1.「Train and The River」Jimmy Giuffre Three
クラリネット、サックス奏者ジミー・ジェフリーは常に実験的なジャズを演奏してきた プレイヤーで、今回はボブ・ブルックマイヤーのバルブ・トロンボーンとジム・ホールの ギターという変わった編成のトリオ演奏です。残念ながら演奏中の映像は出てきません。
2.「Blue Monk」Thelonious Monk Trio
久しぶりにあの個性的なモンクのピアノを聴きましょう。こういう顔の人なんです。
3.「Sweet Georgia Brown」「Tea For Two」Anita O'Day
白人女性ボーカルの最も有名な人といえば、この人、アニタ・オデイでしょう。 若くて油ののりきった時期の映像です。
4.「As Catch Can」Gerry Mulligan Quartet
バリトン・サックスのジェリー・マリガンのカルテット。小編成のコンボでバリトン・サックスを ソロ楽器として使う人は最近あまりいないのが残念です。独特の音色が素敵でしょう? アート・ファーマーのトランペットもみごとです。
5.「Sweet Little Sixteen」Chuck Berry
ジャズではないが、当時誕生したばかりのロックンロールを一曲聴いてみましょう。 以後のロック音楽の基礎を作りあげた一人、チャック・ベリーの歌とギターでロックンロール・ クラシック(こんな言葉あるかな?)「スウィート・リトル・シックスティーン」。この曲は 私、大好きでねえ・・。ビートルズもやってるし、ビーチボーイズは「サーフィンUSA」という 替え歌をヒットさせてます。バックはドラムのジョー・ジョーンズをはじめ有名なジャズ・ミュージシャン です。
6. 「Blue Sands」Chico Hamilton Quintet
チェロを加えた珍しい編成のチコ・ハミルトン(ds)のコンボです。フルートを吹いているのは 無名時代のエリック・ドルフィーです。
7. 「Lazy River」「Tigar Rag」「Rock'in Chair」「When The Saints Go Marttin'in」Louis Armstrong
最後はルイ・アームストロングの大デキシー大会です。トランペットに歌に大活躍の「サッチモ」おじさん を聴いて下さい。トロンボーンと歌の名手ジャック・ティーガーデンとのデュエットもあります。
(男子B)
2.タイコの音が古めかしくておもしろい。トリオの演奏は緊張感があって大好き。3.祭囃子みたいな
リズムの中を浮遊しているようなボーカルが心地よい。Tea for Twoは派手なタイコが気持ちよくて
ボーカルのフレーズを楽器が追いかけるところもおもしろい。5.サーフィンUSAかと思った。
このクラブの雰囲気(暗くて静かにジャズに耳を傾けている)はかつてのジャズ喫茶に通じるものでは
ないですか?今度ジャズ喫茶の話を聞かせて下さい。
(男子C)
1.とてもよかった。ジミー・ジェフリーの曲をもっとやってほしい。3.アニタ・オデイの歌い方は
ねばっこくてあまりよくない。6.風変わりでよかった。7.ルイ・アームストロングは申し分なくよかった。
(女子D)
1.汽車がシュッシュッ走っている感じがすごくでていてよかった。2.モンクのピアノだけど、あの石を
ボンボンかちあわせているような荒々しさはあまり感じられなかった。3.すごくしゃれた感じで、歌いながら
ジャズを楽しんでるなあと思える感じだった。4.カルテットだけどオーケストラのような迫力もあり、
やわらかさもあってとてもよかった。5.今のロックとだいぶ違う感じ。バックのせいかジャズっぽさが
強いように思えた。6.ものすごい迫力を感じた。なんか怖いなとも思えたけどすごかった。7.Tigar Rag
はトラというより闘牛を思わせた。どれも映画に出てくるような曲で、ボーカルのデュエットがすごくよかった。
(女子E) 2.Blue Monk 可愛らしい音楽。メロディーが全体を通して同じような気がした。観客の映像を見ると その時代が解る。3.Tea for Two とっても速いテンポ。よくまわりの人と違うメロディーを歌えるな と思った。音感がすごいな。とってもいい曲。最後の応答し合うところなんかおもしろい。 4.As Catch Can トランペットがよかった。7.最後のWhen the Saints Go Martin'In 。ドラムも トランペットもすごい勢いですばらしい。