ここでお断りをしなければいけなくなった。I 先生からの情報によると、調理器具に流れる電流が
かなり少ない電磁調理器が現れたということであります。だから全部の電磁調理器に私の説明が
あてはまるものではないかもしれない、ということをご承知おきください。(たぶん最近の商品です。)
これは気づいているメーカーがあるということだ。しかしその商品も流れる電流もゼロではないはずだ。
被害者がこれが原因とは気づかなかったり被害者の少ないことをいいことに、危険性を公表する
ことなく対処しようとしている。大問題だ!
被害が出ないから問題ないわけではない、私のようにひとつ間違えれば体に障害がでてしまうし
症状がでるまでに数ヶ月以上の時間差があるので気づいていない人もいるはずで。そういう状況に
公衆が置かれているということだ、電気に弱い人にもわかるように説明する。
小学校の時に豆電球と電池の実験をしたことを思い出してほしい。交流と直流の違いはあるが
わかりやすいのでこれで説明する。
豆電球をソケットにはめ、線が2本でているのを人体と思ってください。
一本の線が電池のプラス(調理器具)触れている状態に大半の人が置かれている。豆電球は
光らない(障害は起こらない)。ところが私のように何かの都合でもう一つの線がマイナス(アース)に
触れると電流が流れ豆電球は光る(障害が起きる)。
高圧電線にとまっている鳥が感電しないのは、足が2本とも電池のプラスについているからで、突然
変異で片足が異常に長い鳥が生まれて、片足を電線に片足を地上の水たまりにでも突っ込むと
たちまち焼き鳥が出来上がる。
一般のユーザーは高圧電線にとまった鳥で、私はこんがり焼けた焼き鳥、妻は生焼けの鳥と
いうわけだが、現実、絶縁されていない調理器具を使っている人々は電池に片方しか接触して
いない豆電球や高圧電線にとまった鳥よりも悪い状況にある。作動中の電磁調理器の近くに
いるだけで少量の電気が体を流れるし調理器具に触れると、1mAよりは少ないだろうが電流が
流れる。これは電磁調理器、調理器具、履物、床の状態によって大きく変わってくる。
人々をこんな状態に置いていいわけはない!
IH電磁調理器やオール電化にして以降に体調が
悪くなった人は疑ってみるべきだ。
現在使用中の人はせめて、取っ手に樹脂などの絶縁体のついた調理器具を使い、
金属製スプーンでかき混ぜないようにすべきだ。