1. 「浮気はやめた Ain't Misbehavin'」"Town Hall Concert"Louis Armstrong All Stars 1947
1920年代にルイ・アームストロングが始めた音楽「ジャズ」は、現代では20世紀を代表する芸術として認められているが、 アームストロング本人は生涯「芸人」として一貫して人々を楽しませることに専念しました。このレコードは1947年のコンサートの ライブ盤です。
2. 「A列車で行こう Take The "A" Train」"The Popular Ellington" 1966
一学期に何度か「クラブのはじまりの音楽」としてかけた曲です。エリントンは「オーケストラが私の楽器だ」 といっているほど、メンバー一人一人を念頭に置いた精緻で細密な作曲が特徴で、20世紀最大の作曲家の一人にあげられるほどです。 ピアニストとしても独特のスタイルを持っている人で、この曲のピアノ・ソロによるながいイントロがじつに良いでしょう?
3. 「アイ・ゴット・イット・バッド I Got It Bad」"The Popular Ellington" 1966
エリントンのオーケストラはエリントンの作曲とアレンジと共に、「エリントニアン」と呼ばれた素晴らしいソリストたちの即興演奏が 大きな魅力です。私の一番好きなソリストはこの曲で活躍するアルト・サックスのジョニー・ホッジスです。艶やかな音色、絶妙な節回し、 どうですか?
4. 「フレックル・フェイス Freckle Face」 "Basie In Europe" 1970
ベイシーも、エリントンと並び称されるビッグバンドの名リーダーです。40年代ではエリントンと対照的に、割とおおざっぱなアレンジで ギターのフレディ・グリーンを中心とする強力なリズム・セクションにのって魅力的なソリストが次々とソロを聞かせるのが特徴でしたが、 60年代からは数々の優秀なアレンジャーによる作・編曲もので素晴らしい演奏を残しています。今日はヨーロッパでのライブです。
5. 「エアージン Airegin」 "The Incredible Jazz Guitar Of Wes Montgomery" 1960
今度はコンボ演奏でジャズ・ギターを聴きましょう。ウエス・モンゴメリーのギターの音色、独特なあたたかい感じがしませんか? 彼は親指の腹だけで弦をつま弾いています。テーマの後、初め単音でアドリブがはじまり彼独特の「オクターブ奏法」になります。
6. 「淋しい女 Lonely Woman」"The Shape Of Jazz To Come" Ornette Coleman 1959
最後はフリー・ジャズの最も初期の演奏です。アルト・サックスのオーネット・コールマンはそれまでになかった、自由なやり方で 自分の内部から湧いてくる「歌」をサックスで表現しました。人の肉声のようなサックスの音色、しかしつい聞き込んでしまう魅力的で 即興的なメロディーが私は好きです。
(男子B)1.僕はルイ・アームストロングが大好きなので、もっといろいろな曲が聞きたいです。
2.はピアノがとてもよかった。
(男子C)1.はノリがあってよかった。2.はピアノとトランペットがよかった。
3.は大人っぽい感じでよかった。4.最初がかっこよかった。5.すごくリズムがよかった。6.トランペットとサックスがよかった。
(女子D)1.今まで聴いたものと雰囲気が違うので変な感じがした。私はあまりこういうのは
好きではないがトランペットのソロは気に入った。2.映画に出てくる曲みたいで聞いたことがあるような気がする
楽しそうな曲だった。3.夜を思わせる曲調で、きれいな曲だった。サックスが雰囲気を盛り上げていてよかった。もう一度聴いてみたい。
4.また違った雰囲気で、明るい感じもするし夜を感じさせる気もする。ベースが夜で、ピアノがちょっと明るい感じでいいなあと思った。
5.ギターがすごく気持ちのいいリズムで、ピアノも気持ちよくって、聴いていて楽しい。こういうギターを中心にしたジャズもいっぱい聴きたい。
6.はじまってすぐ思ったのだけれど怖かった。なんか恐怖映画っていうか、おばけが出てきそうな曲でびっくりした。
「Lonely Woman」というくらいだから、もっとアダルトな感じかなあと思っていたけれど違った。サックスはよかった。