Chick Corea
Jazzが好きと書いておきながら、Jazz Musicianのディスコが少ないではないかと思われるでしょう。やってみると判りますが、Jazz Musicianの場合は寡作ですし共演アルバムもありますから、Rock系の人の数倍の作品量になります。アルバムを探すだけで大変です。
彼は顔立ちと作品からスパニッシュの臭いがプンプンしますね。生まれはUSAのChelseaです。いつもステージの傍らには奥様がいるという愛妻家です。Officialサイトはこちらです。
TONES FOR JOAN'S BONES (66) 未聴
Vitousとのデュオによる作品のようです。'99に再発されているようです。
NOW HE SINGS, NOW HE SOBS (68) JP LP
Chick Corea(p) Miroslav Vitous(b) Roy Haynes(ds)
録音はいまいちという印象ですが、演奏の方は絶品です。CDには沢山のBonus Trackが収録されています。'02発売のCDでは、24bit Remasterされています。
WATER BABIES/Miles Davis (67-68) PDLS CD
NefertitiとKILIMANJAROのセッションの未発表曲集です。彼は後者のセッションに参加しています。彼自身はそれほど前面には出ていません。
FILLES DE KILIMANJARO/Miles Davis (69 キリマンジャロの娘) 未聴
IN A SILENT WAY/Miles Davis (69) JP LP,Complete CD BOX
タイトル曲はJoeの曲で、牧歌的な曲ですがそれ以外の曲はRockのリズムが全面的に取り入れられた曲になっています。ChickよりもJoeの存在感のあるアルバム。
Complete BOXではこのころのセッションが全て収められています。Zawinulは最後に参加するようになっています。このアルバム以外に、Filles de Kilimanjaro,Water Babies,Directionsに収録された曲も入っています。'74年の衝撃のMilesへのインタビューで初めてその存在が明らかにされた、Keyboard3台(Hancock,Corea,Zawinul)を導入したセッションはここに収められています。
IS (69) US CD(Complete)
Chick Corea(p) Woody Shaw(tp) Hubert Laws(fl/piccolo) Bennie Maupin(ts) Dave Holland(b) Jack DeJohnette ,Horace Arnold(ds)
日本編集のBest盤に1曲収められていて、その曲が気に入っています。03にComplete版(2CD)も発売されています。
BITCHES BREW/Miles Davis (69) JP LP(SQ),US Complete CD
問題作として物議を醸したアルバムです。私自身も今でも完全に理解したとは言いがたいのですが、少しは理解できたと思っています。Chickの存在感は大きくありません。
Complete版では、Big Fun,Circle in The round,Livr/Evilに収録された曲も収録されています。
SUPER NOVA/Wayne Shorter (69) Cas
EARLY DAYS (70) 未聴
SUNDANCE (70) 未聴
LIVE EVIL/Miles Davis (70) PDLS CD?
Miles Davis/Live at Filmore East (3/7/70) US CD
Wayne Shorter(sax) Dave Holland(b) Jack DeJohnnette(ds) Airto Moreira(per)
発売は01年です。メンバーもすごいですけど、演奏もすごい!!電化MilesのLiveの中でもかなり良い出来ではないかと思います。Masteringもかなりがんばっています。
THE SONG OF SINGING (70)
Chick Corea(p) Dave Holland(b) Barry Altschul(ds)
Nefertitiは絶品です。このアルバムもほしいと思っています。
CIRCULUS/Circle (70) 未聴
Chick Corea(p) Anthony Braxton(as) Dave Holland(b) Barry Altschul(ds)
結果的には失敗であったと自らも認めているCircleの1作目。Freeです。
Black Beauty/Miles Davis (70) PDLS CD
あまり聴いていないので後ほどコメントいたします。
CIRCLE II GATHERING (70) 未聴
THE SUN (70) JP LP
一言で言うとFreeという印象の作品ですがなかなか気に入っています。この頃のChickの作品はあまり知られていませんが、彼の意欲を非常に感じる作品です。
A.R.C. (71) JP
ECMでの1stです。メンバーは、Song of Singingと同じです。Nefertiti以外の曲はメンバーのオリジナルあるいはFreeでの演奏です。より奔放な演奏という印象です。にもかかわらず、各メンバーとの対話は綿密なのではないでしょうか。
CIRCLE PARIS CONCERT/Circle (71) 未聴
PIANO IMPROVISATIONS, VOL. I & II (71) Cas
ピアノソロとなるとどうしてもJarrettと聴き比べてしまいます。正直に言うと少し辛かったです。
RETURN TO FOREVER/RtF (72)Ger CD
Chick Corea(key) Joe Farrell(leads) Stanley Clarke(b) Airto Moreira(per) Flora Purim(per,vo)
RtFはECMからデビューしています。RtFの最高傑作はこれだと断言しておきます。ジャケットはカモメのジャケットでおなじみです。
Free/Airto Moreira (72) JP CD
RtFのPer担当のSoloです。ブラジル出身の彼ですが、このアルバムではその面影をしのぶことはできません。まさしくRtFなのです。日本盤は2Kに24bitRMでようやく発売されました。USではBonus付きCDがRM発売されているようです。
Children of Forever/Stanley Clarke (72) JP LP
彼が最大限の協力を惜しまずに完成させたStanley Clarkeの本当の意味での1st Soloです。しかし日本ではChick Coreaの名前が必要と考えたのか彼の名義で発売されました。正直言って辛いです。ここではStanはAcoustic Bassを弾いています。初期のRtFとイメージが少しだぶります。
STAN GETZ QUARTER AT MONTREUX (72) 未聴
LIGHT AS A FEATHER/RtF (72)US CD
彼にとっての最大のヒット曲'Spain'が収められています。RtFもこの頃までは良かったです。メンバーはRtFと同じです。
LIGHT AS A FEATHER -Complete-/RtF (98)US CD
96KHz24bitでRemasterされた2CD版です。Disk1はオリジナルのRemasterで、Disk2は全て未発表Trackで構成されています。このアルバムには不朽の名作'Spain'が収められています。Reamsterの効果は十分認められます。Spainは何度も聴いた曲ですが、新たな発見がありました。エレピのノイズは相変わらずですが。注目のDisk2は演奏の前後に会話が入っていたりして、当時の様子がよくわかります。最後に'What Game Shall We Today?'が4Take入っています。アレンジを変えて新たな録音にトライしたのかもしれませんが、うまくいかなかったようです。Funkyなアレンジを目指したようですが。Coreaはかなりいろいろと指示を出していますね。特にVocalには厳しいようです。
CRYSTAL SILENCE (72) JP
Chick Corea(p) Gary Burton(vib)
このデュオもなかなか気持ちよく聴けます。最近再びアルバムを出しています。
HYMN OF THE SEVENTH GALAXY/RtF (第七銀河の気鋭 73)
昔、友人からLPを借りて聴きましたが、あまり好きにはなれませんでした。これ以降のRtFには'?'がつきます。
LAND OF THE MIDNIGHT/Al Di Meola (76) US LP
Chick Coreaの印象はあまりありません。->Jaco
THE LEPRECHAUN (77) 未聴
ROMANTIC WARRIOR/RtF (77 浪漫の騎士)
昔に友人から借りて聴きましたが、ここまでくると真剣に聴く気がしません。個人技はなかなかですが、どうもまとまりにかけるのではないでしょうか。PDLS&紙ジャケでRemasterされています。SACDも発売されています。
MY SPANISH HEART (78) US CD
スペインの海賊の船長(?)のような出で立ちのジャケットが印象的です。Love Castleは名曲ですね。'00にはDigi-Pack仕様のRemaster盤が発売されています。
MUSIC MAGIC (78) 未聴
THE COMPLETE CONCERT LIVE/RtF (78)
LPでは3枚組でした。後期のRtFなのであまり積極的に聴こうという気がしません。
Anthology/RtF (96) US CD
未発表曲追加の編集ものです。2CDには未発表のLive音源が4曲収められています。Gaddの参加やSpainのLive音源など貴重な音源です。
FRIENDS (78) JP
Joe Farrell (reeds,fl) Eddie Gomez(b) Steve Gadd(ds)
かわいらしいカエルのジャケットです。ジャケット通りのほんわかした演奏が中心です。サンバ系の曲ではリズムセクションが本領を発揮します。リズムセクションは強力ですね。聴いてすぐに判ります。JoeのリードはRtFを彷彿とさせます。Bassは圧電式を使っているのかアップライトのような音がしています。聴きやすい音楽だと思います。
AN EVENING WITH HERBIE HANCOCK & CHICK COREA IN CONCERT/V.A. (78) JP
'78年2月のUS西海岸でのDuo Liveです。CDでも2CDになっています。Remaster盤も発売されています。録音場所はそれぞれ違うようで、Best Takeが収録されているとのことです。
COREHANCOCK/wt.Herbie Hancock(p) (78)
SECRET AGENT (78) 未聴
DUET/with Gary Burton(vib) (78)
DELPHI I,II,III (78) 未聴
ピアノソロです。タイトルは今となっては別のものを想像してしまいます。つい最近、LPを見かけたのですが躊躇してしまいました。
IN CONCERT, ZURICH/wtGary Burton(vib) (79) JP
デュオでのLiveです。ECMからの発売です。ECMらしい気持ちの良い演奏が聴けます。ややヒスノイズが多いですが、Liveの雰囲気は良く捉えていると思います。こういったコンサートなら女性と行きたいですね。
Tap Step (80) JP
珍しくサンバで始まるこのアルバムは、特定のコンボで演奏されていません。全ての曲が身近な人や故人に捧げられています。彼がこれから進むべき道を模索している頃の作品かもしれません。ライナーによりますと、大きく方向性が変わる前には必ずピアノソロの作品があるとか。
MIRROR, MIRROR/Joe Henderson (80) 未聴
Live At Montreux Jazz Festival (81) JP
Chick Corea(p) Joe Henderson(ts) Gary Peacock(b) Roy Haynes(ds)
発売は1994年です。1981年のモントルーでのLiveです。オリジナルが中心で新しい方向性を模索しています。ライナーによりますと当時のGary Peacockはほとんど注目されていなかったそうですね。音質はあまり良いとは感じませんでした。
TRIO MUSIC (81) Cas
Chick Corea(p) Miroslav Vitous(b) Roy Hayes(ds)
2LPで、LP1が即興演奏、LP2がStandardといった構成です。これよりは、後に発売されるLiveの方がお勧めです。
TOUCHSTONE (82) US LP
Fusion系のSoundです。BGMっぽいという感じでしょうか。人畜無害ですが、感動もありません。
AGAIN AND AGAIN (82) 未聴
THE GRIFFITH PARK COLLECTION 2 - IN CONCERT/V.A. (82) 未聴
MYSTIC BRIDGE/Bennie Wallace(ts) (82) 未聴
BILLS EVANS A TRIBUTE/V.A. (82) 未聴
ON TWO PIANOS/with Nicolas Economou(p) (82) 未聴
ピアノデュオです。
THE MEETING/wt.Friedrich Gulda(p) (82) 未聴
ピアノデュオです。
LYRIC SUITE FOR SEXTET (82) 未聴
AMBER SKIES (83) 未聴
CHILDREN'S SONGS (83)
小曲が集まって組曲になっている構成です。時々Liveでも演奏しています。
CHICK COREA ELEKTRIC BAND/Live from Elatrio's (86) JP CD
Dave Weckl(ds) John Patitucci (b)
彼らの最初のGigです。まだ完成度はそれ程ではありませんが、将来の発展を感じさせます。音質はいまいちですが貴重なLiveです。
CHICK COREA ELEKTRIC BAND/CCEB (86) JP CD
Dave Weckl(ds) John Patitucci (b)
衝撃的なデビューでありました。結成されてすぐに(86.1)トリオで来日していますが、実際に観たのは夏の'Live Under The Sky '86'でした。とにかくバックの二人にはぶっ飛びました。こんなにすごい人が若手でいるとは。CCEBの最高傑作です。LPも発売されましたが、収録曲がかなり少なく、お勧めしません。
PHANTOM NAVIGATOR/Wayne Shorter (87) JP CD
1曲だけの参加です。
LIGHT YEARS/CCEB (87) JP CD
Eric Marienthal(as) Frank Gambale(elg)
2作目ですでに'おや?'と思ったアルバムです。タイトル曲はかっこ良くて好きなのですが、それ以外は普通のFusionといった感じで、聴く気が起きません。
GRP SUPER LIVE IN CONCERT/CCEB (87) JP CD
Live in Japanの2CDで、Disk2がCCEBのみの演奏です。収録日には会場にいました。やはり強烈な演奏でした。
JOHN PATITUCCI/John Patitucci (87) JP CD
CCEBのBassistのSolo1作目です。最初に彼のPlayを聴いたときには本当にぶっ飛びました。
EYE OF THE BEHOLDER/CCEB (88) JP CD
これは一度聴いたきりだと思います。がっかりしてそのままです。後期のRtFを連想させる音だったと思います。
CREACTION (88) JP CD
CHICK COREA AKOUSTIC BAND/CCAB (89) US CD
Dave Weckl(ds) John Patitucci (b)
ピアノトリオでスタンダードやオリジナルを演奏しています。非常に強力なトリオです。アルバムのハイライトは最後の'Spain'でしょう。この曲はCorea自身はあまり演奏していませんね。オリジナルとはかなり変わっています。尚、CDではJP盤のみTakeの異なるVer.が収録されています。お勧め盤です。
ALIVE/CCAB (89) JP CD
CCABのLive盤で、Videoも発売されています。La FestaがJP CDのみ追加されていますが映像付きの方が良いでしょう。ここでも素晴らしい演奏が聴けます。
INSIDE OUT/CCEB (90) JP CD
...うー、ノーコメント。Videoも発売されています。Videoもノーコメント...
PLAY/wt.Bobby McFerrin(vo.) (90) Cas
BENEATH THE MASK/CCEB (91)
結局買いませんでした。
PAINT THE WORLD/CCEB2 (93) JP CD
Eric Marienthal(sax) Mike Miller(g) Jimmy Earl(b) Gary Novak(ds)
メンバーを入れ替えて再出発を試みましたがうまくいきませんでした。結局、CCEBも1stが最高傑作でした。
EXPRESSIONS (94) US CD
久々のソロピアノです。Standardが中心です。定位はピアノの中に頭をつっこんでいる様な定位です。(On過ぎる)
Akoustic Band Summer Night Live (94) ? CD
Dave Weckl(ds) John Patitucci (b)
いつのまにか出ていました。録音は87年10月です。10月なのにSummer Liveとは。場所はBelgradeとなっています。比較的初期のLiveということになります。Standardに加えてChickのオリジナルも演奏されています。演奏は十分満足できる内容です。音質はややナローレンジの印象があります。
TIME WARP/CC Quartet (95) JP CD
Bob Berg(s) John Patitucci(b) Gary Novak(ds)
彼の野心作とのふれこみでしたが、あまり成功しているとは思えません。CCABをもっと続けてほしかったのですが。
MUSIC FOREVER & BEYOND/as Anthology (96) US CD
CD Boxで彼の歴史を振り返ります。レーベルを越えて各時代のアルバムから選曲されていますが、ECMでの作品は含まれていません。中には1946年の少年時代の録音もあります。Disc 5は新録音になっています。
THE MOZART SESSIONS (96) 未聴
Bobby McFerrin(cond.,vo) The Saint Paul Chamber Orchestra
Akoustic Band Live at Bluenote Tokyo (96) 未聴
いつのまにか出ていました。録音は1992年頃ではないかと思います。
REMEMBERING BUD POWELL (96) US CD
Roy Haynes(ds) Kenny Garrett(sax) Christian McBride(b) Joshua Redman(sax) Wallace Roney(tp)
タイトル通り、Bud PowellへのTributeといって良いアルバムです。オーソドックスな演奏という印象です。音質も良好で、非常に惹きつけられます。新しいことはやっていないけど、聴いていて気持ちの良いアルバムです。SACDも発売されています。
Return to the Seventh Galaxy/RtF (97) US CD
Return to ForeverのAnthology的な作品。未発表のLive音源が貴重です。Steve Gadのドラムも聴けます。Liveの'Spain'は珍しい音源です。全体的には、中後期の録音が主でいまいちです。
Chick Corea Quartet (98) 未聴
Roy Haynes(ds) Kenny Garrett(sax) Christian McBride(b) Joshua Redman(sax) Wallace Roney(tp)
Chick Corea Origin (98) JP CD
Bob Sheppard(Leads),Adam Cruz(Ds),Avishai Cohen(B)
デビュー作がBluenoteでのLiveです。'98末にはBOX仕様でも発売されます。Bassistとの出会いで、彼をフューチャーした作品を録音したいということでできました。聴いた印象では、Bassはそれほどすごいとは感じませんでした。作品は非常にテンションの高い演奏で、ぐいぐいと引き込まれてしまいます。久々(?)の名演奏は間違いありません。それから特筆すべき優秀録音でもあります。
Gary Burton wt. Chick Corea/Like Minds (98) US SACD
Roy Haynes(ds) Pat Metheny(g) Dave Holland(b)
録音は1997年の12月です。メンバーは非常に強力で、Garyの夢が叶ったメンツではないでしょうか。SACDも発売されています。
Chick Corea & Origin A Week at The Bluenote (99)
Bob Sheppard(Leads),Adam Cruz(Ds),Avishai Cohen(B)
BluenoteでのLiveの6CDBOXです。先のOriginの収録曲とは全て別Takeであるそうです。。
Change (99) US CD
Origin初のスタジオ録音となります。意外と古いスタイルから入っています。後半はFreeぽい演奏も聴かせてくれて彼の幅広い音楽性を感じることが出来ます。それでも前作の緊張感のある演奏の方が私には好みです。録音場所が彼の自宅のLivingだというのには驚かされます。fレンジは低域があまり伸びていないのが気になる程度です。
Corea.Concerto (99) 10/26 on Sale
寡作ですね。これはOriginでの新譜で、オーケストラとの共演という意欲作です。Spainとピアノ協奏曲の2曲だけです。
Solo Piano -Standard- (2K) 6/16 on Sale
ソロピアノの作品が2作品発売されます。こちらはスタンダード集となっています。
Solo Piano -Original- (2K) 6/16 on Sale
こちらはソロピアノのオリジナル曲集となっています。新曲というよりは、彼のお馴染みの曲が並んでいます。
Past Present & Future, (4/10/01) US CD
Adam Cruz(Ds),Avishai Cohen(B)
最Originのリズムセクションを擁したトリオの演奏を聴くことができます。予想通りの演奏です。彼らしい新しいJazzの演奏が堪能できます。でも、あまりに予想通りなのでびっくりというか拍子抜けというか...。
rarum3 (02) US CD
ECM時代のAlbumから選曲されたRemasterのBest盤です。Remasterされています。選曲はBestを外して佳曲を拾っていくというスタンスのようです。その意味ではBest盤とは言えないでしょう。
Rendezvous in New York (4/22/03) US SACD
デビュー40周年のお祝いコンサートです。2CDですが、SACDとのHybrid仕様です。豪華ゲストも魅力です。内容はダイジェストになっていて、Videoや各セッションの単独発売も予定されているようです。RtFやCCEBのような電気楽器主体のBandは企画されていません。Jazzを堪能できる内容です。音質は良い方でしょう。SACDにはMulti CHも収録されています。ライナーは自らメンバー紹介なども書いています。豪華BOX仕様のDVDが発売され、そちらでほぼ全容が判ります。
To The Stars (8/24/04) US CD
新作はOriginal MemberでのElektric Bandです。EB初期の演奏を期待しましたが、残念ながら後期の演奏の延長線上にあります。やや難解な印象です。音質は良好です。紙ジャケになっています。CDは直に収納するようになっているので傷が付かないか心配です。
The Ultimate Adventure (2006) US CD
豪華Guest陣を配して新しいJazzを模索している作品だと感じます。
Crystal Silence -The ECM Recordings 1972-79- (9/7/09)
ECM時代、Gary BurtonとのDuo録音のBox Setです。ちょっと高価ですが持っていたいですね。
Forever (9/7/09) US CD
Chick Corea(key) Stanley Clarke(b) Lenny White(Ds) Guests:Bill Connors(g) Jean Luc Ponty(vl) Chaka Khan(v)
Return to Forever復活のきっかけともなったのか、。CD1はTrioでのLive演奏、CD2は2009年のPowerStationでのStudio録音で、Guestはこちらで登場します。CD1は、前半がAcoustic楽器によるStandard曲、後半はRtFの曲が中心となります。CD2は電気楽器が中心で、RtFの曲が中心です。
Corea: Continents Concert for Jazz Quintet & Chambr (2/7/12) US CD
オリジナルのClassic作品の2枚組です。Deutsche Grammophonからの発売となっています。
[Video]
Acoustic Concert/Chick Corea Band (82) Beta
Stanley Clark(b), Joe Henderson(sax), Lenny White(ds) Live at Country Club
L's Bop / Why Wait / 500 Miles High / Gurnica
LDからダビングしたものを持っています。LAでのLiveです。60分ほどの収録時間なので抜粋かもしれませんし、Nacy Wilsonが加わるのが2部とするとその1部なのかもしれません。演奏は絶品です。StanはAcousticでもすごいです。DVDも発売されています。しかし、下のNancy Wilsonの2部とはバラで発売されているようです。一緒にしてほしいですね。
Nancy Wilson with Chick Corea Band (82) Beta
上のバンドにNancy Wilsonが加わってVocal中心の演奏が行われます。上記と同じ日のセッションです。StanとNancyのデュオでの'Yesterday'はGoodです。現在でも入手可能かどうかは不明です。
Keith Jarrett & Chick Corea Play Mozart (85) S-VHS
新日フィルとの共演でMozartのピアノ協奏曲を演奏しています。最初はKeithだけ、次はChickだけ、最後に2台のピアノのための〜で一緒に弾いています。Classicに関してはKeithの方が腕は上だと思いました。
Live Under The Sky '86 (86) BETA
Elektric BandとHancockとのデュオの各1曲が放送されました。どちらも素晴らしい演奏です。TVではやたらとヒノテルのしゃべりが長かったのが残念です。Song List
Chick Corea Elektric Band (87) LD
スペインでのLiveです。約1時間の演奏で、1stからの曲が中心で、演奏は圧巻です。1曲だけVideo Clipがあります。途中で挿入されるダンシングチームが何とも邪魔です。問題はそれだけ。画質はいまいちです。CCEBの最高のパフォーマンスの一つです。
Inside outside/Chick Corea Elektric Band (88) LD
同タイトルのCDから4曲。Video Clip集です。買うんじゃなかった...。
Alive/Chick Corea Akoustic Band (89) LD
CDで発売されたものと同一内容です。同じなら映像もある方が良いですね。演奏も音質もすばらしい。このバンドは長くやってほしいと思っているのですが。
Chick Corea New Akoustic Band/Live at BlueNote (92) VHS
WOW WOWから録画してもらいました。ドラムがVinnie Colaiuraに交代しています。それでも演奏の質は全く落ちていません。BlueNoteは日本です。Song List
Time Warp/Chick Corea Elektric Band (95?) 未視聴
同タイトルのアルバムの映像化でしょう。購入予定はありません。
Chick Corea/Rainbow Island Hawaii (??) 未視聴
BGMに彼の作品が使われています。ピアノソロであるようです。
Chick Corea Origin/at 題名の無い音楽会 (98) VHS
同番組に出演した時のもので、番組の時間自体が短いので演奏は短めですが、彼らのすごさの一端は知ることが出来ます。
Rendezvous in New York (2/6/04) DVD
JP先行発売のLPサイズの9Disc Boxです。Hi-Visionでの撮影で、音声は48K/16bit/2chの他DolbyとDTSは4chで収録されています。Audioに関しては、3種類も収録されているせいか、イマイチの印象ですが、4ch仕様はChick自身の希望だそうです。1枚毎に異なるセッションが収録されています。こちらを観るとCD(SACD)の方はほんのサワリしか収録されていないことが判ります。Setによっては60分程度とやや短い印象はあります。画質は非常に良好です。
Different Kind of Blue/Miles Davis (11/27/04) DVD
ワイト島のFes.に参加した時の映像です。本編以外にもInterviewで参加しています。当時はFender Rhodes(Electric Piano)は珍しかったらしく、最初は違和感を感じたようです。でも、演奏するうちに気に入ったそうです。メンバーは皆緊張していたそうですね。(当然だ)
Interaction wt.Gary Burton (97) US DVD
Region Allでした。完全Duoでの演奏です。97年EUでのLiveと書かれていますが、(C)は93になっています。(不可解)特に派手な仕掛けも無く淡々と進みます。でも、この方が絶対に良いです。二人のPlayに完全に集中できますから。さすがにすごい二人です。お忙しい二人ですからなかなか一緒に演奏できないでしょうけど、継続して作品は出してほしいですね。画質・音質共良好です。
Chick Corea & Herbie Hancock/Live at Budoukan (2/15/78) cas
FMからのエアチェック音源です。Officialのものとは少し違うかもしれません。(未確認)
Chick Corea Elektric Band/Live (86) cas
結成直後の演奏のようです。もしかしたら最初(1月)の来日の時のものかもしれません。Song List
Chick Corea Elektric Band/Live Under The Sky '86 (7/86) cas
このときは会場にいましたが、驚異的なステージでした。(g)だけがアルバムのメンバーとは異なります。CCEBの1stを聴いたとき以上の衝撃でした。
Chick Corea Akoustic Band/Live in Japan (6/17/89) CDR
Akoustic Bandの演奏は安心して聴いていられます。ここでもかなり質の高い演奏が聴けます。選曲も良いですね。Song List
Chick Corea Origin/Live at 505 Studio (6/98) MD
Tradeで入手した音源です。NHK FMのセッション'98に出演したときのものです。やはり期待通りの演奏を聴かせてくれます。惜しいのはマルチパスによる歪が気になること。Song List
Chick Corea/Live (?) Ger CD
Bootlegです。何も記述がないので、音で判断するしかありません。Liveで、VibeとHorn Sectionが参加しています。演奏・音質共に良好ですが、時々リングモジュレータのようなノイズが入ります。Chickもこの演奏ではかなり声を出しています。会場はかなり盛り上がっています。