毎晩気がつくと時計の針は真夜中の４時を回っている。旅に出るといつもこれだ。羽を伸ばしすぎというかここまで体力があるんだと驚き。「旅に出て自分再発見！」どこかのコピーみたいだな。

　今日こそ風呂に入らねばも〜限界だ。クニハルがなんとも素晴らしいゴージャスな船岡温泉という名の銭湯に連れて行ってくれた。入口は旅館風で中は道後温泉みたいな趣・・・って道後温泉には行ったことはないが。女風呂と男風呂の間の欄間が凄い。第２次世界大戦当時に作られたのか鉄砲をかまえる兵隊、空飛ぶ戦闘機、騎馬兵やら戦意を煽る欄間なのだ。こんなに時代を彫り込んだ勇ましい欄間は初めて見た。どんな気持ちで職人さんは細工したのだろうか？欄間も凄いが天井も凄いことになっていた。一見の価値有りです。ここは是非世界遺産に登録すべし。風呂の中も湯船が盛りだくさんで満足度１２０％です。３日ぶりの風呂に浸かりながら泉のライヴに東京から追っかけて来ていたこうじ君の山登りの話しを聞いた。冬山はやはり気持ちが良いらしい。彼は沖縄出身なのだが山がないので沖縄には帰られないと笑っていた。

　今夜でライヴも終わりだ。会場は京都のお洒落な北山にあるお洒落なレストラン「zapp dish」。何から何までクニハルが段取りしてくれて本当に感謝です。お店のオーナーの山本浩二さん真理さんご夫妻にも感謝・感謝です。京都北山の一等地のレストランで無名のシンガーの為に店をお休みしてくれていました。
　ライヴハウスではないので音響機材の搬入から始まった。お手伝いして下さる方もいて手作りのコンサートだ。皆さんに頭の下がる思いで一杯です。本番前に美味しいZAPP DISH特製手作りお弁当を頂いた。美味いこと美味いこと全部平らげてしまった（笑）

　泉と恒ちゃんに今夜はクニハルがパーカッションで参加。ジャージィーな音楽が店の雰囲気にマッチしている。お客さんも静かに聴いてくれているようだ。

　続いて僕の出番。お客さんも３０名近く入っていて。静かに聴いてくれている。ほとんどがクニハルの知り合いの方で良い雰囲気の人達だ。僕が奄美大島からやって来るというのでわざわざ大島紬を着て来られたご婦人がいました。も〜なんとも有難い話ではないですか！奄美大島の観光大使状態で寒い京都に南の島の柔らかい風を届けられたんじゃないだろうか♪アンコールを頂いて無事に終了。

　今回、京都では植田國治氏には本当にお世話になりました。昔もそうだったけど今回もありがとう！貴方は素晴らしい兄貴です。たくさんの方々に支えられた感謝感激の京都でした。
また、行きますからよろしく〜♪