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　　　　　　　　　　　　　　　　　CONTINUES
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　　　　　　------ ⑦　開店2周年厚く御礼 ------

　今年誕生日がくれば還暦を迎えるが、私の人生何の計画性もなく思いつくまま流れのままに

やってきた。

それでもたいした失敗もなく、思いがけず嬉しいことも数々あり幸福であった。だから反省することもな

くこんな店をやってしまった。

　コーヒーの淹れ方も知らず、ジャズに特別詳しいわけでもなく、ミュージシャンの知り合いなどいない

のに、今から思うと無謀と言うほかない。

それでも沢山の素晴らしい人達とこの店で出会い、助けられ、何とか２周年を迎えられそうだ。

本当に感謝感激であります。

　ここにきてやっと店としての形ができ、落ち着いてきたように思える。コーヒーにしても味が一定し、

一時間半で６杯飲んだ人がいたのには驚いた。彼のことを内々では”六杯君”と呼んでいる。

また夜にホロ酔いで入ってきた３人組みが「ここはコーヒーが美味しいねん」と言って痛し痒しの事も

あった。

夜はコーヒーの値段を上げるとか出さないとかいう手もあるが、私の主義に反するのでやらない。

　私は生来の下戸であります。だからアルコール類のことは全くわからない。特にワインはいったい

どうなっているのだ。種類、銘柄が山ほどあり、値段に至っては本当にわけがわからない。

仕入れたワインが評判が良いから、同じものを注文するともう無かったりするから、また未知のワイン

を薦められるままに入れることになる。

それでもまあ、腹をこわすこともないだろうから、勝手に美味いの不味いのとやっていただこう　責任

はとらない！！

　LIVEはおかげで、ほとんどミュージシャンからのオファーをこなすのに精一杯で半年先までほぼ詰

まっているし、全国区のミュージシャンからのオファーがあったりして大変喜んでいる。

　また、この２周年LIVE（４月２８日）には、小曽根実氏に無理にお願いし、気持ちよくお引き受け

いただいたのは感激であります。

　ボロボロの体で無我夢中でやってきて、一応順調ではあるが、こんな時ほど気をつけねばならな

い。

この年であと何年やれるかわからないし、２０年も３０年もやってる店には太刀打ちできないことも

わかっている。それでも私なりに適当にわがままを言いながらやれる所まで頑張ろうと思っている。

この２年間ご支援下さったり、ご来店いただいた皆様に厚く御礼申し上げますと共にこれからも

よろしくお願い申し上げます。

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