『sleeping away from home』


雲の切れ端を指先で撫でながら飛んでいる
あの日から僕は

行く当ても無く飛び続けて日の暖かさだけに身を委ねる

季節は変わり 冷たい風が胸をえぐる ああ…

哀しみの羽根が早く癒えるように今はただ君を想うよ

雲の切れ間から覗く市街地がたくさんの想いを呼んでた

行く当ても無く飛び続けて茜に燃える夕日を睨んだ

季節は変わり 澄みきった空が僕を救う 空へ―
哀しみの羽根が早く癒えるように今はただ君を想うよ
そして晴れた空は果てなく続く明日だ
広がる空の海を突き抜けて