-即興音楽LIVE二夜"春の怒濤"-
KOH-ICHI AKADA
LIVE
WORLD SERIES 2004

IN OKAYAMA CITY



空前バトル・オブ・オカヤマ火蓋は切られた・・
多国籍軍相手に赤田・河田かく戦えり!

赤田・河田duo演奏(エンディング部分)のmp3です

2004.4.23(FRI)
19:30 START
LIVE&BAR Desperado
086-225-5044
岡山市表町3-13-64 2F


3,000YEN(at door 3500YEN)
+1drink(500YEN)
赤田(SAX)河田(ディジュリドゥ)のデュオ→羽野(ドラム)バング(バイオリン)のデュオ→4人によるカルテットと、休憩を挟んで進行したライブはそれぞれの場面で充実した演奏を聴かせた。
技量や経験、国籍や世代、様々な壁を超えて心が結び合う瞬間が生まれる・・幸福な時間を共有できたと思えた。
赤田(SAX)河田(ディジュリドゥ)のデュオはライブ用のスタンドを持ち込んだ河田が中近東の旋律やアボリジニー音楽から生まれたリフを演奏。それに載って縦横に疾駆する赤田のSAXという構図で展開した。これにエピローグ曲の日本民謡が殴り込むのだからワールド・ミュージックと言う他は無い(?) 
羽野(ドラム)バング(バイオリン)のデュオは静かに始まり、熱狂的に盛り上がり、余韻を残して終わった。羽野の叩き出すドラムの音の束を縦横に縫って自在なノリ、絶妙なリズム感でまとめ上げるバングのヴァイオリンの音色。
互いのソロの交歓もあり、心地よい高揚感と興奮をもたらす至福のフリージャズだった。
休憩の後、4人の演奏が始まった。イントロダクションでは羽野はドラムを叩かず、ディジュリドゥを真似て音を出す。赤田もサックスのリード部分だけを使って応じた。探り合い、支え合い、会話する音たち・・ディジュとドラムだけの荒々しいパート、サックスとヴァイオリン(弦をつま弾いた)のリリカルなパート。様々な引用やメロディの自由な遊び、力を合わせて駆け上がるパート・・4人の紡ぎ出す音楽の世界のあちこちが宝石のように輝き、吹き付ける炎のように聴く者の血液を沸騰させた・・・・。
観客の拍手が、演奏を終えた4人の晴れやかな笑顔が、今しがた、そこに生み出された音楽の素晴らしさを物語っていた。
さあ、次は5.14だ!
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