まのぬけた月
まのぬけた月
2000.6.9 release

作詩 伊東友香
作曲 程塚繁樹
編曲 程塚繁樹

Soprano Sax 遠藤真理子
伊東友香さんと私(程塚繁樹)の記念すべき第1作目の作品です。伊東さんを初めて知ったのは、ある検索サイトでした。偶然に彼女のホームページのリンクをクリックして、彼女の詩や文章を読み非常に感銘を受けました。どんな人かよく分からないままに、メールを出していました。当時は、伊東さんのホームページも訪れる人は少なかったのが幸い(?)したのか、メールの返事を頂きました。それが、2000年の3月のことです。その後、お会いして話をしたり、曲を聴いてもらったりするうちに、「一緒にやりましょう」ということに、自然になった気がします。この「まのぬけた月」は、すでに伊東さんが、ホームページに発表していた詩でした。たしか、作曲家で友人の福井誠さんが、勧めてくれた記憶があります。その福井さんも、同時期に「眠り姫」という歌を作っています。(眠り姫は、曲先行でした)「まのぬけた月」は、2000年の5月20日に完成した記録があります。終結部に、幻想的なソプラノサックスのソロが入ります。ある意味、この曲のイメージを生み出しているソロですが、これは、現在は大阪方面で大活躍のサックス奏者でシンガーである遠藤真理子さんのイマジネーション溢れるソロです。伊東さんのボーカルも、すでにその個性、表現力は顕著です。この曲は、カシオで企画したMP3コンテストで優秀賞を得たり、ミュージックポッドというシステムで、MP3配信されたり、ラジオで取り上げたりなかなかのリアクションがあった作品でもあります。伊東さんもこの歌は、非常に気に入ってくれて、2001年より始めたライブでも、一番、多く歌っている作品のひとつになっています。幻想的な詩と音楽。伊東友香、のアーティストイメージを決定付けた作品と思っていますし、伊東さん自身「私の代表作とも言える」とライブで語っています。現在(2003.11)40曲を越える伊東友香作品の礎となった作品で、私にとっても思い出深い歌です。 程塚繁樹 記

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