JEFF BECK
独断と偏見の
Sessions


 

STANLEY CLARKE

1975リリース"JOURNEYTO LOVE"の"Hello Jeff" "Journey To Love"     
1978リリース”MODERN MAN”の"Rock and Roll Jelly"     
1979リリース"I WANNA PLAY FOR YOU"の"Jamaican Boy"

ベース界のレッツゴー三匹(長作)!異常に指が長い!
急逝(撲殺)したJACO PASTORIUS と対極にあるハイテクベーシストおっさんJACO の悲壮感に対し
お笑い系でのアプローチを図る。

先生と一緒に結構ツアーを廻ったりしたが先生リリースのオフィシャルでの音源はありません。
ブートではかなりの数が出回っていますので興味がある方はどうぞ。
ちなみに昔先生と一緒に日本に来た時のライブを見に行きましたが 先生霞んでました (涙)

 

COZY POWELL

1981リリース"TILT"の"Hot Rock" と "Cat Moves"

先生に拾われた異母兄弟のどら息子(本当良く似ている)。
先生の門下から"BEDLAM"経由で”RAINBOW"でしたかね? ヘビメタ系はよく知りません m(__)m
でも"BEDLAM"のLP持ってますよ。 マニア相手なら高く売れるな(爆)

初のソロアルバム"OVER THE TOP"に先生が参加する予定だったんですがレーベルの絡みで当時はお見送りとなり
後に"TILT"で、COZYのラブコールが実現しました。

尚 先生が参加予定だった"OVER THE TOP"の"Sweet Poison" "The Loner"
(共にMAX MIDDLETONが先生の為に創ったがお気に召さずにお蔵入りになった名曲)は代役の
DAVE CLEMPSON(元 HUMBLE PIE)が思わず拍手喝采! 先生クリソツの迷演やってます。
一聴の価値あり。

★初稿時は存命でした。ご冥福をお祈りします。

ROD STEWART

1984リリース"CAMOFLAGUE"の"Bad For You""Can WeStill Be Friends""Infatuation"

犬猿の仲と伝えられる割に、結構接触しているおふたり。
所謂 ”夫婦それは ばかしあう狐と狸”関係ですな。

ちなみに "PEOPLE GET READY" で共演した後 ROD の全米ツアーに 参加した先生は
3日で喧嘩リタイヤしましたとさ。

 

MICK JAGGER

1985リリース"SHE'S THE BOSS"
1987リリース”PRIMITIVE COOL"に参加。

"SHE'S THE BOSS"のタイトルチューンの人を食ったようなリフは、先生らしさが一杯で笑えます。

ミック・テーラーが抜けた後のストーンズ・オーディションに 故ロリー・ギャラガー先生等と共に参加した結果
過去の手下ロン・ウッドにその座をさらわれてしまった我らが先生。
それでも転石軍団とは仲が良くミック・ジャガーのソロには進んで参加しています。

先生がミックと一緒にストーンズナンバーを演奏している裏@ブツ持っていますが、(Mickのビデオプロモ用)
なかなかいい味出しています。

 

ROY BUCHANAN

一介のギター教室の先生から中年プロデビューした偉才。

先生は"Blow By Blow"の"Co's We Loved~"をブキャナン先生に捧げた訳ですが、
アンサーソングとして"A Street Called Straight"(廃盤?)収録"My Friend Jeff"なる曲を返してきました。
しかし両巨匠には失礼ですが、先生演じるブキャナンの真似・ブキャナン演じる先生の真似、
共になんか変で、学生のコピーバンドの方がはるかにマシな感じがする・・
思うに、ここら辺の域に達する方は人のモノマネはかなり辛いのではと。
でも、相手のプレイスタイルを自己の解釈で一つの曲に具現化するなんて行為は、メジャーなアーチスト同士では滅多に無く
タイプ的に良く似たお二人の孤高のギタリストが同類相憐れむって感じはとても素敵です。

ブキャナン先生入門者には"A Street Called Straight"「邦題:メシアが再び」 と"Live Stock"がお勧め。
与作みたいな風貌でしたが、私の知る限り『 ベスト テレキャス使い』

尚、 ブキャナン先生は何年か前に自殺しちゃいました(合掌)

 

JIMI HENDRIX

地味で変な奴だから渋谷陽一氏がジミヘンという名称を与えました(大嘘です)。

キングピンズでキングカーティスから振付け演奏を強いられヘコんじゃうなど、アメリカで試行錯誤を繰り返していた
ジミヘンをイギリスへ呼び寄せたのは、 元The Animals の某氏(失念!)ですが
ジミヘンの気持ちを直接揺さぶった誘い文句は 「イギリスに行けばベックとクラプトンに逢わせてやる」だったそうです。

文献によるとジミヘンとベックは相当数のスタジオギグを行ったみたいですが、 私が知る限り表でも裏でも
その時の音源は流通していないようです。
ジミヘンは当時の様々なジャンルのミュージシャンと精力的にセッションを 繰り広げていたらしく(Miles Davis も!)
風説によるとマル秘マスターテープが山のように某所に秘蔵されているそうです。
毎年のように新譜もリリースされていますし版権所有者からすると まさに【宝の山】でしょう。

昭和42年4月 ローリングストーン誌 ジミヘンインタビュー
「ベックはイギリスが生んだベストギタリストである」

ジミヘンに関しては、インターネット上に無数の専門サイトがありますので、興味がある人はそちらで勉強されたし。

 

STEVIE RAY VAUGHAN

テキサスが生んだ20世紀最後のスーパーギタリスト。

ベックフリークのレイヴォーンに請われて嫌々ジャムったうちの先生。
嬉々としたレイヴォーンに対し、
「ぼ、僕は君と違ってそんなにギターが好きぢゃないんだ」
自我が崩壊した先生は相当なショック状況だったと察せられます・・

その後はギターショップリリース後の全米ツアーでジョイントしたり、
ギグったり写真取ったり実の兄弟のような2人でした(短い期間だったけど)

お二人でのフィルムはかなり流通していますが、スタジオアウトテイクの音源は存在するのでしょうか?
ご存知だったら 誰か教えてください。

いずれにせよ残酷な運命の女神が、クラプトンとレイヴォーンの命を天秤にかけて、生き残った老人は周知の通りの大活躍。
冗談抜きで音楽界が受けた無形の経済損失は計り知れません。

ネット上で関連サイトが親の仇の様にありますので、関心ある方はサーフィンしてください。

 

BLOW UP

1967公開(邦題 欲望)

ヤードバーズとして劇中に出演。
”TRAIN KEPT A ROLLIN'"♪貴方と飲みたいレモンティ♪の演奏中、アンプの不調に腹を立てた先生は
ギター(テスコ社日本製)をぶっぶっ壊します。

ジミヘンより先生の方が早かったのよん←監督の演出だけど

TWINS

1988公開(邦題 ツインズ)

ご存知シュワちゃん主演のB級コメディ。
公開当時、予備知識無くこの映画を観た私は、スクリーンに現れた先生のお姿を見て思わずズッコケました。
撮影時より20年前に先生が銀幕デビューしたBLOW UPの中で演った”TRAIN KEPT A ROLLIN'"をまた演っています。
(シュワちゃん喧嘩のシーン)
それと喧嘩前後のシーンではあのニコレッタ・ラーソン(合掌)と一緒に "I'D DIE FOR THIS DANCE"を演っちゃいました。
先生 カントリーアルバムだけは出さないでね、 僕たち泣いちゃうよ。

★結果的に、その不安はクレージーレッグスのリリースで的中した・・・

 

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