもカーブがついていてチューニングが狂いにくい。
  • リア以外はノイズレスピックアップ。
  • リアはハムになっていて、ハムの音も楽しめる。
  • ジャンボフレットで、チョーキングが楽。
  • 22フレット仕様。

とまあ、数えていたらきりがないほどの仕様である。

美観的には、うちのトラちゃんは、ホワイトブロンドなので、アッシュ(とねりこの木、この木の下を病気の子供が通ると病気が治るという言い伝えがある。)の木目が美しく、ホワイトタイガーの縞を彷彿させるような模様がうっすらと浮かんでいる。全体の形も細めにシェイプされていて美しい。

トラちゃんに慣れてしまうと、joodeeはフレットも細くて弾きにくいし、何よりアームプレイが制限される。21フレットしかないというのも弾けない曲が出てくる。ごめん、Joodee。ずっとお世話になったのにね。

このトラちゃんとマーシャルの組み合わせというのは、本当に相性がよくて、私は現在、これ以外は考えられないです。でも、おうちにマーシャルはおけないしなあ。スタジオでがんばるしかないか。。。

Joodeeちゃんのときは、エフェクターのことばかり考えていたのですが、トラちゃんはマーシャル直でオッケーです。フロントのTONEをしぼっておいて、手元スイッチでPUを切り替えると、全然違う音を楽しめます。さらに、マーシャルのフットスイッチでクリーンとウルトラゲインを切り替えるとさらに違う音で面白い。

最近は、ブラックモアズナイトのコピーバンドでボーカルを担当していて、時々、エレキギターを使う曲で、エレキギターを弾かせてもらっている。めちゃくちゃうまい二人のギタリストの前で素人の私がへらへら弾いている図も滑稽だが、ちょっとでも進歩すると、尊敬している二人のギタリストにほめられたりして、やっぱり、ギター練習しよう!!なんて、やる気まんまんになる。